品切れ続出で大変だ 7月15日(木)
Quince de Julio (Jueves)
メニューの入れ替えが多いですね。その理由はワインの在庫切れです。今回はソービニヨンブランとピノグリジオが変わります。原因はコロナで思うように入ってこないからです。特に欧州とかNZのワインは入荷がひどい。カリフォルニアでさえ、2か月待つこともあります。昨年1年の景気停滞から、今年は一気に回復してきたので、需要と供給のバランスが崩れています。昨年は需要はないのに供給がある。それでワインの値段が下がった、ワイナリーも卸も輸入元も在庫抱えてどうしょうもないから、それをお金に換えるために、値下げして売ったわけです。その恩恵を私は受けて儲けたわけですが、今度は在庫減ったのに、需要が上がってきて、間に合わなくなっている。それは半導体も同じで、昨年は車の売り上げがドーンと下がったのが2四半期分ですか、それでジャストインタイムなので、「半導体はいらない」と言われ、それが急に回復して今度は「持ってきて」ですよ。半導体を作るのに立ち上げから3か月かかるらしいですね、そのズレを今背負っているわけです。
昨日は業者の店に行くと、ディナーフォーク、いつものデザインがない、オイスターフォークとサラダフォークはあるんですが。それで訊くと「オーダーしても入ってこない」と言われました。業務用の冷蔵庫なんかもそうで、米国製なんですが、パーツは中国製で、それが入ってこないから思うような数が作れないから不足しているそうです。まあ、これはすべての商品に言えることだと思いますよ。これは専門家によっては年内では終わらないというのです。来年の末まで引きずっていく可能性もあると。そしてデルタ株が増えていることもあって、冬にコロナが戻ってきてまた「店は閉鎖」とか、最悪の事態になれば、また需要が停滞して、供給過剰になる、同じことを繰り返す可能性もあるわけです。
ワインに関していえば、天候異変が続いていて、CA,OR、WAの山火事が影響を与えることは必至で、年々、ワインの生産量は減っていくと思いますね。ZDというワイナリーが今年の生産量は昨年の半分になると言っていて、値上げに踏み切っています。同じことが起きると思います。今は安いが、そのうち上がってくるでしょう。
一歩間違えれば、霊柩車ですが、KIAが出すカーニバルという名の高級リムジンです。トヨタなどはアルファードなどでリムジン系を日本で販売していますが、アメリカではまだ販売されていません。こうして韓国勢がじわじわシェアを取っていくのか、なかなか良いデザインに仕上がっています。中身は知りませんが。
こんな内装です。まさにリムジン。
アルファードもきっとこんなのではないかと。
レクサスでこれを出さないといけない。しかし、アメリカは自分で運転する文化ですからね。アーサー・フランクでさえ自分でベンツを運転するのですよ。
JJとニュートロジーナが日焼け止めの一部をリコールしています。発がん物質が入っているそうです。Carcinogen、これが発がん物質の英語です。こんな英語、使わないですよ。
高級リタイヤ場所のパームビーチは、過去1年で一戸建ての家の価格が39%も上がり、平均の住宅価格が$11.7Mという桁違いになっています。それももうマンハッタン並みだそうです。今は家の販売数が25しかない。在庫不足なのだそうです。そういえば先週のお客さんもアトランタで1つの家に対して18のオファーがあって、困っていると言っていました。アトランタも在庫が足りない。しかし、こんな海沿いを買っても10年後の保証はないでしょう。海面上昇して高波が入ってくる可能性は大です。
昨日のインドネシア、コロナ新規感染が5万6700人で過去最多。人口比率でいえばインドをすでに大きく離しています。中東も増えているらしい、南米も増えているらしい。韓国も増えているらしい。ちなみに東京は1308人と急に増加しています。これ、五輪に対する国民というか都民の無言の抗議ではないか? 当てつけ? 「こんな時期に五輪しやがってよ、ざけんな」で若者がどんどんコロナになった?
実際の気温はこの予報とは違い、雨が降ると気温は70度の後半にまで下がります。昨夕は大変良い気温でした。
三菱電機、100周年記念も35年の不正隠匿で自粛モードになっているそうです。昨日、この会社に勤める友達とラインしたのですが、かなり世間の風は冷たいようですね。関係者によれば、不正をするためにソフトウェアも作ったいたそうです。それでも三菱は三菱、外さないし外れないでしょう。そこが日本の構造、東芝もそうです。名門と呼ばれる企業は生き残る。財閥系は特に強い、政財界に根を下ろしていますから、少し枝が腐ろうがびくともしない。それゆえにそのおごりで不正が起きるのではないかと思うのですけどね。三菱自動車もそうでした。大きな組織ほど、隠匿がある。見通しと風通しが実に悪い。
朝一で従業員からラインでお願いごと。何かと思えば、Duluthの友達のタウンハウスに住んでいますが、これをその友達が売るので、出ていかないといけない。それで、その家を買うのに、金融機関に出す手紙を書いてくれという。その家を買うためにローンを組むのですが、果たしてローンが下りるかどうかですね。確か20万ドル以下で買ったはずですが、今では27万ドルになっています。家族4人なのでアパートに住めば2千ドル近い家賃になりますから、その家を買うのが一番早いのです。頭金20%をかき集めるとして問題はローンが下りるかどうかです。これもコロナのせい? 住宅価格が上がり、2つ以上家を持ってたので1つ売って儲けるという作戦ですかね。私は基本的に売らないですよ。売ればその値段ではもう買えないですからね。余程のことがあれば別ですが、そのまま維持していきます、老後に家賃が毎月入るというのは、安定した生活を保障してくれます。資産を持つって気持ちの良いものですしね。
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