独立記念日の代休です 7月5日(月)
Cinco de Julio (Lunes)
今日も休みですが、ある卸の会社は普通に営業しているようです。大手は休みですが、中小企業は休むわけにはいかないということですね。うちは従業員に休みを与えるために、休みます。
熱帯低気圧ELSAですが、このルートになりそうです。メキシコ湾に入りかけ、フロリダ半島を縦断して北上、ジョージア東部を通過していく。その影響が出るのが水曜日以降ですが、100%の雨の予想にはなっていません。ということは、アトランタへの大きな影響はないということでしょう。
おちおちゴルフもできない? CobbのPinetree Country Clubで起きた銃撃事件で3人が死亡しました、当初は1人と思われていましたが。
10番グリーンにピックアップトラックがあったということ、その荷台に死体があった、1人はクラブの従業員、その他の詳細は分かっていません。
雨が降れば、85度、そうでないと90度前後、そんな感じのアトランタの夏です。95度に向かうわけでもなく穏やかです。
ふと思ったことがあります。トヨタのシエナ、ミニバンです。2021年モデルから全車種をハイブリッドのみにしています、これで36mpgを達成しています。従業員の1人がこれを買っていて、Duluthから通ってくるので燃費の良さに満足しています。これまで、ハイブリッド車はプリウスなどのハイブリッド専用車で開発され、その後、売れる車にオプションのように広がっていましたが、今回ガソリン車だったシエナをすべてハイブリッドにした決断は正解ではなかったかと思うわけです。いきなりEVにはいけないが、全車種ハイブリッドはできそうでできなかったのか。今回のシエナが初めてです。今後も他の車種でも「ハイブリッドしかありません」となる可能性が高いですね。EVに進む前の段階として燃費の良いハイブリッドなら満足できるでしょう。
ではこれがトヨタでできて、どうしてホンダができないのか。そういう問題です、それを思ったわけです。同じようにハイブリッド車を開発しておきながらことごとくトヨタに負けている。それで今後は「EVでやります」とかじ取りしても、そこは過酷な競争社会で、ホンダが勝てる見込みはないでしょう。1つの例として「アコードをすべてハイブリッドにします」という選択肢はなかったのかということです。カムリと並ぶセダンの売れ筋です。これを全モデルでハイブリッドにするなら、ハイブリッドの販売台数が伸びるわけです。これまで何千億円のお金を投資してハイブリッド技術を作り、水素燃料車も確か開発したはずですが、これも諦めた。開発費用は溝に捨てられたわけです。こういう英断ができなかったのが、ホンダが伸び悩む理由なのでは? まあ、見ていてください、EV市場がどうなっていくか、巨人トヨタでさえ苦戦すると思いますよ、中国勢の価格攻勢に負けていく可能性が高い。簡単にいえば、ソーラーパネル作るのもEV作るのも同じ? 大量生産してコストダウン、それを大量に売りさばくこと。これができる会社が生き残るでしょう。ガソリン車は市場からは消えないが、シェアが毎年5%ずつ下がっていくでしょう。縮小するガソリン車、そして過酷な競争になるEV市場、自動車産業にとっては厳しい未来が待っています。
小が大を食う、まともにやっていても勝ち目はありませんが、小回りの利く戦略とか、何か見出せば少しの勝ち目はあると思うのですがね。このままでは日の丸自動車産業に未来はないですよ。過去の事例、家電、携帯電話、がありました。そして今は自動車がその波に飲み込まれようとしています。自動車は基幹産業の1つです。航空機もそこに入れたかったが、三菱飛行機は飛ばない。それは政治的な圧力があったのでは? 形式認証が取れない、取らせてもらえない。三菱飛行機が飛べば、アメリカの航空産業に与える被害が大きいからでしょう。そう読むのが普通なのではないですかね。かつて何も不具合のないトヨタのカムリとレクサスのESがGMを救うために嵌められてリコールになり多額の賠償金(納税ですよ)を払い決着がついたのと同じです。まあ同じ手は2回使えないから、もうトヨタを止めることはできないと思いますがね。国を救うため、国の産業を救うためには人でも殺しますし、でっち上げも当たり前の世界ではないですかね。
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