忙しすぎ １２月２８日（火）
Veinteocho de Decembre (Martes)
昼は暇でしたが、夜は予約がたくさんあったので混むのは分かっていました。それに加えて持ち帰りの多さです。参った、５人体制にしたのに、追いつかないのです。それで持ち帰りを途中から１時間にしました。それでもシャリ飯終わり、仕方なくキッチンのごはんで合わせたものの、べた飯なので「中止、品切れ」を宣言しました。まあ品質落とすよりは、止めた方が良いわけです。少し読みが甘かった、もう少し多めに炊いておけば良かったです。まあ、いつもこの戦い、今日はバックアップも含めてごはんを炊きます。あと４日のビジネス、混むのは間違いないと思います。ということで前年比が１４０％になっています。
寿司屋では今、何が起きているか？ 定番商品の欠落です。うちでは５社と取引がありますが、メインの２社に欠品が出ると、それが他社に影響して、レストランによっては買い占めに走るので全体に欠品が拡散するのです。今、全体ではワサビトビコ、たくあん、冷凍ホタテ、寿司ガリ、マヨネーズ、みりん、カニ足がない会社が発生しています。それは他社にはあるものは代用しますが、ないとギブアップですよ。これがいつまで続くのか、まったく予想がつかないですね。コロナは継続中です。
しかしサプライチェーンの崩壊というか、この前読んだ記事によると、コンテナの不足が全体的な問題なのだと。これは日本で荷物を積んだコンテナがアメリカに着く、それが空になり、今度はベトナム向けに荷物を積む、それが中国を経由して日本に行くとか、ぐるぐる回っているのです。それがどこかの港で例えばコロナが拡散して荷役がストップすると１週間ずれる。また大雪とか大雨で荷役が遅れることもある。すると１か所だけの問題が世界全体にずれ込んで影響を及ぼすという事態に発展するのだそうです。それによって荷物が届かないということになるのです。
今日までは良いですよ、３０％の降水確率なら。問題は明日以降です。２日の日曜日は午前中で９０％の雨ですから、ゴルフの初打ちはできそうにないですね。
まあ、それは裏返せば、「店の掃除しなさい」ということか。
こんな気温図があります。ジェット気流は太平洋で北上しアラスカを温めています。それが南下して西海岸を冷やし、今度はそれが北に上がるので南部のテキサスからフロリダにかけて記録的な暖かさになっているのです。今日のロスは最高気温が５４度、アトランタは７２度になっていて逆転現象が起きています。ロスは今後も６０度に上がるかどうかの気温が１０日は続きます。
売り上げは伸びていますが、伸びて当たり前ではないかと思います。まず１）インフレで値段が上がっているのでそれが売り上げを５％は押し上げる。２）企業業績は良いので実入りの多い人が増えている。３）株高、S&Pは今年１月３６００でしたが、ほぼ４８００まで上げています。３３％の上昇を見せています。それだけ良い相場だったと言えるのです。
来年は分からないですよ、中国の経済減速が鮮明になってきています。すでに不動産の投げ売りが始まっています。たぶん、リーマンの時に、低迷した経済を救うために中央政府も地方政府も公共投資という名の元に、不動産開発をしていった、それはタワマンであり、工業団地であり、とにかく作り続けた、そして価格もどんどん上がっていったのですが、それではまずいとなり、恒大の問題もあって今度は規制に入った、すると資金繰りに苦しむ企業が出てきて、破綻しかけている。業者によっては投げ売りして資金回収を急いでいるわけですが、先に高値で買った人は資産の目減りを嫌い、怒っています。これが何十社も出てくるのが来年ではないかと思うわけで、そうなると不動産バブルが弾ける、そしてこうした会社が持っている海外不動産にも影響が及ぶわけで、そうなると世界的に経済が落ちこむのではないかと。
しかし、米国としてはこれは良い好機であり、中国が弱くなることは渡りに船だと思うわけです。自国が一番でなければならない、中国の覇権が少しでも遅れることが米国にとっては良いことなのです、と私は読んでいます。そして不満が高まり、まさかの共産党倒壊でも起きれば両手を上げて万歳しないといけない。そんな最良のシナリオもないでもないかと。
そんなことは気にせず、自分の金儲けに専念したいと私は思います。
Comments