この不況を乗り切っていくには、、、。
毎日の売り上げがUP,DOWNで株式相場みたいですが、頭の痛いところです。
ただ、なんとなく手探りの中から方向性が見えてきました。
じっと待っていても仕方がないのです。すでに行動を起こしたところもあります。 ワインはランクを1つ下げ、価格も下げました。今後さらに価格の見直しをしていくでしょう。 不況下においては、従来の固定観念を捨てることでしょう。 固定観念とは? ワインのボトル売りは3倍掛けが定説ですが、不況下なら2倍でも仕方ないところです。 すべては需要と供給のバランスで成立します。
アメリカのレストランは、大晦日とかバレンタインデーにフィックスメニュー(あらかじめ決められたコースメニュー)をします。これはなぜでしょう? そうしないとアラカルトでオーダーされると大量に来るお客さんを捌けないからです。 明らかに売り上げを取りに行っているのです。そしてそのコースメニューの高いこと。それは当然です、こうした特別な日にディナーをする習慣がありますから、そこそこの店であれば黙っていても予約が入ってきます。 えさを釣り下げなくても獲物が寄ってくるのです。需要が高いから価格主導権は店側にあります。
ところが、昨今のように不況下では立場が逆転します。 お客さんはできるだけお金をセーブしにかかっていますから、高い店は嫌われることでしょう。 ワインも1-2ランク下げて飲むでしょう。そうであれば、お客さんを気持ち良くするには、価格を下げてあげるのが一番でしょう。 これまでと同じワインが安く飲めるのであればHappyな気持ちになるでしょうし、「また来るか」と再来店を促す効果もあるかもしれません。 今はやはり目先の利益よりも次につながる経営だと私は思います。
先週から、デザートをほぼすべてのお客さんに提供しています。こんな不況下でわざわざ、自分の店を選んでお金を落としてくれるんだから、こんな有難いことはないだろう。それなら感謝の気持ちを表そうではないかということで始めました。
次は相対的な価格の見直しに入ります。値下げの余地があるものはどんどん下げて行く。こうして割安感を出そうと思っています。 これから円高や材料費高騰で仕入れ値はさらに上がりますが、皆が値上げするときに逆に下げるのです。過去には売り上げ絶好調の時にジワジワ値上げをしたことがあります。 需要と供給の関係ですね、お客さんがどんどん押し寄せるときには値段を上げればいいと思うのです。そして来なくなる時期には下げればいいのです。それがバランスというものではないでしょうか。
お金があるときには少々高いと思っても使えますが、いまどきのように財布の紐を締めにかかっているご時世に値上げをするとさらに紐を堅くしてしまいます。ですから、値下げするのです。ところが、これは実際には値下げではなく、元の値段に戻しているだけなのです。これはトリックのようですが、市場価格(MP)があっても良いと思います。
あとは、値下げできる商品を作り上げることですね。出来合いのものを買うのではなく、材料から自分で作ることにより商品の原価を下げる。また、品質を下げずに安いものに切り替えるなど、いろいろ方法はあります。そして他が脱落して行く中で、自分の所だけは生き残っていくような仕組みを作り上げることでしょう。幸いにもTAKAの店の立地はメインストリートでなく、ショッピングモールの中でもないため、家賃が安いのです。これは大きなアドバンテージで、これだけで競合他店よりも同じ品物を安く売ることができます。人件費もそうで、最低限のスタッフしか抱えていませんから、どうでもなります。店の規模が大きいとそれだけで光熱費などの諸経費がまずかかります。そして人件費も当然高くなります。
どうみても1-2年はダメなのですから、腹を括り、勝負することでしょう。
これまではパイは大きくなっていましたが、これからはパイは小さくなります。 食べる人の数を減らすしかありませんし、先に食べた者の勝ちではないでしょうか?
ただ、なんとなく手探りの中から方向性が見えてきました。
じっと待っていても仕方がないのです。すでに行動を起こしたところもあります。 ワインはランクを1つ下げ、価格も下げました。今後さらに価格の見直しをしていくでしょう。 不況下においては、従来の固定観念を捨てることでしょう。 固定観念とは? ワインのボトル売りは3倍掛けが定説ですが、不況下なら2倍でも仕方ないところです。 すべては需要と供給のバランスで成立します。
アメリカのレストランは、大晦日とかバレンタインデーにフィックスメニュー(あらかじめ決められたコースメニュー)をします。これはなぜでしょう? そうしないとアラカルトでオーダーされると大量に来るお客さんを捌けないからです。 明らかに売り上げを取りに行っているのです。そしてそのコースメニューの高いこと。それは当然です、こうした特別な日にディナーをする習慣がありますから、そこそこの店であれば黙っていても予約が入ってきます。 えさを釣り下げなくても獲物が寄ってくるのです。需要が高いから価格主導権は店側にあります。
ところが、昨今のように不況下では立場が逆転します。 お客さんはできるだけお金をセーブしにかかっていますから、高い店は嫌われることでしょう。 ワインも1-2ランク下げて飲むでしょう。そうであれば、お客さんを気持ち良くするには、価格を下げてあげるのが一番でしょう。 これまでと同じワインが安く飲めるのであればHappyな気持ちになるでしょうし、「また来るか」と再来店を促す効果もあるかもしれません。 今はやはり目先の利益よりも次につながる経営だと私は思います。
先週から、デザートをほぼすべてのお客さんに提供しています。こんな不況下でわざわざ、自分の店を選んでお金を落としてくれるんだから、こんな有難いことはないだろう。それなら感謝の気持ちを表そうではないかということで始めました。
次は相対的な価格の見直しに入ります。値下げの余地があるものはどんどん下げて行く。こうして割安感を出そうと思っています。 これから円高や材料費高騰で仕入れ値はさらに上がりますが、皆が値上げするときに逆に下げるのです。過去には売り上げ絶好調の時にジワジワ値上げをしたことがあります。 需要と供給の関係ですね、お客さんがどんどん押し寄せるときには値段を上げればいいと思うのです。そして来なくなる時期には下げればいいのです。それがバランスというものではないでしょうか。
お金があるときには少々高いと思っても使えますが、いまどきのように財布の紐を締めにかかっているご時世に値上げをするとさらに紐を堅くしてしまいます。ですから、値下げするのです。ところが、これは実際には値下げではなく、元の値段に戻しているだけなのです。これはトリックのようですが、市場価格(MP)があっても良いと思います。
あとは、値下げできる商品を作り上げることですね。出来合いのものを買うのではなく、材料から自分で作ることにより商品の原価を下げる。また、品質を下げずに安いものに切り替えるなど、いろいろ方法はあります。そして他が脱落して行く中で、自分の所だけは生き残っていくような仕組みを作り上げることでしょう。幸いにもTAKAの店の立地はメインストリートでなく、ショッピングモールの中でもないため、家賃が安いのです。これは大きなアドバンテージで、これだけで競合他店よりも同じ品物を安く売ることができます。人件費もそうで、最低限のスタッフしか抱えていませんから、どうでもなります。店の規模が大きいとそれだけで光熱費などの諸経費がまずかかります。そして人件費も当然高くなります。
どうみても1-2年はダメなのですから、腹を括り、勝負することでしょう。
これまではパイは大きくなっていましたが、これからはパイは小さくなります。 食べる人の数を減らすしかありませんし、先に食べた者の勝ちではないでしょうか?
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