どうして金が急騰したのか?
経済についての解説です。 19日の朝例のごとくCNBCを見ていましたが、金が一時60ドルも急騰していました。何が原因なのか? それを知りたかった私は、Googleしました。こういうときにGoogleは役に立ちます。その答えが下です。
ドル建て金現物価格は18日ニューヨーク午後、883ドル台から947ドル台まで一気に急騰した。米FRBによる長期国債買い入れ発表をきっかけに米国債相場が急反発(利回りは急低下)、株価も反発するなか、ドルが全面的に急落し、金はわずか1時間で50ドルも急騰するなど、市場は大きく混乱した。19日午前8時現在939.3ドル。昨日東京午後5時30分に比べ29.2ドル高。ドル円は2.48円高の96.20円。東京金先物価格は15円高の2913円前後の計算。 昨日の東京市場では915ドル前後からジリジリと下落。相変わらずアジア市場の弱さが目立つ中、終盤には910ドル割れ。欧州に移ると小じっかりなったが、ニューヨークでは先物市場の立会い開始とともに急落。株安・ドル安の中でも手仕舞い売りが止まらず、中盤には883.75ドルの約1カ月半ぶり安値。だが、ニューヨークの立会い取引が終った直後のニューヨーク午後2時過ぎ、FRBはFOMC声明を発表。向こう6カ月間で最大3000億ドルの長期国債買い取りとモーゲージ債の買い取り拡大を表明すると、債券や株、為替、そして金市場も流れが一変。ドルが対ユーロで1.31ドルから1.35ドル台、対円で98円台から95円台に急落するなか、金は一気に950ドル目前まで噴き上げた。 こうした金価格の急騰について、市場では過剰反応で行き過ぎとの声も。だが、株価や債券などドル資産のリスクのみならず、基軸通貨たるドルが数時間で3%も変動してしまうこと自体、現在の世界の投資家とマネーが抱えるリスクの大きさを物語る。 金価格の上昇を受けて、主要金鉱株価も上昇。昨日、ジョン・ポールソン氏率いる有力ヘッジファンド、ポールソン・アンド・カンパニーが、アングロアメリカン社の保有する残り11.3%の株式を購入した大手金鉱山アングロアメリカン・アシャンティ株は、37.79ドルに約9%も上昇。金鉱山株に対するこうした動きの本質は、単に地上の金や金鉱山株の値上がりを期待したものではなく、むしろその「地下に眠る金」への投資と見るべき。 先物市場にリードされる日々の動きは不安定にも見えるが、多様化・複雑化する「リスク」を逃れる資金が最も古典的な資産である金に向かうという大きな流れは、今後しばらく強まりこそすれ、後退する可能性は低い。まずは950ドル台を回復し、段階的に1000ドル、1100ドルとレンジを切り上げていく公算が大きい。東京市場の金先物価格も当面は円高に圧迫されながらも、3000円台、3200円台と上昇する可能性あり。日本以外の世界各国内の金価格が既に1980年の高値を超えている今、日本の金価格だけは当時の高値の半値にも満たない。
これプラスやはり、不安材料が多いことから安全確実な金に向かっているという説もありました。今後、原油と金は上がっていくそうです。 この予測はいかなるものか?
ドル建て金現物価格は18日ニューヨーク午後、883ドル台から947ドル台まで一気に急騰した。米FRBによる長期国債買い入れ発表をきっかけに米国債相場が急反発(利回りは急低下)、株価も反発するなか、ドルが全面的に急落し、金はわずか1時間で50ドルも急騰するなど、市場は大きく混乱した。19日午前8時現在939.3ドル。昨日東京午後5時30分に比べ29.2ドル高。ドル円は2.48円高の96.20円。東京金先物価格は15円高の2913円前後の計算。 昨日の東京市場では915ドル前後からジリジリと下落。相変わらずアジア市場の弱さが目立つ中、終盤には910ドル割れ。欧州に移ると小じっかりなったが、ニューヨークでは先物市場の立会い開始とともに急落。株安・ドル安の中でも手仕舞い売りが止まらず、中盤には883.75ドルの約1カ月半ぶり安値。だが、ニューヨークの立会い取引が終った直後のニューヨーク午後2時過ぎ、FRBはFOMC声明を発表。向こう6カ月間で最大3000億ドルの長期国債買い取りとモーゲージ債の買い取り拡大を表明すると、債券や株、為替、そして金市場も流れが一変。ドルが対ユーロで1.31ドルから1.35ドル台、対円で98円台から95円台に急落するなか、金は一気に950ドル目前まで噴き上げた。 こうした金価格の急騰について、市場では過剰反応で行き過ぎとの声も。だが、株価や債券などドル資産のリスクのみならず、基軸通貨たるドルが数時間で3%も変動してしまうこと自体、現在の世界の投資家とマネーが抱えるリスクの大きさを物語る。 金価格の上昇を受けて、主要金鉱株価も上昇。昨日、ジョン・ポールソン氏率いる有力ヘッジファンド、ポールソン・アンド・カンパニーが、アングロアメリカン社の保有する残り11.3%の株式を購入した大手金鉱山アングロアメリカン・アシャンティ株は、37.79ドルに約9%も上昇。金鉱山株に対するこうした動きの本質は、単に地上の金や金鉱山株の値上がりを期待したものではなく、むしろその「地下に眠る金」への投資と見るべき。 先物市場にリードされる日々の動きは不安定にも見えるが、多様化・複雑化する「リスク」を逃れる資金が最も古典的な資産である金に向かうという大きな流れは、今後しばらく強まりこそすれ、後退する可能性は低い。まずは950ドル台を回復し、段階的に1000ドル、1100ドルとレンジを切り上げていく公算が大きい。東京市場の金先物価格も当面は円高に圧迫されながらも、3000円台、3200円台と上昇する可能性あり。日本以外の世界各国内の金価格が既に1980年の高値を超えている今、日本の金価格だけは当時の高値の半値にも満たない。
これプラスやはり、不安材料が多いことから安全確実な金に向かっているという説もありました。今後、原油と金は上がっていくそうです。 この予測はいかなるものか?
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