週末往来! 来週からマスターズです!

Hole 12 - Golden Bell 12番のパー3です。まあ、このホールが一番写真に多く出るでしょう。昨日、日本からのツアー会社の方と1年ぶりの面会をしました。そこでの面白い話です。

1)今回の日本からのツアーで、一番高いお客さんは1人300万円です。これはマスターズ観戦+ゴルフパッケージを組んだものですが、ほぼ1ヶ月滞在し、有名コースを回るそうです。奥さんと2人で600万円の出費なり、ですね。

2)オーガスタ・ナショナルのバンカーは大理石の砂であるということを知っていましたか?日本では茨城県の千代田カントリークラブが同じように大理石の砂を使ったバンカーにしています。

3)最終日の18番の椅子取りはゲームである。最終日の18番ホールのグリーン回りに椅子を置ける人は少ないのですが、その椅子の半分は、まずメンバー、そしてスポンサー、そしてメディアという割り当てがあるそうです。そして残りを一般の人が取れるそうです。ゲートが開くのは朝の5時半です。そして警備員が常に先導しているそうですが、走ってはいけないそうです。早足で先に行った者の勝ちです。それも1人につき椅子1つのみです。大変なのは一番ホールのティーに向けての坂で、これを関係者の間では「心臓破りの坂」と呼ぶそうです。
 しかしながら、椅子を4つ持ち込みできる人もいます。それはメンバーなどのバッチを持っている人でそれは一般ゲートとは違うところから入れます。そして先に18番ホールに到達できるそうです。
 この光景は実に見物で、売店の販売員などから大きな声援が送られるそうです。私も1回行ってみたいものです。

4)オーガスタナショナルは夏場は暑いので、閉まっていますが、9-10月には開きます。そこで運よく1回だけプレイしたその方は、もう興奮して大変だったそうです。キャディーも心得ていて、随所で記念撮影の連続だったそうです。まあ、ここでビジターでプレイする人の多くはこんな感じで、観光名所でゴルフをするようなものなんだそうです。

5)当たり前の話ですが、マスターズ期間が終われば普通のプライベートのゴルフコースに戻ります。ここでプレイするということは、プロショップで買い物できるわけですが、MASTERSのロゴの商品は一切売られていません。すべてがAugusta Nationalのロゴです。これがまた値打ちなわけです。ここでプレイした証のようなもので、マスターズファンにとっては「お宝」となるわけです。

マスターズにはこんな記録もあります。

1ホールの大たたき

「13」。78年大会の中島常幸が、当時465ヤードだった13番ロングホールで左サイドの小川につかまったり、グリーンサイドで打った球が自分の靴に当たったりで、同ホールのワースト記録を作った。また80年大会には、トム・ワイスコフが12番ショートホールで、5回も池に入れて同じ13を記録。ちなみに尾崎将司は87年大会の15番で11をたたいた。

アルバトロス

最も有名なのが35年、第2回大会最終日に15番でジーン・サラゼンが決めたもの。サラゼンは、これで首位を捕らえるチャンスをつかみ、優勝に結び付けた。次いでブルース・デブリンが67年大会初日の8番で達成。「最もエキサイティング」と言われる13番でやってのけたのは、94年大会最終日のジェフ・マガート。残り222ヤード、3アイアンが"魔法のクラブ"になった。

最長パット

89年大会の第3日、ニック・ファルドが2番ロングホールで100フィート(約30㍍)の超ロングパットを決めた。乗ったのは右端、ピン位置は左手前で、55年大会第2日の13番でケリー・ミドルコフが記録した75フィート(約22.5㍍)を破る大会最長パットとされている。

大波賞

36年大会のクレイグ・ウッドで、初日は88の大たたきとなったが2日目に開き直り。なんと21打も縮めて67で回った。

連続バーディー

6連続が最高で、過去2人が記録。75年大会第3日にジョニー・ミラーが2番から。92年大会最終日には、アーメンコーナーの最後の13番からマーク・カルカベッキアがバーディーショーを見せた。

年少、年長V

最年少優勝記録保持者はセベ・バレステロス。80年大会にわずか23歳と4日で優勝を果たした。次いで若い23歳2か月と16日でも3年大会に優勝した帝王ジャック・ニクラウスが、46歳2か月の最年長V記録の持ち主。86年大会最終日に65をマークする猛チャージで大会最多6度目の優勝を飾った。

まあ、こんな感じですね。月曜日は午後1時からオーガスタに向かい、マット・クーチャーとイアン・ポールターに差し入れしてきます。
昨日はポールターの親友のアンディがすでにロンドンからアトランタ入りして1年ぶりの再会でした。日曜日のチケットをもらうはずのメンバーのドーマン氏はまだ店に現れず、私のチケットはどうなることか??? それでも逆境に強いのが私、どこからか舞い込んでくることを期待しています。


続報:これを書いた2時間後にドーマン氏から電話が入ってきて「日曜日のチケット、必要なんだろう?」ということで2枚ゲットしました。ついでにあつかましく月曜日も2枚お願いしました。
これで、今年のマスターズはいよいよ本格化します。まあ、すべてはBobのおかげなんで、彼に1枚を渡しますけどね。
月曜日は買い物だけをして、日曜日はプレイ観戦です。

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