元栓を閉めること 7月27日(火)

 Veintesiete de Julio (Martes)

 昨日、休憩中に、TEDでDavid Katzという人の講演を見ましたが、その冒頭で面白いことを紹介していました、 キッチンのシンクからどんどん水があふれ出ています。じゃーどうする? モップを持ってくる、バケツも必要。しかし、一番大事なことは漏れている蛇口というか元栓を閉めることです。あふれ出る水をいくらモップで拭き取り、バケツに移しても、流れ出る水は止まらないからです。

 これは何を言いたかったかといえば、海洋汚染のプラスチックごみのことです。今、世界中で海洋に浮かぶプラスチックごみを収集していますが、いくら集積しても、どんどん陸地や川から流れ出てくるわけです。したがって、究極はプラスチックごみを出さないこと。元栓を止めるしか策はないということでした。

 ところが、コロナで持ち帰りが多く、家庭内のごみの数が20%は増えている。日本でも出前=デリバリービジネスがアメリカからも入ってくる。そこで市場規模が毎年拡大すると予想されているのです。ということはごみの数は増えるわけです。そこでは当然多くのプラスチックが使われる。持ち帰り用のプラスチックのナイフやフォーク、それを包装しているビニール袋もそうでしょう。容器を梱包するバッグもおそらくポリ袋でしょう。

 持ち帰り容器も品薄になってきていて、それを集めるのに苦労しています。2年前に「発砲スチロール容器全廃」と宣言したものの、どうしてもないサイズがあって、先週は買ってしまいました。紙の容器が4種類、それが最近品薄なのです。寿司用のトレイは自然分解する容器を買っていますが、その蓋はプラスチックなんですよね。強度の問題で、そこまでまた到達できていない。もともとが住宅地で持ち帰りが多いのに、コロナでさらにそれが増えたわけです。

 そしてアメリカの場合、国土が広いから「土掘って埋める」わけです。それもジョージアはまだ田舎だから良いが、北東部の州は狭いし、それも簡単ではないと思いますよ。かつては中国に送っていましたが、今ではそれもない、それでごみを集めるが山積みにしているのげ現状では? 結局は環境汚染しているのに変わりはないわけです。リサイクル1つ取っても進まない。その意識がなさすぎのアメリカです。ペットボトルの回収をして5セント渡すように法律で決めれば良いのに、ジョージアはそういう動きがない。コカ・コーラ社の本社があるにも関わらず、それがない、できない。今の人手不足の中、そんな余計な人はいないわけです。この悪循環が続く限り、人類の生きられる年月も短くなるのです。

  


   大坂なおみが負けた、五輪の重圧? またも精神的な問題かと思いますけどね。1-6と4-6で世界ランク42位の人にストレート負け。これは話にならない。それで会見から逃げる。1時間後に戻って(それも説得され)、会見に応じた。子供じゃんよ! 勝てばにこにこで応じて負けたら逃げるんかい。情けないとしか言いようがないですね、この会見拒否を克服しないと勝てないのでは? メンタルですよ。みな大スターはそれを乗り越えてきているわけで、それができないのなら、引退しなさい。

   

お騒がせアメリカン航空、今度はジェット燃料が不足すると警告しています。燃料を運ぶトラックの手配の問題です。それは今やすべての物流に言えることです。人出不足はここまで影響している。

どうでもいいが、自動車の排気ガス規制しても無数の飛行機が空を飛び、環境を破壊しているのでは? これについて誰も何も言わないのは不思議。


何も得られなかった米中会談。結果が何も発表されなかったわけです。

これまでの米国の覇権が終わっていることを物語っています。強気の中国、怖いものなし。このままでは経済戦争が、やがて本当の戦争になるのは間違いない。

香港はすでに死んでいる。次は台湾、これを統一という名のもと、取りに行くでしょう。それが悲願というか祖国統一という目標だからです。そこで戦争になるのは何年先か、そう遠くないでしょう。愚かですよね、統一したから何? その先には地球の滅亡が待っている。もう環境問題の方がウェイト高いでしょうに。実に下らない。

 


シモーン、かわいそうに怪我で戦線離脱です。2回目?の五輪、アメリカのエースですか。




 意外にも昨夜はにわか雨でしたね。

さて今日もそうなるのか? 夕方に50%-60%の降水確率になっています。まあ、降るでしょう。



 今朝のCBSニュースでも環境問題が取り上げられていました。ますます身近になる環境問題です。西部の山火事の焼失面積は昨年のだいたい1.5倍になっています。思えばアメリカに来た95年とかそんな話題はほとんどなかったように思いますね。

 いつも間にか、春と秋が1カ月短くなり、夏が2か月も長くなった。それでもジョージアはまだ雨が降るだけ、マシなのかもしれません。この森に囲まれた州が乾燥して火事にでもなれば良く燃えますよ。しかし、毎日雨が降っています、ありがたいことです。

 しかし、地球全体を見ると、もうかなり醜い。海面上昇にビビるマイアミやニューオーリンズ。東京では湾岸のマンションが値上がりしているそうですが、あんなの海面上昇に耐えられるのかい? 津波来たら終わりぜよ。買うなら世田谷!と私は思うのですがね。まあ、人類全体が諦めのキリギリスになって、「死ぬ間際まで人生楽しもう」ムードですかね。それでも私はせっかく苦労して得た成功を無にはしたくないので、ハワイの高台に住みますよ。そして農業する、自分の生活は自分で守る。このままいくと何が正しくて何が正しくないのかも、あいまいになりそうで、そんな世の中にもうんざりしています。世界は醜い、人間はさらに醜い、欲の塊ではないか? そう考えると自然災害、ウェルカムですよ。すべて壊してください、洗い流してください。それでかつての自然は戻る?


Comments

Popular posts from this blog

実録 詐欺物語

お気の毒 2月1日(水)

むかつき 5月24日(金)