日本は大型の景気対策をやるべきである

 この前、面白い記事を読みました。日本の電力供給が止まる可能性があるというものです。そのXデーは2012年だそうです。現在、日本の電力の30%が原子力発電により賄われていますが、これが危機にあるのです。それは核廃棄物の処理の問題です。青森の六ヶ所村といえば、たしか日本で唯一の核廃棄物の処理場です。ここが満杯になるのが2012年だとか。そして耐震構造に施設を変えていかないといけないのですが、それにいろいろ問題があるんだそうです。最近では、核廃棄物の再処理をして2回使う方法もあり、それで放射能の濃度を落としますが、それでもごみは出ます。そして完全ではない原子力発電において、過去に「隠し事」があったのを覚えていますよね。

 こういうことから2012年に十分な電力供給ができなくなる恐れがあるということですが、それなら「なあーんだ、まだ3年ある。何とかやろう」と思い切った発想が必要ですね。そこで私が考えたのは、日本海側の海岸線に風力発電のプロペラみたいなやつをどんどん建てる。太平洋岸に比べ地味な日本海側ですが、風はいつも吹いていると思います。国の景気対策で建てればいい。田舎に道路を作り、空港を新設し赤字にするよりも価値があると思うのですがね。
 そして大都会の大阪や東京にはビルの上にすべて太陽光発電パネルを設置する。半分はビルの持ち主、半分は国が負担する。今夏の東京は暑いそうです。真夏日も20年前に比べ2倍になっているそうです。その熱を利用した発電もあるんじゃないですか?
 こうしていくらか分かりませんが、10%でも電力を補うことができれば、いいじゃないですか? エコポイントで還元するよりも将来に役立つ景気対策を求めます。そう思いませんか?

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