むかつき:電話会社のいい加減さ
実は、店の電話回線が不通になっております。不通に気づいたのは水曜日のランチ時のことでした。店はXOという電話会社を使っており、イエローページを見ると分かりますが、こうした小さな電話会社が50社近くあると思います。ただ、回線はat&tが持っているわけですね。
従って、不通になるとそのXOで電話をするものの、修理をするのはat&tで、XOが修理依頼をするわけです。
ランチ時に電話をして、まずはメッセージ応答で、なかなか人間につながりません。3-4回の操作を繰り返して、「それでは担当者におつなぎします」となるのですが「現在、すべての担当者は他のお客様と話しております。しばらくお待ちください」というメッセージが流れ、人間と話をするまで、長いときは30分近くも待つわけです。
電話は、予約や持ち帰りのオーダー、問い合わせなど大事なものですが、クレジットカードのプロセスも電話回線ですから、なくてはならないものです。それが止まるということは業務に支障が出るわけですね。
もう、それが2ヶ月に1回程度起こります。どうして起こるのかは不明ですが、そのたびにこの長い待ち時間になります。
それでとうとう頭に来て「それなら電話会社を替えてやる」で大元のat&tに変更の電話をしたのが水曜日の午後でした。それですぐに替わるかといえば15日かかります。
そして、at&tの修理が来たのが木曜日の午後でしたが、店の中のジャックを見て、外に行ったまま帰ってこない。XOに事前に電話をしたところ、「at&tから連絡が来ないので何もできない」という返答でした。
丸1日電話がつながらないので、XOに電話を転送するように依頼しました。これにもう少し早く気付けば、水曜日に支障は出なかったと思いますが、こういう発想がなかったですね。
私は思った。「電話会社も頭を使え!お客さんの電話回線が使えないということは困るだろう。他の番号に転送してあげよう」という風に考えて実行するのが電話会社としてのサービスではないか?ただ、残念なことに彼らにそうした「機転」が効くことはありえない。それがアメリカだ。
水曜日の午後に運良く、5分以内でXOの担当者につながり、その転送依頼をしたが「30分近くかかります」と言う。「どうしてそんなにかかるんだい!」と言いたくなりますよね。
XOからは、その後も電話なし。とりあえず、電話の応対はできるようにしたが、クレジットカードの処理は手書きで、家に帰って入力して送信するというカタチを取るしか方法がない。現在、2日分が溜まっていて、これで入金も遅れるわけです。
とどの詰まりは、やはりこの米国というのは世界一の経済力を持ちながら、中身はすでに腐っていて、どうしょうもないということです。
赤字続きで極端にサービスの低下している郵便局がその一例ではないか? そして米人の人間の質が低下しているのは目に見えていますね。
日本でこんな事態が起こるかと考えれば、1年に1回も起こらないでしょう。そして起こったとしても早急に対応してくれるでしょう。
それは先月のこと、それまで高い電話代を払っていたので、1回線カットして170ドルが70ドルになった。これもおかしい。at&tの新しい契約では1回線が60ドル、2回線で90ドル(連邦税などは別)私は長い間高い電話代を払ってきたことになる。ただ、かつてはat&tで、そこから安いというので今の会社に替えたといういきさつがあるが、同じ会社を長く使うとどんどん高くなっていく。こちらもいちいち替えるのは面倒なので、そのまま放置していたということでもあるが。
そしてこうしたむかつきは、自分が長い間に「アメリカ人化」されるにつれ、収まっていくというか、慣れてくるのであろうが、そこにお金が絡むと「どうして、こういう低質な連中のためにオレが損を被るのか」という怒りにもなる。
まあ、こういうのが積もり積もって万年雪状態になっていくのだが、これを無視できなくなると、やはりこの国に見切りをつけるしかない。というか、見切りはつけているのだが、家の価格が下がりすぎて、損をしたくないので、耐え忍び我慢をしている状態かも知れない。
考えても見ると、アメリカにいながら店で仕事をしている連中に白人と黒人はいない。使えないから雇わないわけです。かつてはレストランのキッチンの中は黒人の仕事だったようですが、そこにメキシコ人が入って、仕事を奪って行きました。かつてフロントで白人を使ったことがありますが、シャブ中、経済的に問題ありで素行不良など、実に怪しいので使えないわけです。アジア人の方が真面目ですね。エアコン修理の依頼は中国人、レストランのキッチンの修理は台湾人、皆確実に仕事をしてくれるので、使いますね。まあ、白人と黒人が堕落したから彼らの仕事があるともいえますがね。
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