西は暑い、東は大雨 ７月１３日（火）

 Trece de Julio(Martes)

「１００年に一度の大雨」、こんな言葉を最近よく聞きますが、今回はアメリカでした。フィラデルフィアでは１００年に１度の大雨が降っています。当然ながら道路は冠水。一方、西は７つの州（１０という説もあり）で山火事、これはもう毎年のことですが、私がアメリカに来た１９９５年ごろにはそんなに話題にはなっていませんでした。やはり、温暖化で頻繁に火事が起こるようになったのだと思います。主な原因は、発火です。雷があると普通は雨が降りますが、西部は乾燥していて、雨が降らない。それが乾燥した森に落ちるとそのまま発火して火事になる仕組みです。したがって、手がつけられないでしょう。すでに人間の技術を超えていてこの火事を消すことは困難極まりない。写真のように飛行機で消火しても効果なしでしょうね。ちなみに焼失面積は昨年の３倍だそうです。

ガソリンよさらば！　これは車だけではありません。バイクもそのうちそうなる。そして芝刈り機もそうです。こんな電動芝刈り機がじわじわと普及しています。我が家では、もう３年前からホンダからGreen Worksというコードの電動芝刈り機に切り替えています。芝の面積が少ないのでコードで十分です。もう本当にエンジンメーカーにとっては「過去最大の危機」になるでしょう。

　

　これも先週から話題になっています。キューバの暴動。パンデミックで薬がないとか、まあ国民はたいてい抗議活動に出るのです。出ないのは日本だけ？　緊急事態宣言が４回も出て飽き飽きしていないのかい？　西村がバカな発言しても辞任の抗議活動して国会前とか、自民党本部前に押しかけないのかい？　骨抜きされた日本人は、いつまでも「お上」の言うことを聞くのでしょう。コロナで死ぬ、それは病気で死ぬのではなく、事業ができなくなり借金で首が回らなくなり死ぬ、そんな時期に差し掛かっていると思います。だから今回は政府や都のいうことを聞かない店が多いようです。それが正解では？　政府は国民の暮らしを守れないのだから。

全英オープンが木曜日から始まります。優勝のオッズは１位がジョン・ラム。２位デシャンボー、３位ジョンソン、４位マッキロイ、５位シャフリー、６位ケプカ、７位トーマス、８位スピース、９位ウーシューゼン、１０位ローリーです。

こんなことが起きるのですね。ブリティッシュコロンビア州では、干潮の時に岩にむき出しになった貝類が煮えてしまうそうです。気温が５０度近くになると、岩も暑いし、そうなるようです。

これも時代の流れ、最後のアヴェンダドールだそうです。２０１１年からランボルギーニを引っ張ってきたV12気筒の車はこのモデルで終了です。

次回からはプラグインハイブリッドになります。アトランタでも結構見る車です。

FDAが警告を出しています。１００人以下の精神障害が起きているようです。これはジョンソンのワクチンの話です。

まあ、１千万以上打って１００人という数字はなんでもないですよ。言い方は悪いが見切り発車のワクチンです。誰かに異常があっても、この範囲なら許容範囲でしょう、アメリカでは。

しかしこれが日本で起きると大問題になりそうです。

　国税庁の７人の職員が飲食してコロナ感染しました。官房長官は「誠に遺憾」とコメント。この誠に遺憾、よく使われますよね。中国問題もそう、誠に遺憾。本当は「真事にいかん！」と怒りを加えるべきなのでは？　遺憾を調べると「残念に思う」という意味だそうで、釈明をしたり抗議をするときに使われるようになったそうです。そんなんじゃー、いかんよ。こういう事件をやはりＳＮＳで情報集めるとかして実名を公表し、つるし上げにするべきですね。「国民舐めたらあかん、いかんよ」の意味も含めて。なんでも酒を出す店の営業の自粛要請に財務省も加わっていたらしいですからね、その下の国税庁も仲間ですよ。そんな奴らにガツンとやるのが筋でしょう、違いますか？　マスコミもそうです、実名公表して、世間の恥さらしにするべきです。Googleしましたが、出てないですね、さらに４人がPCR検査を待っているそうです。内部告発させなさい、コネはないのか？　私ならそこまでやってこういう連中をいじめますけどね。

　

　今日はI-285の内側では午後４時台に４０％が最高です。ディナー営業には問題ありません。

　昨日は朝一で、ガス炊飯器のコネクション探し、1軒目は品切れ、それでBrookhavenにあるGeneral Hardwareに行き、ここでもパーツなし。おやじに持っていったパーツを外してくれないかといえば、やってくれました。それをつなげようと思い店に入りましたが、もう１つのパーツを外さないとコネクトできないことを悟り、ランチのごはんは深鍋３つで炊きました。ランチの後でまたGeneral Hardwareに戻り、おやじに「このパーツをまた外してくれ」と願いして、他につパーツを買い、それを車の中で持っていった炊飯器の部分と合わせてOKなことを確認して店に戻り、夜のごはんは新しい炊飯器で炊けたということです。やれば何でもできる。その店は、おやじが「お金いらない」とパーツ外しを無料でやってくれた。レジにいたおかみさんに「5ドルほどつけて」と言ったのですが、「それはうちのサービスだから、何か買ってくれればいい」と受け取りませんでした。南部の優しさ、アメリカの普通の人はみなこんな感じですよ。困ったときに助けられるとほんとに感謝ですね。

　夜はいつもの通り混んで、ワインも売れて順調な月曜日でした。日本人の州外からのお客さんが来ていてNCからですが。抹茶の輸入販売をしています。オーガニックの抹茶ですが、話が面白いのでいろいろ聞いていました。抹茶といえばやはり宇治だそうです。2位が西尾です、これは知らない人が多いのでは？　西尾は愛知県の知多半島の東になります。かつてはここのお茶が宇治に運ばれて最終工程を行い、「宇治茶」として出ていたそうですが、原産地法により、それができなくなり、西尾ブランドが上がってきたそうです。そして３位が鹿児島、なんでも金になればやる？鹿児島。というか工業がないので、農産物で’頑張るしかないのでしょう。品質はばらつくそうですが、色の良い抹茶があるそうです。もちろん、中国産もあるそうです。いろいろ勉強させていただき、帰宅時間が１０時半を回ってしまいました。

　煎茶としては静岡が一番のようですけどね。ちなみに抹茶は摘みとりの２０日前に黒い布で葉を覆うのだそうです。これによりカテキンは減るが、緑の色素が強くなるのだそうです。西尾のお茶の大半は抹茶に使われます。何事も勉強、こんな知識でもいつかは役に立つことがあるでしょう。福岡の八女も良いお茶を作っていますよ。生産量は全国６位で３％のシェアです。日本のお茶知名度ランキングもあり、１位静岡茶、２位宇治茶、３位八女茶だそうです。