今日のニュースから 9月06日(火)

 天気が大荒れなら、マーケットも大荒れです。米国の8月の雇用統計から端を発し、欧州の火種が燻り続ける中、今朝もドカーンと下がっています。

1、マーケットです。ダウ267ドルダウン、ナスダック50ポイントダウン、S&P29ポイントダウンで始まっています。率にすると2-2.5%ですが、昨日の欧州は5%近い下げでしたから、まだまだ下がる可能性があります。

2、こうなると強いゴールドはNY市場でも12月先物で1900ドルを回復しました。現在1909ドルで取引されています。原油は下落し84ドル前後、ユーロが対ドルで1.40まで下落しています。ドル=円は77.40円で取引されています。

3、こうなると米国はもちろん、FRBのQE3に期待せざるを得ません。誰かが歯止めをかけないと、世界経済が麻痺します。

4、ハリケーンKatiaが軌道をかなり曲げており、本土上陸の可能性がなくなりました。したがって、水曜日以降は晴れです。ただし気温は低めで、というかようやく秋の気温になりそうです。メトロアトランタは80度を若干上回る程度で過ごしやすいでしょう。

5、8月の雇用統計の詳細が出ていますが、黒人の失業率は白人の2倍、16.7%に増えています。これは1984年以来の悪い数字です。これをさらに性別で見ると、黒人男性は19.1%、黒人女性は14.5%でした。またヒスパニックの失業率は11.3%で横ばいでした。

6、「ユーロ危機は今後も続く」というフィナンシャルタイムズの記事を読みました。当然危機回避に向け救済策が取られたわけですが、これはすべて「回復すればこうなる」という回復を前提にした策であるということが大きな問題だそうです。最悪の事態を考えて作戦を立てたわけではないのです。「いずれ回復すればこうなる」という楽観的な見方による戦略のようです。最悪のシナリオはユーロの崩壊ですが、可能性は高まっているようです。

7、中国がリビアのカダフィ政権に武器の売却をしていたという文書が見つかっています。2億ドル相当ですが、国連安保理では武器の禁輸を定めています。また米国がブッシュ政権時代にアルカイダなどのテロ容疑者をリビアに移送し尋問を委託するという文書も見つかっています。
どちらも常任理事国であり大国ですが、表向きの行動と裏で展開している行動が相反するものとなっています。大国の傲慢さ、自国の利益最優先の戦略に他なりませんね。

 ハワイのワイキキのど真ん中に良い物件があり、紹介されていましたが、買うことを断念しました。売り出して10日にオファーが入り、「TAKAさんもどうですか?」と言われましたが、見てもないものを30万ドル以上払って買えないでしょうよ、というのが私の考えですね。紹介してくれた不動産屋さんも「確かにそうですね」でした。
 バケーションハウスになるのか、投資か、また引退後の住まいになるのか、いろいろ構想はあるものの、場所が遠いので、簡単に見に行かれないのが難点です。まあ、1年以内に一度行き、調査をしたいと思いますがね。やはり、日本に近い場所に1つ不動産を持つというのは良いと思います。
 また、ワイキキはあくまで投資が主になりますが、実際に住むのであれば、のんびりしたいのでワイキキには住まず、郊外に住みますね。そうなると30万ドル払う必要もない、半分で十分です。近くにビーチとゴルフ場さえあればそれで幸せですからね。
 まず、今月は車の買い替えが最優先課題で、セカンドハウスは急浮上してきたことなので先送りにします。

 昔というか2-3年前にアトランタにいた「歌う不動産屋」のトミー磯部は現在、ハワイ島でタイムシェアのコンドを売りながら大自然に囲まれて楽しい生活を送っているようです。こういうのも1つの理想じゃないですかね。あの人、私に昔は「TAKAさん、ハワイで黒豚を飼育して日本に送りましょう」と言っていたんですがね。私はむしろ農産物とかに興味がありますね。とにかく、食料を作る仕事がこれから10-20年後大変重要になりますから、この方向に行きたいというのは間違いがないのですがね、そこを「どう楽して3K産業を花形産業に転換するか」ということなんですね。こんな夢も描きながら、寿司屋のお兄さんは今日も頑張るわけです。今日はカーペットの掃除と、買出し、明日からのオープンの準備です。


 

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