医学情報:動脈硬化
前に書いたと思うのですが、私の単純な考え方は、血管すなわち動脈や静脈は川と同じです。いつも水が流れていないといけない。川の流れが停滞すると水が腐りますね。どぶ川が臭いのはこのためです。そして清流には魚が住みます。血管も同じじゃないですかね。
少し関連していると思うので、動脈硬化を掘り下げましょう。一言でいえば「血管が老化現象を起こして硬くなる症状」を指します。
動脈硬化は体質的な遺伝などによる場合もあるものの、その原因ははっきりしておらず、また決定打といえる予防法や治療法もいまだに見つかっていません。
一般に動脈硬化を起こすもっとも大きな要因は「加齢」そして「長年の生活習慣」であると考えられています。
動脈硬化そのものは、特段の自覚症状があるわけではないですし、程度が軽い場合には、臓器の機能においてもなんらの支障を生じるわけでもありません。
しかし動脈硬化が進むことによって、血管(動脈)の弾力性が失われたり、血管が傷ついて破れたり、あるいは動脈瘤ができて血の流れが悪くなったりします(ちなみに、血管壁にコレステロールや中性脂肪が沈着することにより、血の流れを妨げるコブが大動脈にできますが、これは「動脈瘤」と呼ばれます)。
その結果、その動脈を通って血が流れ着く先の臓器が影響を受け、その機能低下を招くことになり、脳卒中や大動脈瘤、腎不全や心筋梗塞などの様々な重篤な病気が引き起こされることになります。
日本人の死亡原因の6割を占めるとされる「三大死因」はがん・心臓病・脳卒中(脳血管疾患)となっていますが、このうち心臓病と脳卒中(脳血管疾患)については、動脈硬化がまさしくその引き金をひいているわけです。
動脈硬化の原因は特定されていないものの、血中コレステロールや中性脂肪の増加(脂質異常症)、さらに高血圧や糖尿病などの生活習慣病も、動脈硬化を促す要因となることがすでに明らかになっています。
「じゃあ、どうするんじゃい?」となるでしょう?それは調べてありますから心配なく。
動脈硬化の予防という観点からみた食事のポイントとしては、摂取エネルギーの制限による「肥満の解消」、および「動物性脂肪と塩分・アルコール・コレステロールの摂取量を減らすこと」が必要になります。 当たり前のことですが、肥満はとにかく良くないということになりますね。
コレステロールを減らすのに有効な栄養成分として「DHA(ドコサヘキサヘン酸)」や「EPA(エイコサペンタエン酸)」などがあり、これらはサバやハマチ、サンマなどの魚類に多く含まれています。得に青魚が一番であるということになりますね。
血中の悪玉コレステロールを除く作用がありながら、善玉コレステロールには影響を及ぼさないとされる「オレイン酸」も、その効果を高める「ビタミンE」といっしょに摂ることにより、動脈硬化の予防に効果があるとされます。
オレイン酸はアーモンドやマカデミアナッツなどの食品に多く含まれていますが、ビタミンEといっしょに摂れるという点で「オリーブ油」がおすすめとされます。
上にあげたビタミンEの他にも、脂質の代謝に必須のビタミンB群、ごまに含まれるセサミノール、赤ワインやチョコレートに含まれるポリフェノール、納豆や大豆食品に含まれる大豆サポニン、豚レバーや卵に含まれるコリンなどの栄養素が、動脈硬化予防の観点からは積極的に摂りたい栄養素とされます。
先日紹介した私の「マグロ長生き丼」を覚えていますか?こういうのを食べないといけないですね。ネバネバは長生きの秘訣であります。最も私はヨーグルト系の乳酸菌も大好きなのですがね。
「身体に良いもん、食ったらOKかい?」と言う方、運動も大事なんですよ。
運動面においては、週2~3回、1回30分程度のウォーキングや水泳、エアロビクスなどを生活に取り入れることにより、太りにくい体質をつくることができます。
運動不足もよくありませんが、中高年世代にとっては激しい運動もまた危険ですので、その点は注意が必要です。そう考えると「ゴルフ」が最適なスポーツであると思いませんか?走らないので体に負担がない、自然と坂道などを歩くことにより足腰の鍛錬になる。カートに乗ることにより適度な休憩が入るので、疲労が少ないですね。
さらに生活習慣として、長時間労働による疲れすぎや寝不足・ストレスの蓄積なども禁物と心得て、日中の短時間仮眠の確保や規則正しい就寝など、まとまった休息・リラックスタイムを、生活サイクルにおいてきちんと確保するようにしましょう。
私のように過労をしていても、毎日の昼寝30分が休養面で大きな役割を果たしております。
自覚症状の乏しい動脈硬化は、通常は特定健診(いわゆるメタボ健診)や人間ドックを受診したときに脂質数値の異常などを指摘されることによって、その兆候にはじめて気づくケースが多いはずです。
動脈硬化の進行を放置した場合には、最終的にきわめて重篤な結果がもたらされるであろうことをよく自覚するべきです。
人間の体は、体の隅々まで血管が行き届いていることによって、細胞が生きてすべてが機能しています。その一部でも機能しなくなると大変! 血の巡りが悪いところが出てくると大変ですね。
その1つの解決法はマッサージです。全身をマッサージすることにより血の巡りが良くなる、すなわち血液循環が良くなりますね。温浴が良いとされるのも同じ理由です。
そして体に良いものを積極的に食べる。アルコールは適量に留めることにより、体の中を良くしていく。
最後に運動をして体の外から鍛えていく。この3つを実行すれば動脈硬化にならない?かも。
少し関連していると思うので、動脈硬化を掘り下げましょう。一言でいえば「血管が老化現象を起こして硬くなる症状」を指します。
動脈硬化は体質的な遺伝などによる場合もあるものの、その原因ははっきりしておらず、また決定打といえる予防法や治療法もいまだに見つかっていません。
一般に動脈硬化を起こすもっとも大きな要因は「加齢」そして「長年の生活習慣」であると考えられています。
動脈硬化そのものは、特段の自覚症状があるわけではないですし、程度が軽い場合には、臓器の機能においてもなんらの支障を生じるわけでもありません。
しかし動脈硬化が進むことによって、血管(動脈)の弾力性が失われたり、血管が傷ついて破れたり、あるいは動脈瘤ができて血の流れが悪くなったりします(ちなみに、血管壁にコレステロールや中性脂肪が沈着することにより、血の流れを妨げるコブが大動脈にできますが、これは「動脈瘤」と呼ばれます)。
その結果、その動脈を通って血が流れ着く先の臓器が影響を受け、その機能低下を招くことになり、脳卒中や大動脈瘤、腎不全や心筋梗塞などの様々な重篤な病気が引き起こされることになります。
日本人の死亡原因の6割を占めるとされる「三大死因」はがん・心臓病・脳卒中(脳血管疾患)となっていますが、このうち心臓病と脳卒中(脳血管疾患)については、動脈硬化がまさしくその引き金をひいているわけです。
動脈硬化の原因は特定されていないものの、血中コレステロールや中性脂肪の増加(脂質異常症)、さらに高血圧や糖尿病などの生活習慣病も、動脈硬化を促す要因となることがすでに明らかになっています。
「じゃあ、どうするんじゃい?」となるでしょう?それは調べてありますから心配なく。
動脈硬化の予防という観点からみた食事のポイントとしては、摂取エネルギーの制限による「肥満の解消」、および「動物性脂肪と塩分・アルコール・コレステロールの摂取量を減らすこと」が必要になります。 当たり前のことですが、肥満はとにかく良くないということになりますね。
コレステロールを減らすのに有効な栄養成分として「DHA(ドコサヘキサヘン酸)」や「EPA(エイコサペンタエン酸)」などがあり、これらはサバやハマチ、サンマなどの魚類に多く含まれています。得に青魚が一番であるということになりますね。
血中の悪玉コレステロールを除く作用がありながら、善玉コレステロールには影響を及ぼさないとされる「オレイン酸」も、その効果を高める「ビタミンE」といっしょに摂ることにより、動脈硬化の予防に効果があるとされます。
オレイン酸はアーモンドやマカデミアナッツなどの食品に多く含まれていますが、ビタミンEといっしょに摂れるという点で「オリーブ油」がおすすめとされます。
上にあげたビタミンEの他にも、脂質の代謝に必須のビタミンB群、ごまに含まれるセサミノール、赤ワインやチョコレートに含まれるポリフェノール、納豆や大豆食品に含まれる大豆サポニン、豚レバーや卵に含まれるコリンなどの栄養素が、動脈硬化予防の観点からは積極的に摂りたい栄養素とされます。
先日紹介した私の「マグロ長生き丼」を覚えていますか?こういうのを食べないといけないですね。ネバネバは長生きの秘訣であります。最も私はヨーグルト系の乳酸菌も大好きなのですがね。
「身体に良いもん、食ったらOKかい?」と言う方、運動も大事なんですよ。
運動面においては、週2~3回、1回30分程度のウォーキングや水泳、エアロビクスなどを生活に取り入れることにより、太りにくい体質をつくることができます。
運動不足もよくありませんが、中高年世代にとっては激しい運動もまた危険ですので、その点は注意が必要です。そう考えると「ゴルフ」が最適なスポーツであると思いませんか?走らないので体に負担がない、自然と坂道などを歩くことにより足腰の鍛錬になる。カートに乗ることにより適度な休憩が入るので、疲労が少ないですね。
さらに生活習慣として、長時間労働による疲れすぎや寝不足・ストレスの蓄積なども禁物と心得て、日中の短時間仮眠の確保や規則正しい就寝など、まとまった休息・リラックスタイムを、生活サイクルにおいてきちんと確保するようにしましょう。
私のように過労をしていても、毎日の昼寝30分が休養面で大きな役割を果たしております。
自覚症状の乏しい動脈硬化は、通常は特定健診(いわゆるメタボ健診)や人間ドックを受診したときに脂質数値の異常などを指摘されることによって、その兆候にはじめて気づくケースが多いはずです。
動脈硬化の進行を放置した場合には、最終的にきわめて重篤な結果がもたらされるであろうことをよく自覚するべきです。
人間の体は、体の隅々まで血管が行き届いていることによって、細胞が生きてすべてが機能しています。その一部でも機能しなくなると大変! 血の巡りが悪いところが出てくると大変ですね。
その1つの解決法はマッサージです。全身をマッサージすることにより血の巡りが良くなる、すなわち血液循環が良くなりますね。温浴が良いとされるのも同じ理由です。
そして体に良いものを積極的に食べる。アルコールは適量に留めることにより、体の中を良くしていく。
最後に運動をして体の外から鍛えていく。この3つを実行すれば動脈硬化にならない?かも。
TAKA
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