今日のニュースから 4月18日(花金)

ボストンマラソンのテロ事件、昨夜から大きく動いています。容疑者が判明、ロシアはコーカサス地方からの移民で、26歳と19歳の兄弟でした。26歳の兄は昨夜、射殺され19歳の弟が逃亡中ですが、朝9時前後にどうやら包囲網の中に入ったようで、捕まるか、自殺するか、射殺されるかだと思われます。


 事件事故の続発で揺れるアメリカですが、約1週間で南部テキサス州での肥料工場爆発事故、ボストン爆弾テロ事件、オバマ大統領らに送られた猛毒リシン入りの手紙と容疑者逮捕と不幸が続いています。

 FBIによると、ボストン、ワシントンという大都市に加え、テキサス州で起きた一連の事故、事件を結びつける証拠は今のところなくボストン爆弾テロ事件後に発覚した、リシン送付の容疑者逮捕も、爆弾テロとの関連性は認められていません。
 しかし、テキサスで起きた大規模爆発・火災で、にわかに米国社会の一部で取り沙汰され始めたのが、何らかの政治的背景です。サンケイ新聞が面白い記事を掲載しています。
 20年前の1993年4月、今回の爆発火災現場の近くで集団自殺事件が起きています。同じテキサス州Waco近郊で、キリスト教武装集団「ブランチ・デビディアン」の信徒が51日間にわたって教団施設に立てこもり、その間、連邦の銃取締官と銃撃戦を展開。施設が爆発炎上して80人以上が集団自殺した事件があります。
 当時、反連邦政府主義を掲げる米国の右翼活動家の多くが、この事件をFBIと、連邦アルコールたばこ火器取締局(ATF)による弾圧ととらえ、武装グループを組織した経緯があり、これを機に増加した反連邦政府武装集団のメンバーが、2年後の95年、オクラホマシティーで連邦ビル爆破テロを起こしています。彼らは反連邦政府、反納税、反銃規制などを掲げる白人至上主義者で、その拡大は大きな社会問題でした。
 今年は銃規制をめぐり、連邦議会とオバマ大統領サイドが議会採決で正面からぶつかっています。
 上院は本会議で、すべての銃取引で購入者に対する犯罪・精神疾患歴の確認を義務づけるとした銃規制強化法案の修正案を否決。この後、オバマ大統領は「大いに恥ずべき日だ」と野党共和党を強く批難。上院はオバマ氏が所属する民主党が多数派ですが、全米ライフル協会(NRA)をはじめとする保守派の攻勢で切り崩された形です。
 米国は宗教的背景を持つ妊娠中絶問題や銃規制、移民政策などで分断されてきただけに、捜査当局も、同時期に発生した不穏な事件の関連性について関心を示しています。
 なんとなく、当たるも八卦だと思いますね。このWaco事件に触発されたのがオウム真理教だったんじゃないかとも思えるんですけどね。カルト宗教、人の心を入れ替え、人間殺人機に変えてしまいましたけどね。
 
 
 来週の外為市場では、ドル/円が4年ぶりに100円を回復する可能性があるとみられているます。
G20財務相・中央銀行総裁会議の声明で日本の政策が名指しで批判される事態が回避されれば、円売り圧力が再び強まると予想されているからだそうです。
 
 
 
4月18日、米マイアミ空港で、手りゅう弾の形をしたライターを所持していた乗客が手荷物検査を受けようとしたところ、警察の爆発物処理班が駆け付けるなどの騒ぎが起きた。提供写真(2013年 ロイター/Miami-Dade County Police)これ爆弾ではなく、ライターでした。
 マイアミ空港で18日、手りゅう弾の形をしたライターを所持していた乗客が、手荷物検査を受けようとしたところ、警察の爆発物処理班が駆け付けるなどの騒ぎが起きました。  
 乗客が所持していたのは名刺サイズのライターで、後に爆発物ではないと判明したものの、保安検査場の周辺にいた乗客らには一時避難指示が出され、通常業務に戻るまで2時間かかったそうです。
 
トヨタ自動車は、高級車ブランド「レクサス」の米国生産を2015年に開始すると正式に発表しました。レクサスを米国で生産するのは初めてで、海外生産はカナダに次いで2カ国目となります。
 トヨタの米国内の主力工場であるケンタッキー工場を5億ドルかけて拡張し、中型セダン「ES」を年間5万台生産する計画です。ESは現在、トヨタ自動車九州で生産していますが、一部を移管し、為替水準に業績が左右されにくい生産体制の構築を目指し、ESは、米国では最も販売台数が多い車で、米国内で生産する方が、収益性が高いと判断したためです。

suspect on loose in Bostonローカル一面もこれでした。
子供じゃないですかね?

 実に忙しい1週間でした、私じゃないですよ。世間の話、こうした社会的な事件が多いとメディアは大変です、予定していたものがすべてキャンセルになりますからね、そして事件を追う、翌日は現場から中継するなど、まあすべて引きずり回されるわけです。

 アメリカという国は常に狙われているという証も出ましたね。ただ、ジョージアは大丈夫。ジョージア州内の犯罪は多いですよ、危ない州ですよ、でもその大半は物盗りと個人的な恨みから来るものであって、こうしたマスを狙った犯罪ではありません。アトランタ五輪のときにあったのが最後かと記憶しています。
 ただ、今回の事件がショックなのはスポーツイベントで起きたことですね。「政治とスポーツは関係ない」とよく言われてきましたからね、やるなら連邦政府のビルにするとか、ワシントンでやるとか、場所選びが実にえげつないですね。
 それだけにショックであり、また圧力釜の中に釘を入れていたそうですね、19歳の子供がそんなことをする時代になったと認識した方が良いのかも。

 皆さん、少し涼しい週末です、体調を崩さないようにしてください。私ですか?土日連続のゴルフであります。ストレスがたまっているんでね、そこは体を動かして発散します。

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