週末往来!

今日1日働けば5連休です。こんなのは久しぶりですが、たまには休まないといかんですたい。体ボロボロ、思い出ボロボロですからね。

 と言いながら朝から裏庭で木を切って汗を多少流してきました。昨夜はRusan’sに行ってアペタイザーを食べてので体重が1パウンド増加してしまい、その減量のための汗流しです。これで明日には163に戻ることでしょう。

 エリン・ブロコビッチがTNTでやっていたので少しだけ見ていました。実話に基づいた映画でジュリア・ロバーツが演じています。少なくとも4-5回は見ているでしょう。
 こうした映画は励みになりますかね。公害に対する集団訴訟でエリンが地道に調べ上げたデータが大きな証拠となり勝訴するわけですが、これがアメリカのサクセスでもあるように思います。たまに、こうした成功物語があるから、腐りきったような国でも生きていけるのかも。

 ジョージア州警察の違反切符の内容が新聞に出ていました。43%がスピード違反、シートベルト未着用(子供のシートなども含む)が17%とは実に多いですね。その他の問題(おそらく信号無視、一時停止など)が13%、ライセンスや登録の違反が10%、その他の問題(駐車違反など)が9%、そしてDUIが5%、ウィンドウのティントが2%となっています。

 2-3日前にあるお客さんが「ようやく家が売れたので、ハワイがグアムに引っ越したい」と語っていました。ご主人の仕事は建設関係でレイオフありの災難だったようです。この時期、家が売れるとは運が良いでしょう。私のご近所は35万ドルから2万ドル下げても買い手がついていないようです。以下のデータがその苦しい住宅状況を示しています。
 メトロアトランタで売れた住宅の数は2005年が10万3千件、2006年が10万4千件でした。ここがピークです。2007年ー8万5千件、2008年ー6万7千件、2009年ー6万6千件、2010年ー6万2千件、そして今年の予想は5万4千件です。ということはピーク時の半分の動きしかないということですね。
 さらには平均価格も2005年ー22万6千ドル、2006年23万5千ドル、2007年ー23万9千ドルでピーク、ここから下がり始め2008年ー20万7千ドル、2009年ー17万3千ドル、2010年ー17万2千ドル、2011年は16万ドルです。

 売れないから値下げするしかない、住宅デフレですかね。また差し押さえが増えてこれが「20-30%引きは当たり前」ですから、この値下げ圧力も相当だと思います。
 その差し押さえですが、2005年ー3万8千件、2006年ー4万5千件、2007年ー5万8千件、2008年ー7万9千件、2009年ー11万7千件、2010年ー12万7千件でここがピーク、2011年の予想は10万9千件で減る傾向にありますが、これが2005年レベルに戻るには数年かかります。

 ここ4週間の週間新規失業保険申請件数の平均がようやく40万件を下回り、労働市況は少しマシになってきましたが、専門家は平均で38万件程度まで下がれば正常に近づくと言っていましたね。人が仕事に就けば、収入が増え、支払いができ、家を維持できる。これにより差し押さえが減り、また新規に家を買いたい人が増える。そうなると住宅市況が上向くわけですが、その上向く時期を考えてみると、やはり3-4年はかかるんじゃないかと思いますね。

 そこまで「じっと我慢の子であった」という大五朗のように待てるのか?米人的な思考で行けば、損しても売れるときに売って、その損は将来取り戻せば良いとなるでしょう。
 日本人的思考で行けば、「何も損して売ることはない、じっと待って回復してから売れば良い」になりますね。

 ただ、それで本当に回復はあるのか?日本人はすでに株で相当騙されていますからね。思えば1899年でしたか、日経平均が4万円に到達しようとした瞬間がありましたが、そこでバブルは崩壊し、日経平均は2万円台に下がったのでは?そしてそれが「いつかは回復する」という期待感はあったものの、失われた10年がやがて20年になり、日本経済の回復は来なかった。そして今の株価は9千3百円ですかい??? これはトホホですたい。惨め過ぎますよね。

 ということは、日本式のいや徳川家康式の「泣くまで待とう」では時代から取り残されるということでしょう。この混迷の時代にはやはり信長式の「泣かない鳥は殺す」か「秀吉式の「泣かないならマーケティングで泣かせてみる」でいかないとダメってことになりますよね。

 まあ、このところの失業保険申請件数をみると、おそらく11月の失業率は久しぶりに9%を切って8.9%になるんじゃないかと思います。米国は広い国ですから、地域差が相当あり、良いところもありますからね。一概に「全般が悪い」とは言えないわけです。そういう面では欧州よりも全然マシです。

 昨日届いた日経ビジネスですが、VIP特集、VIPって? ベトナム、インドネシア、フィリピンです。VISTAもありましたが、やはり東南アジアが熱いですね。基本的にアジア人は真面目というか勤勉です。そこが他の人種との大きな違い。
 イソップ物語で言えば、我々はあくまでも蟻であり、米人はやはりキリギリスですね。ブロンドのお姉さんなんてまさにキリギリスの中のキリギリスですよ。「今を生きる、今が幸せなら良い」ですからね。
 
 そういえば、インドネシアといえばコネの国です。実はユドヨノ大統領の息子がここアトランタにいるようです。私のインドネシア人脈を辿っていけばつながりそうですがね。パスポートとかビザで問題があれば、彼に言えば領事館にすぐ電話をしてくれ解決するそうです。権力者の息子ってすごいですよね、アッパレです。

 明日に、ブログにいつも登場するAパパとAママが訪米します。月曜日には早速ゴルフを一緒にしますが、最高気温74度は初夏を思わせる陽気です。11月なのに半袖?でしょう。
 24日はまたもや日本からSパパが初の訪米で、これまで朝8時からゴルフの予定。なかなか忙しい1週間になりそうです。

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