エベレストが大混雑している 5月29日(水)

Venite Nueve de Mayo (Miercoles)
This handout photo taken on May 22, 2019, and released by climber Nirmal Purja's...
 この写真が先週から気になっていました。エベレストの山頂を目指す登山家の隊列です。彼らは同じグループではありません。まるで富士山の山頂を目指すがごとく、多くの人が登りすぎているのです。今年すでに4人が事故などで死亡しています。
 想像以上に過酷すぎる・・・エベレスト登山の費用や現実
見方によっては、こんなに美しい山です。登山は大変です。
1)半年ぐらいかけてネパール政府に登山の申請を行う
2)標高5300メートルのベースキャンプに向かう
3)ここで体を慣らすため、第一キャンプ(6000m)との往復を繰り返す
3)それから第二キャンプ(6500m)第三キャンプ(7300m)に向かう
4)そして第四キャンプ(8000m)から頂上を目指す
この行程が3週間かかるそうです。といって健康で無事に登れる人は少ないのです。高山病との闘い、そして薄い酸素、地上の30%しかありませんから、病気になることもあります。
 北米の最高峰デナリが6194m、アフリカのキリマンジャロが5895mです。これらで練習してから登るのが賢明だそうです。登山のトレーニングも必要です。
 気になる費用ですが、1人1千万円はかかるでしょう。登山料+ガイド雇用などです。1人の登山者に4人は必要なのでは?
 あとは運だそうです、天候が良ければOKだし、でないととんでもない過酷な状況になるそうです。2016年までに約5千人が登頂を果たしています。

 まさか?
 まさかではありませんが、最悪のケースでしょう。中国が米国債を投げ売りして、債券市場をかく乱する。貿易戦争で追い詰められたらやるのか?
 経済力どうのこうのと言いながらも米国の借金を支えているのは日本と中国では? 日本は同盟国で売るわけないのですが、中国は今後何か動く可能性があるということです。

Last day in the middle 90s
 今日が最後の少し暑い日です。明日から90度前後になります。

 昨日、日本からお客さんは、元酒蔵の海外営業でした。今は練り物メーカーに移り、海外営業を行っています。ヘッドハンティングされたとか。それで給料が4割増しになったそうです。
 子供ができてこの給料ではきついと思っていたところのタイミングです。結果的には良かったのでは。しかし、酒蔵のような古い体質の会社は給料が低いようです。これでは、人が育たないし、人も付いてこないですよ。
 うちの寿司を作るメキシコ人でも40万円取りますからね。酒蔵の方が低いのでは、たぶん。
 日本の会社、儲かるとすぐに「内部留保」といい、従業員に報いることなく、貯め込むようです。それは「アリとキリギリス」のアリの思想ですかね何か不測の事態が起きても会社が潰れないようにするため?
 払うものは払ってあげると、従業員は喜び、一生懸命仕事をするもんですよ。私は今月からキッチンの月給制の3人に関しては50ドル上げることにしました。月額100ドルですが、年間では1200ドルのアップになります。
 その原資は少し売り上げが上がり気味なこと、もう数カ月前からランチでの皿洗いをなくして、皆で協力して洗い、経費を浮かしていることです。もちろん、私も皿洗いますよ。
 皿洗いはアメリカ生活の原点でしたからね、たまに戻るのも良い。95年の2月に渡米して、神戸ステーキのキッチンでアミーゴと一緒に皿を1カ月洗っていました。そういうスタートラインですから、何のためらいもありませんし、時間が空いていれば率先して洗いますよ。まさにブルーワーカー経営者です。
 オーナーがやっていれば、従業員もやりますし、私はこれで良いのだと思います。
 

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