もう無茶苦茶やね 7月19日(月)
Diecinueve de Julio (Lunes)
まあ、朝のニュースを欠かさず見てからこれを書くのですが、もう世の中おかしくなっていますね。1)コロナが米国の全州で過去3週間で3倍に増加。2)欧州ドイツの大洪水、死者の数は増えるばかり。3)米国西部の山火事、もう収拾がつかない。4)DCでは野球場の外で銃撃、犯人が中に入り試合中断。5)中国がロシアに続けでサイバー攻撃を、大企業、役所、病院などが標的。6)東京五輪、選手が続々コロナ陽性で試合になるのか? とまあ、盛沢山の無茶苦茶です。またネットのニュースではインドの北部でも大洪水が発生しているようです。
店もなかなか、忙しい面白い週末でした。金曜日の予約が異常に多く、混むと思いきや、やはり混み、おまけに持ち帰りも盛沢山で、7時から8時までを持ち帰り停止して対応、それでもフードの待ち時間が20分から30分になり、クレーム寸前。そして追加のごはんも炊いて対応しようと思いましたが、作り手の限界を感じて、8時過ぎから予約以外は入れない方針に転換。まあ2組か3組を断ったのです、それで何とか調整して終わりました。お客さん津波というかお客さん洪水が押し寄せたわけです。これはコントロールするしかないわけで、何かを止める。そして売り上げは追わない。健全な仕事をすること。日本でも饅頭屋とか「1日1千個しか売らない」そういう店がありますが、そちらを選択するのです。でないと体が壊れる、従業員が耐えきれないわけです。そこまでの危機を金曜日は感じていましたね。そして迎えた土曜日、翌日は予約の数が金曜日の半分、そしてガラガラに近い感じで、売り上げも金曜日の半分しかない。8時にサーバーを1人帰し、8時半にもう1人帰し、それでも対応できましたね。まさに水商売ですよ。あんな暇な土曜日は久しぶりでした。友達の店は反対で、金曜日が暇で、土曜日が混んだと言っていましたから、なかなか読めないビジネスです。
GA出身のココ、コロナ陽性で五輪に参加できないみたいです。
松山も場合によっては、参加できないですよ、コロナが治ったかどうか不明。
マーケットも大きく動いていますよ。円が109円台に上げています。ゴールドは下げても1800ドルを維持。原油価格が70ドルを下回り69ドル台になっています。株はアジア下げ、欧州下げ、まもなく開くNYもダウで370ポイント下げています。その要因はコロナの増加で、それによって影響を受けるであろう航空産業とかが下げています。仮想通貨も下げていてビットコインで$31000台、イーサリアムで$1800台です。
中国製のEV、XPengのセダン、$25000です。まだ米国での発売予定はなく、中国でテスラのモデルYよりも安い設定になっていますが。
太陽光パネルと同じようにEVも数を売って利益を稼ぐ時代になるのでは?そうなると日本企業に勝ち目はない。
五輪開催まであと4日、世界のコロナ感染数に異変です、1位はインドネシア、2位が英国、3位ブラジルとなっています。サッカーの欧州選手権の影響です。死者は1位ブラジル、2位インドネシア、3位ロシアです。英国はジョンソンの計算というか、ワクチン接種が進んでいて重症化しないこと、死者が前のように増えないことを見通していて?経済をこのまま停滞させるとあらゆる産業に大きな影響が出ることから解除をしたわけで、これを私は評価するのです。一方、日本は何でもかんでも「飲食業が諸悪の原因」にされ、感染防止で酒の提供禁止とか、愚かさを上回る措置を敷かれ、日本の飲食業は倒産の洪水、借金で首が回らない、従業員解雇でこれまた悲惨、そんな危機的な状況を超えようとしています。実は今のコロナの感染は1位)家庭内、2位)職場なのです。飲み食いでの感染は6%でしかないんですね。ここでまだ政府の言うことを聞くのか? それに反対して店を開ける人の方が正解なのです。尾身はクビ、菅もクビ、小池もクビですよ。黒岩まで「神奈川県版緊急事態宣言」とか言い出して酒の提供禁止に暴走しました。これもバカ。横並びの発想しかないんかい。頭使えよ。耐えるのは限界です、これじゃ太平洋戦争末期と何も変わらない。
豊田章夫君は出ないそうです、開会式。そしてトヨタは五輪関連のCMも流さないようです。
ゼネコンから住宅メーカーへ。大成の副会長だった村田誉之という人が大和ハウス工業の副社長になるそうです。この人すでに67歳ですよ。まあ、良く働くこと。ゼネコン、他の業界よりも役員年齢が実に高い。例えばホンダなら50代の社長がありますが、ゼネコンは一部を除いて60台の後半にならないとそういう役が回ってこない。体質が古いんでしょうね、きっと。
今週のアトランタ、前半はお湿り、後半は乾いてくるそうです。来週以降は雨も少ないそうです。南の高気圧がメキシコ湾あたりから張り出してくるので、その影響で気温も90度に近づくようです。本格的な夏ですかね。まあ、今のところ、昨年比では平均気温が10度近く低い感じなので、心地よい。昨日のゴルフもスタート時で73度、終わりでも80度でした。曇りで雨が少し、良い感じでした、スコアは良い感じではなかったけど。
昨夕は従業員が掛け持ちで働いている店に行きました。日本食ですが、感染予防で仕切られた店です。食べ物は普通でしたが、良く混んでいました。110ドル使い100ドルのチップを置いてきました。よく働く子なので、多めのチップ。そして米人が挨拶しにきて、どこかで見たことあると思っていましたが、かつて行っていた銀行の窓口にいた人でした。店の近くに住んでいてたまに来るそうです。家族8人くらいで食事していました。そこにもデザートを2つ送ってくれと、依頼しておきました。なんの利害関係もありませんがね、こういうサプライズは人を幸せにするものです。
人材あっての組織です。土曜日はキッチンの連中が店のビールをどんどん飲むわけです。忙しい時は1杯目が無料。2杯目から1ドルです。それでも飲み足りない連中で裏で話をしていたので缶ビールを提供。こういうもの奴らは喜ぶわけです。給料も他よりも多めに払い、至れり尽くせり、これが良いチームワークを生み出す。だからうちの従業員は辞めないですよ。キッチンの1人は「アミーゴ大谷」で、平日はバスボーイをやり、週末は寿司を作ります。これが上手く機能しているので、忙しい週末でも店が回るわけです。フロントは、3人いる学生のバイトがそろそろ終わりですが、1人は月に1度でも入れるというので、シフトに残します。時給20ドルですから、良いお小遣いになるわけです。
まあ、こうしたことができるのも、店の借金が終わり、売り上げも順調に推移しているからです。決して全員が100点を取れる人材ではありませんが、80点を取る人が多い。あとはカバーをしていけば90点以上にはなるだろうし、今の場所での地位は確定していて、これを維持していくなら、売り上げは安定していくでしょう。コロナが増えるのも全く気にしないですよ。パティオのキャノピーは置いたまま、このまま冬まで行くでしょうね。今年の初めの状況なら、「ワクチン接種が進んでいくと感染が大きく下がり、大家がパティオのキャノピーを外せ」と命令してくると想定していましたが、どうもコロナは終わりそうにないので、このまま室内+屋外の二刀流を維持することで売り上げが安定するでしょう。仮に最悪の事態になっても、持ち帰り+ワインや酒の小売りで売り上げは下がらないと想定しています。今は夏場で赤ワインの売り上げが激減していますが、また秋冬には戻ってくるのは確実です。そして卸での値下げ価格はまだ続いています。コロナの影響が完全に消えるのは1年後か2年後でしょう。そこまで読んで、ビジネスをしていけば間違いがないのでは?
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