クリスマスイブ 12月24日(金)
Veintequatro de Decembre (Viernes)
明日から2連休です、最後の稼ぐ日? まあ昨日がピークだったと思いますが、昨日の予約は週末並みでした。今日はその半分以下です。ワインの小売りも順調で売り上げがまた伸びています。前年比137%です。しかしながら休みがあるので月間新記録にはなりません。
今朝のCBSニュースではクリスマスツリーの起源について報道がありましたが、元々はなく、ドイツ系の移民がアメリカで始めたのが1850年くらいだったそうです。ロックフェラーのツリーは1920年代、ホワイトハウスのツリーは1930年代から始まったとか。年間2千万から3千万の生のもみの木が販売されていますが、ツリーの85%はプラスチックのツリーだそうです。今日は下げていますが、昨日は上がった仮想通貨です、私のドッジコインは黒字になり、イーサリアムとビットコインも赤字幅が縮小しています。
昨日、Aという元コンサルをやっていて今はフルトン郡のコンサルをしている人物と話をしましたが、彼は「信じていないのでやらない」と言っていました。まあリタイヤしてある程度のお金を持っているのでリスクのある投資はしないのでしょう。私もずっとそうでしたが、少し方向転換したわけです。
マーケットは今日は休みで、月曜日までありません。昨日も上げてくれたので、赤字幅が減った。まあ私の赤字の大半はハイテク株ですから、それが回復するのは時間がかかりそうです、底値買いを実施しているので、来年以降に少しでも上げれば黒字に転換すると思っています。赤字でも売ることはしません。原油も73ドルを回復し、採掘とか原油関連の株を持っていますが、これも来年以降に原油がさらに上げると読んでいるので化けることを期待しています、今は我慢の子ですよ。デルタ航空も持っています、底値買いで支えています。オミクロンが大したことないので、来年以降はこれも上がるかと。こうして仕込んでおく、基本は長期保有です。問題はEV関連の株がどうなるかです。来年から利益に寄与するような方向になるのか、ここがわからない。一気に加速するのか、それとも問題が発生して方向転換するのか、あまりにも大きな方向転換方針を打ち出していますからね、それに追いつけないのではないかと。
コロナの数字、米国は17万9千人に増えています、死者数も1694人に増加しています。それでも普通に生活しているのがアメリカ。東京で市中感染が見つかり、4人のオミクロン株感染が確認され「第6波」を警戒する日本とは大違いです。空港の混雑ぶりはもう、コロナ前に戻ったと報じていましたし、死者がいくら出ようと、ワクチン打って前に進む、そんな感じですね、アメリカ流石です。
収入が65兆円しかないんですよ、でもお金が107兆円かかる家計の計画なんですね。それで42兆円が借金になるのですが。107兆円の使い道の中、36兆円が社会保障費で、老人と貧しい人などの手当に使われるのだそうで、これが毎年増えているのです。防衛費が5兆円でもこれは対中国への防衛費ですから仕方ないわけです。借金をして賄う日本の運営、経済回すにはお金がかかる。アメリカも国債どんどん発行して賄っているので同じですけどね。先延ばしで、破綻するけど破綻しない、どんどん伸ばしていくだけですから、財政は再建できないですよ。1000兆円の借金になるといっても、それを国債を金融機関とか国民が買っているわけで、買わなくなったら問題になるだけだと思います。若い人の負担が増えていくだけの話で、今後死んでいく人に負担はないので、最後の人生を楽しむだけの話。「日本を脱出するしかない」とかの本まで出ているらしいです、それだけ日本には未来がない。
実際そう思いますよ。どう見てもこれから衰退していく国です。まず、人口が減っていく、そしてそれ=老人人口が増える。それを補うための外国人移民の受け入れがなかなか進まない。世界から取り残されるガラパゴス列島が日本なのです。細かいことを言うから「日本仕様」が多い。無駄な機能をたくさんつけて高く売る。かつてはアメリカが先生でした。しかしアメリカはまだ伸びています。日本は伸びていない。次の先生はどこの国? 参考になるのは、かつて栄えた欧州かと思うのですが、ギリシアとか大昔に栄えた国は参考にはならない。ギリシアには観光と第一次産業しかないので。次に栄えたイタリア? これは農業と職人魂の国で少しは参考になりますが、国民性があまりにも違いすぎ。となるとやはり同じ敗戦国のドイツですかね。
ということで、ドイツを調べましたよ。GDPでは世界4位です。日本が5兆ドルで3位、ドイツは3.8兆ドルで4位です。しかし1人あたりのGDPではドイツ45733ドルに対し日本は40146ドルでしかないのです。総人口伸び率もドイツは0.4%増、日本は0.2%減です。高齢化率はドイツ21.7%、日本は28.4%。労働生産性は米国を100として、ドイツは81.1、日本59.7でしかないのです。財政を見ると2012年から黒字で、それも8年連続の黒字財政です。政府の債務残高14年に邦貨換算で308兆円あったのが19年には289兆円と減らしてきているのです。
ちなみにドイツの売り上げ税は基本19%です。これを一度3%下げたことがありました、景気刺激策で。この高い財源により、国の財政を管理してきたのか? まあ、経済の専門家ではないのでね、分からない。日本の消費税は20年のデータで20兆9714億円です。これは税収全体の34.5%を占めているそうです。現在10%の消費税でこれです。まあ、これをドイツ並みの19%にすれば単純に税収が40兆円になるのですが、国民は納得しないでしょうね。でもどんどん上げていかないと国債を発行していくだけの話で、国民の借金は増えるだけの話、結局は同じだと思いますけどね。
その前にやはり、日本は生産性を上げる努力をすること。それにより給与を多く払う。それができれば国民は消費にお金を回し、家を買うとか、家族を増やすとか、すべてが良い方向に向かうわけです。そうなると税収は自ずと増えていくのです。それができる環境を作るのが政治家と役所の仕事ではないかと思いますね。首相が「給与上げろ」とお願いをするのではなく、経営者が「儲かっているから給料を上げよう」となる社会にすること。
それを実現するには、やはり元に戻りアメリカに学ぶしかないのです。ここは資本主義の最先端ですよ。どうしてアメリカの生産性が100で日本は59でしかないのか。おかしいですよね、こんなにたくさんのバカがいる国ですよ。一部の生産性のバカ高い連中がそれをけん引しているとしか思えないのです。ITやハイテク、金融などがそれを引っ張っているのでしょうが、日本はそこが弱いとしか言いようがない。日本を代表する会社がトヨタではだめということですよ。ソフトバンクのような会社があと5ぐらいあれば生産性の数字は上がるのではないかと。アメリカを代表する会社にもうGMとかフォードはありません。それは30年前の話です。
医療でも良いのですよ。今年の春から夏にかけて、「年末までにコロナの治療薬が出る、国産の薬が出る」とかテレビでもたくさん報道がありましたが、塩野義でさえ、まだ出ていない。これはどうして??? アメリカに負けていますよ、政治的な圧力があって作れなかったとは言わないが、負けは負け。研究者の層の厚さとか資金力とか全然違うのでしょう。10人のチームで開発するよりも300人のチームで開発した方が良い薬が早く出る確率は高いですよ。そういうことではないかと。
自分でも何を書いているのか、わけがわからなくなってきましたが、1)敗戦した、2)そこから立ち直った、3)頂点に立ち目標がなくなった、4)次の山を見失った、ということでないですかね。物まねとアレンジは上手いが、新しいものを創造しそれをビジネスや産業にすることに弱いからでしょう。SONYがiPodを作れなかった、その時期から日本はどんどん、離されていったのでは?でも、諦めてはいけないですよね、まだ何かできるんですけどね。そのための素地を作る教育制度を変えることから始めないといけない、そう思います。
素晴らしい年末の天気です。
とどのつまりは、「日本人よ、頑張れ」ですよ。やればできるじゃないか。頭使えよ、体使えよ、ですよ。最近の若い人を見ていると、やれと言ったことはやりますよ。しかしそれは逆に言えば、言われないとやらないのです。言われたら仕事だからやる、でも言われないことはしない。それは頭で考えていないからで、自分で考えて行動できる思考になっていないのでしょう。マニュアルがある、それを読んでその通りにはするけど、そこに書かれていないことはしないし、できない。直球は打てるが変化球には弱い? それじゃ、世間の社会の荒波に飲み込まれてしまいますよ。ましてや今の世の中ではAIに負けてしまいますよ。人口知能の方が学習機能が付いているので考えますからね。人間がやがてAIに負ける時代が来るのです。それじゃ、生きてる価値ないですよ。人間にしかできないこと、日本人にしかできないこと、まだまだありますね。頑張って成功を勝ち得ましょう。
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