コーチから弟子への1通の手紙
弟子を取らない私が一緒に回ったことが縁でこうなってしまった。まあ、弟子を取るほど巧いわけでもないのは周知の事実。それでも100を切ったことのないゴルファーに頑張ってほしいという願いはあるので、今回も手紙を書こう。日曜日のコンペに君の名前があったものでね。コースを攻略というか私なりの分析をしよう。
1ホール~最後がクリークになっているパー5 第1打は広いので問題がないと思うが、そして君のドライバーは素晴らしいのでまさかはないと思うが、左には打たないように。左は練習場なのでレンジオールが山ほどある。また落ち葉がかなりあって捜索困難である。実は私はここに前回入れてしまった。ボールは運よくあったのだがね。最後は少し打ち上げになっているので、1番手上げるのも良いだろう。問題はピンの位置だ。グリーンも下から上に上がっているので上につけると厄介。やはり下から打っていくのが楽だと思う。最初からボギー狙いで行きなさい。手前のバンカーにも注意すること。前回バンカーの打ち方は手ほどきしたと思うが、忘れていないでほしい。
2ホール~ミドルのパー3 グリーンが奥に長いので、手前にピンがあり後ろにオンをすると惨めになる。下りで3パットを覚悟するかも知れない。また右は禁物、逆に左は安全と見て無理せず、左に打っていくこと。ここはパーを取ってほしい。
3ホール~2打目が打ち下ろしになるパー4 第一打を真ん中から左に落とすこと。右は崖になっている。左は比較的広いので問題ない。2打目は綺麗な打ち下ろしだが、2段グリーンになっている。手前が低く奥が高い。これも厄介で、打ち下ろしを考えると番手を1つ落とすのも作戦、うねりのグリーンではないので、パーチャンスがある。問題はショートして手前のラフに入れること。冬場とはいえ少し深い。老人はここでミスショットをしていたな。
4ホール~真っ直ぐで長いパー4 ここは大叩きをする可能性を秘めている。まずドライバーは問題ないが、次がかなり距離が残る。ブルーだと200程度残り、厄介なことに手前にクリークとブッシュがある。これを乗り切れるようなら打てばいい。ただ、無理するとどんどん引きずりこまれるので、最初からパー5と考えていこう。2打目を小刻みにして3打目でオンすること。2パットでボギーじゃないか。
5ホール~長いパー3 ブルーなら200を超えるパー3、女性の距離は把握していない。グリーン手前に落とそう。グリーンは右から左に揺るやに下がっている。大kなグリーンなので3パットに要注意。
6ホール~とてつもなく長いパー4 ここはきつい、障害物は最初のバンカー2つ。入りそうな場所に2つもある。できれば右に打っていくこと。第2打は届かないということを想定し、刻む。そして少し上がっているグリーンは大きな3段になっている。ピンの位置にもよるが下につけること。最悪なのは、私がセントアンドリュースと呼んでいるバンカーが左の奥にあること。業師の老人でさえ、脱出に3打かかった。私は「Rさん、もうブリティッシュオープンはお済ですか」と嫌味を言ったバンカーがここにある。
7ホール~短めのパー4 ここは左はダメ、右というか中央右のバンカーも要注意。比較的サービスホールと言っても良い。グリーンは真ん中を頂点に左右に下がっているのでピンの位置をよく確認してどこに打てば良いのかを考えることだね。
8ホール~曲者のパー5 まずブッシュ超えは問題ないと思う。ここさえクリアすれば3オンはできるだろう、手前のバンカーにさえ捕まらなければね。左右に大きなグリーン。右から左に大きく緩やかに下がっている。カーブを巧く読むことがポイントであろう。
9ホール~サービスのパー4 何でもない真っ直ぐなパー4であるが入りそうな場所にバンカーが1つある。これさえ避ければ、残りは短い。グリーンは左右に広がり、比較的フラットになっている。気をつけることは打ち過ぎて後ろに落とすこと。これさえ避ければパーは取れると思う。
10ホール~少し長いパー4 ここは何でもない。右の大木に当てないことだね。グリーン回りのバンカーも要注意。奥は深いので大きめに打ってもOKとしよう。グリーンに大きな高低差はないものの、小さなうねりがある。ボギーを取ろう。
11ホール~池超えのパー4 思いっ切り打っても池には届かないので安心。グリーンに沿うように池があり、「おいで、ベイビー、ここはパラダイスだぜ」のサインを送っている。この誘いには乗らないこと。ピンの位置が奥でも、あえて手前の青信号ゾーンに落とそう。これで3パットでボギー上がりを良しとしよう。暴走は禁物。
12ホール~比較的簡単なパー5 左の民家に打ち込む必要はないので、問題ない。所々にあるバンカーだけに注意すればOKであろう。グリーンは左から右へ傾斜している。奥に打ち込むとブッシュで脱出に手間取ることが予想される。パーはいけると思う。
13ホール~短いのだが要注意のパー4 米人とプレイしたときに彼だけ左を狙ったが、これは正解。ここからならグリーンが見えるからである。また右に打っても丘なのでラフではあるがグリーンが見える。奥に長いグリーンは比較的フラットで簡単。
14ホール~厄介な右折れパー4 ここが一番きついと思われる。右の崖はダメ、それを恐れて大抵の人は左に打ってしまう。そうすると今度は2打目がうちづらい、それで刻む選択肢しか残されない。真ん中を狙う勇気が欲しい。そしてグリーンの右手前に落とすようにすればボギーで上がれると思う。間違ってもブッシュに入れないように。
15ホール~周りが池のパー3 手前とグリーンにのればOK、左は池、奥も池、右奥も池。打ち下ろしなので比較的簡単と思えば良い。グリーンは緩やかな2段になっている。
16ホール~池超えのパー4 短い池なので問題ない。右に打って行こう。グリーン手前に2つバンカーがあり、オンを阻止してピケを張っている。これを超えて欲しい。フラットなグリーンは簡単といえる。
17ホール~サービスのパー3 こう書いたが、曲者。それはグリーンが丸く大きく後ろに行けば下がっているため。ピンの位置によるが後ろなら多めに打たないと3パットを経験する。サービスしてもらえるが、それは打ち方次第ということ。
18ホール~クリーク超えのパー5 最初のクリークの手前に落ちると思うが、飛びすぎると入ってしまうだろう。第2打目にバンカーが数箇所ある。乗せのときにも左手前に大きなバンカーがある。グリーンはフラットなので乗れば2パットで収まることになるだろう。
総括~早いグリーンをどう読むか、そして寒さでボールが飛ばないことを考慮、さらに寒さで体が硬くなっていることも考慮、厚着して体が夏のように動かないことも考慮。まあ、無理は禁物、オールボギー+5箇所のWボギーOKで100を切ることを祈る。N君がメンバーに入っていないが、彼も上達がメキメキである。負けないように。
追伸:実は飛ばし屋だったメル友から横槍が投げられた。これはチャンレジのようである。11番についてだが、女性ティから打つとドライバーでは簡単に池に入ってしまう。彼女の場合、3番でも入ったことがあるそうな。君はよく飛ぶのでここは5番ウッドあたりで点前に落としてもらいたい。
1ホール~最後がクリークになっているパー5 第1打は広いので問題がないと思うが、そして君のドライバーは素晴らしいのでまさかはないと思うが、左には打たないように。左は練習場なのでレンジオールが山ほどある。また落ち葉がかなりあって捜索困難である。実は私はここに前回入れてしまった。ボールは運よくあったのだがね。最後は少し打ち上げになっているので、1番手上げるのも良いだろう。問題はピンの位置だ。グリーンも下から上に上がっているので上につけると厄介。やはり下から打っていくのが楽だと思う。最初からボギー狙いで行きなさい。手前のバンカーにも注意すること。前回バンカーの打ち方は手ほどきしたと思うが、忘れていないでほしい。
2ホール~ミドルのパー3 グリーンが奥に長いので、手前にピンがあり後ろにオンをすると惨めになる。下りで3パットを覚悟するかも知れない。また右は禁物、逆に左は安全と見て無理せず、左に打っていくこと。ここはパーを取ってほしい。
3ホール~2打目が打ち下ろしになるパー4 第一打を真ん中から左に落とすこと。右は崖になっている。左は比較的広いので問題ない。2打目は綺麗な打ち下ろしだが、2段グリーンになっている。手前が低く奥が高い。これも厄介で、打ち下ろしを考えると番手を1つ落とすのも作戦、うねりのグリーンではないので、パーチャンスがある。問題はショートして手前のラフに入れること。冬場とはいえ少し深い。老人はここでミスショットをしていたな。
4ホール~真っ直ぐで長いパー4 ここは大叩きをする可能性を秘めている。まずドライバーは問題ないが、次がかなり距離が残る。ブルーだと200程度残り、厄介なことに手前にクリークとブッシュがある。これを乗り切れるようなら打てばいい。ただ、無理するとどんどん引きずりこまれるので、最初からパー5と考えていこう。2打目を小刻みにして3打目でオンすること。2パットでボギーじゃないか。
5ホール~長いパー3 ブルーなら200を超えるパー3、女性の距離は把握していない。グリーン手前に落とそう。グリーンは右から左に揺るやに下がっている。大kなグリーンなので3パットに要注意。
6ホール~とてつもなく長いパー4 ここはきつい、障害物は最初のバンカー2つ。入りそうな場所に2つもある。できれば右に打っていくこと。第2打は届かないということを想定し、刻む。そして少し上がっているグリーンは大きな3段になっている。ピンの位置にもよるが下につけること。最悪なのは、私がセントアンドリュースと呼んでいるバンカーが左の奥にあること。業師の老人でさえ、脱出に3打かかった。私は「Rさん、もうブリティッシュオープンはお済ですか」と嫌味を言ったバンカーがここにある。
7ホール~短めのパー4 ここは左はダメ、右というか中央右のバンカーも要注意。比較的サービスホールと言っても良い。グリーンは真ん中を頂点に左右に下がっているのでピンの位置をよく確認してどこに打てば良いのかを考えることだね。
8ホール~曲者のパー5 まずブッシュ超えは問題ないと思う。ここさえクリアすれば3オンはできるだろう、手前のバンカーにさえ捕まらなければね。左右に大きなグリーン。右から左に大きく緩やかに下がっている。カーブを巧く読むことがポイントであろう。
9ホール~サービスのパー4 何でもない真っ直ぐなパー4であるが入りそうな場所にバンカーが1つある。これさえ避ければ、残りは短い。グリーンは左右に広がり、比較的フラットになっている。気をつけることは打ち過ぎて後ろに落とすこと。これさえ避ければパーは取れると思う。
10ホール~少し長いパー4 ここは何でもない。右の大木に当てないことだね。グリーン回りのバンカーも要注意。奥は深いので大きめに打ってもOKとしよう。グリーンに大きな高低差はないものの、小さなうねりがある。ボギーを取ろう。
11ホール~池超えのパー4 思いっ切り打っても池には届かないので安心。グリーンに沿うように池があり、「おいで、ベイビー、ここはパラダイスだぜ」のサインを送っている。この誘いには乗らないこと。ピンの位置が奥でも、あえて手前の青信号ゾーンに落とそう。これで3パットでボギー上がりを良しとしよう。暴走は禁物。
12ホール~比較的簡単なパー5 左の民家に打ち込む必要はないので、問題ない。所々にあるバンカーだけに注意すればOKであろう。グリーンは左から右へ傾斜している。奥に打ち込むとブッシュで脱出に手間取ることが予想される。パーはいけると思う。
13ホール~短いのだが要注意のパー4 米人とプレイしたときに彼だけ左を狙ったが、これは正解。ここからならグリーンが見えるからである。また右に打っても丘なのでラフではあるがグリーンが見える。奥に長いグリーンは比較的フラットで簡単。
14ホール~厄介な右折れパー4 ここが一番きついと思われる。右の崖はダメ、それを恐れて大抵の人は左に打ってしまう。そうすると今度は2打目がうちづらい、それで刻む選択肢しか残されない。真ん中を狙う勇気が欲しい。そしてグリーンの右手前に落とすようにすればボギーで上がれると思う。間違ってもブッシュに入れないように。
15ホール~周りが池のパー3 手前とグリーンにのればOK、左は池、奥も池、右奥も池。打ち下ろしなので比較的簡単と思えば良い。グリーンは緩やかな2段になっている。
16ホール~池超えのパー4 短い池なので問題ない。右に打って行こう。グリーン手前に2つバンカーがあり、オンを阻止してピケを張っている。これを超えて欲しい。フラットなグリーンは簡単といえる。
17ホール~サービスのパー3 こう書いたが、曲者。それはグリーンが丸く大きく後ろに行けば下がっているため。ピンの位置によるが後ろなら多めに打たないと3パットを経験する。サービスしてもらえるが、それは打ち方次第ということ。
18ホール~クリーク超えのパー5 最初のクリークの手前に落ちると思うが、飛びすぎると入ってしまうだろう。第2打目にバンカーが数箇所ある。乗せのときにも左手前に大きなバンカーがある。グリーンはフラットなので乗れば2パットで収まることになるだろう。
総括~早いグリーンをどう読むか、そして寒さでボールが飛ばないことを考慮、さらに寒さで体が硬くなっていることも考慮、厚着して体が夏のように動かないことも考慮。まあ、無理は禁物、オールボギー+5箇所のWボギーOKで100を切ることを祈る。N君がメンバーに入っていないが、彼も上達がメキメキである。負けないように。
追伸:実は飛ばし屋だったメル友から横槍が投げられた。これはチャンレジのようである。11番についてだが、女性ティから打つとドライバーでは簡単に池に入ってしまう。彼女の場合、3番でも入ったことがあるそうな。君はよく飛ぶのでここは5番ウッドあたりで点前に落としてもらいたい。
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