年越しそば
今日はベトナム人の従業員が辞めて、来年早々に国に帰るので、店が終わったあとは送別会を行い、肉を焼きますので、そばを食べることができません。 そこで、昨夜すでに「年越しそば」を済ませました。 なぜ、年末にそば? 1年の締めくくりに食べる年越しそば。「人生は、そばのように細く長く生きるという意味で食べる」というのが通説だと思います。 年越しそばの風習が広まったのは、江戸時代中頃。 実はいろいろな説があります。 1.定番の「細く長く」説はもちろんありますが、関西ではそばではなく、運を呼ぶ「うんどん(うどん)を食べて「太く長く」を願うところもあるといいます。 2.そばが切れやすいことから、1年の苦労を切り捨てようとして食べるという説も。 3.そばは風雨でたれても日に当たるとすぐに立ち直る植物なのでそれにあやかってという説も。 そばは健康食って知っていましたか? ルチン~そばに含まれる特徴的な成分は「ルチン」です(*「ルチン」が入っている穀物はそばのみ)。ルチンは、アンチエイジング効果があることで注目されている「ポリフェノール」の一種で、毛細血管を強くして、脳内出血・動脈硬化・高血圧の予防に効果があるといわれています。また、ルチンはビタミンCと一緒に働くので、ビタミンCの吸収もよくしてくれる働きあり、美容効果も期待できます。 豊富なビタミン~そばには各種ビタミンが非常に豊富に含まれているのも特徴。特に豊富なのは、ビタミンB群で、脂肪・糖質の代謝をよくする働きがあるため、ダイエット効率もアップしてくれます。 中でもビタミンB1は、米の4倍、小麦粉の2倍含まれています。また、ビタミンB2も米の4倍以上含まれており、ビタミンB2は、皮膚や粘膜を正常に保つことで美肌効果にもつながります。さらに、コリンという水溶性のビタミンも含まれ、肝臓の保護・強化を担うビタミンとして非常に重要視されています。 ダイエット?~そばは米や小麦製品(うどん・ラーメン・パスタ等)に比べ、GI値が低い食品です。GI値が高い食品は食後に血糖値が急激に上昇し、インシュリンの分泌も活発にします。インシュリンには脂肪を作る働きがあるので、分泌され過ぎると脂肪を体内にため込んでしまい太る原因となります。 <各食品のGI値> 食パン:91 うどん:85 白米...