この店美味いの?:La Fourchette




 
先日書いたフレンチのLa Fourchetteに行ってきました。
メニューの中身を見ると、フレンチというよりも、地中海風と表現した方が良いでしょう。まずはワインですが、大変お手頃に設定してあります。スタートは25ドルからで、高いものでも100㌦しなかったと思います。赤と白で15種類程度で、それもフランスだけにこだわらず、カリフォルニア、アルゼンチン、イタリアなどをうまく揃えています。3本開けましたが、大変飲みやすいものでした。
 さて食べた内容ですが、6人で行きアペタイザーを4品、アントレを5品でシェアしました。これぐらいの量が一番良いですね。
 フレンチに行ってシェアするんですか?と疑問を持つ人もいるでしょう。私は大抵そうします。顔の効くレストランであれば、シェフに頼んでお任せにして50ドル程度のコースメニューにしてもらうこともあります。そのほうがいろいろなものを食べることができるので勉強にもなるでしょう?
 まずはアペタイザーは、虹鱒のタルト、シーザーサラダ、ムール貝、茄子のローストにモッツアレラチーズでした。ここで「この店いけるじゃん」と確認しましたね。味付けの濃い店が多いアメリカというか、アトランタで、こういう店は日本人の味覚に合います。
 アントレは、オソブッコ(写真中央)、チーズのラビオリ、地中海産のシーバス(写真左)、パエリア(写真右)、ローストダックでした。最高に美味かったのはよく煮込んだオソブッコですね。ラビオリもシンプルで美味い、シーバスは普通、パエリアは私たちのイメージするパエリアではなかったもののOK,ローストダックは同行した人は美味いと言っていましたが、私にすれば肉に味が染みすぎていてOKの下程度でした。
 デザートを4品頼みしましたが、グラスに入ったチーズケーキはOKの下、ベニエはOK,その他は覚えておりませんが、その覚えていないものが美味かったように思います。
 肝心なお値段ですが、ワイン3本を加えて360ドルでしたから、1人あたりチップなしで60ドルで腹八分目を超えていました。
 フレンチでビストロといえば、 すぐ近くにあるBistro Nikoが競合になります。この店には2回行きましたが、比べものになりません。La Fourchetteの方が数段上です。
 まだ開いて間がないため、店はガラガラです。こういう店をどんどん活用してあげてください。オーナーは2人パートナーですが、どちらもフランス人です。
 そしてこういう暇な店の方が料理を一生懸命作るでしょう。忙しくなるとだんだん「こなし」になってきますからね。こなしになると流れ作業になるので、味が落ちる可能性が出るわけです。売り上げを追い出すと、さらに味が落ちる可能性もあります。そして仕込みアイテムが多くなる。1から作るのではなく、半分仕上げておいて暖めるだけにするとかスピードアップをしていくわけです。そうなるとどうしても味が落ちますね。このあたりも考慮すると今が、この店の旬です。
 場所はアトランタで一番のステーキハウス、Bonesの向いにあります。オーナーには「日本人がこれから来ると思うのでよろしく頼む。皆私のブログを見てくるんだからね」と伝えてあります。もし行かれる機会があれば、「TAKAのブログを見てきた」と伝えてください。粗末にはされないでしょう。
 私自身もまた近いうちに行くと思います。I-20の西にある日系企業の社長をNikoに連れていくという話をしましたが、同じお金使うならLa Fourchetteで美味いものを食べたいじゃないですかね。
3133 Peidmont Rd. Atlanta GA 30305 404-748-1229 www.lafourchetteatlanta.com



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