アメリカの文化を紹介?

 昨日、テーブルのトップを交換していて見つけたものです。それはガム。そうです、レストランに行って食べたガムを「すみません、紙ください」と言えない?アメリカ人はこうしてガムを廃棄するのです。

 大抵は、テーブルの隅に付着させますが、この人はなかなかのもんです。テーブルの中央に付けてくれました。

 私は思うのですが、うちなんか比較的デートが多いのでカップルだと思うわけですね。そういう光景を見てパートナーは何も言わないんでしょうか?私なら、こういう女性と食事に行って、ガムを付着させた時点でそのまま別れます。

 アメリカの文化紹介のコラムでした。

 ここで生まれる素朴な疑問? ガムはどこから来たのか? お口の恋人ロッテのホームページによると、西暦300年ごろのメキシコのマヤ文明だそうです。サボディラという巨木の樹液を採集して煮込み、それを固めて噛む習慣をもっていたそうです。これがチューイングガムの原料の天然クチルです。マヤ文明は800年ごろに滅びますが、現地のインディオの間ではこの習慣が引き継がれ、スペインが征服した後、急激に広がっていったそうです。

 そして1860年、メキシコと米国との戦争があり、ここでトーマス・アダムスがアメリカに持ち帰り、甘味料を加えて売り出したのが今のチューイングガムの始まりです。

 日本では大正5年に初めて輸入されました。その後、廃れましたが、戦後に進駐軍が持参してきて脚光を浴びます。「ギブミー、チョコレート」と同じようにここから子供に広まっていったわけですね。

ABC GUM って分かりますか? かつて付き合っていた白人のガールフレンド、米国最初の白人のお姉さんでしたけどね、Already been chewed gumのことです。噛み終えたガム、すなわちごみみたいなもんですね。

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