五輪さまざま

 Treinte de Julio (Viernes)

 毎日、Yahooニュースを読んでいますが、「Behind The Scene」を感じますね。1)体操で金メダルを取ったリーさんは、ラオシャンだったということ、それもモン族という少数民族の出で、その一族はミネアポリスに集中して住んでいる。確かお母さんが再婚で2歳の時だった。それで名前も変わった。これは人種差別を避ける意味もあったとか。お金がないので2X4の木をお父さんが買い、裏庭に置いてそれで体操の練習をしたことも今朝知りました。2)卓球で金メダルの水谷には、嫌がらせや脅迫も来るそうです。それは彼がラケットの不正に対して戦っているからで、なんでもラケットの表面に反撥を良くする塗料を塗るのだそうで、違反なのに多くの選手が行っている。まあ、精神力の強い水谷はそれを気にしていない。3)桃田はなぜ負けたのか? 1年五輪が遅れたことでマスコミに出過ぎ? まあ、彼自身はマイナーなバトミントンをメジャーにしたかったらしい。それで高級時計とか派手な生活をしていたとか。まあ賭博で謹慎したことも過去にあり、今回の五輪はチャンスだったが、マレーシアでの事故の影響、コロナで実践の練習がなかったことが重なっての敗退だと。

 五輪で金メダル、そして真逆の敗退の裏には、多くのドラマがあり、その人の人生がある、それを改めて知らされました。私自身もユーチューブで桃田のビデオを見ていましたし、彼が子供の時にしていた練習法とか見てすごいと思ったものです。ゴルフ男子も松山が霞が関CCで良い位置につけています。暫定1位のシャフリーもコーチの父親が五輪に出れなかったという過去を背負っての出場のようです。ここにもまたドラマがある。


現在、アメリカでは連邦政府の職員、そして州や郡でも働く公務員全員へワクチン接種を求めています。さらに職場でのマスク着用も義務になっています。

昨日、ある日系企業の人と話をしましたが、やはり職場でマスク着用になっているそうです。私も再び、マスク復活になりそうです。他の従業員は全員付けていますからね。


熱波が襲う今週末、警報が出ています。暑さ対策してください。

特にジョージア、フロリダ、テネシーなどの南東部一帯が暑いようです。月曜日からは10度下がります。



アメリカの製造業、二重苦なのだそうですよ、人手不足と原料価格の上昇。まあどこも同じでしょう。寿司屋も人手不足、そして材料価格の急騰です。この前は書きませんでしたが、ハマチが来年以降、やばいらしい。ハマチは完全養殖ではなく、もじゃこという稚魚を捕まえて、それを3年かけて養殖して出荷しているんですね。その稚魚がいないらしい。温暖化で北上したのかどうか分かりませんよ。したがってハマチの生産量が大きく減ることは必至。今は3年ものがない業者もいて2年物が届いています。キツイでしょうね、こうなると。

 コロナの数字、昨日の米国は6万7千人で1位でした。2位ブラジル、3位インドネシアに変化はありません。死者数はインドネシアが1位で1646人です。

 コロナ+気候変動による洪水などで物流網が寸断する限界にあるそうです。これがこのまま大4四半期まで影響を及ぼす可能性もあります。ハリケーンのシーズンはこれからの米国。日本の台風シーズンも始まったばかりです。それに加え世界各地で超のつくゲリラ豪雨が続けば、工場などの浸水は続き、部品が作れない、原材料が届かない、など複合的な要因が加わり、生産に影響を与えるでしょう。

 


さて、日曜日のゴルフをどうするか? 後半バテないようにしないといけない。今週は時間がいつもより1時間おそいから余計に暑いわけです。今はこれが唯一に近い楽しみです。忙しからお金の心配は一切なし。使ってもお金が減らない状態ですが、なぜか空しいのですよ。コロナ症候群の第一ステージは続いています。

 まだ終わっていないが、結果として五輪やって良かったと、海外から見て思いますね。もちろん、東京にいる人は大変、「そこでやっているのに見にいけない」という現実、そして非常事態宣言ですからね。面白くないでしょう。それでも世界中から選手が参加して4年に1回、技を競い合うというのは素晴らしいことだと思うわけです。五輪記録や世界記録もある。商業五輪ではあるが、開催地を全英オープンのように5か所くらいに絞り、持ち回り制にするかマスターズのように毎回同じ場所のギリシア開催にするとかで調整し、お金をかけない、お金の関わらない五輪にすべきでしょう。裏では相当のお金が動いているのは事実です。日本のスポーツ界でも五輪の元竹田会長が元皇族とか慶応つながりで、電通に入った同期が支えていたとか、まあいろいろあるわけです。ここでもお金が動いているわけです。

 一昨日、グリーンランドで解けた氷の総数はフロリダ州全体を5センチ覆う量の水だったようです。これ、誰が計算するわけ?と言いたいのですが。それにしても今年の温暖化は半端ではないようです。加えて山火事で大気汚染は進む。何も良いことはない。いくらガソリンシュアが減り電気自動車が増えても、あれだけの山火事が毎年起きると、何の効果もないのでは? そして悪影響は海面の上昇です。それだけ陸地の面積が減ることになります。そしてこれがさらにジェット気流の大蛇行を生み出し、天候異変を起こすのでしょう。温暖化の加速=この頻度が増すことを示すと思いますよ。「いつか食べものが買えなくなる日」、これがじわじわ近づいているとも言えます。今週のマグロの35%値上げはその一例です。来年にマグロが消えた、マグロのない寿司屋。養殖魚と冷凍魚だけの寿司屋、そんなものも出てくる可能性がないでもない、それだけ生ものを扱う商売は大変になるということです。みなさん、良い週末を!



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