ハッピーメモリアルデー 5月25日(月)

Veinte cinco de Mayo (Lunes)
 なかなかの凄い週末でした。金曜日の売り上げに占めるワインの売り上げが半端ではありませんでした。3600ドルのワインを売っています。ご近所さんが3ケース買って1千ドルが余計に含まれていますが、それでも1日にこれだけのワインを売ったことは、今までありませんでした。店内飲食もパテイオを中心にそこそこあり、持ち帰りも好調で売り上げは予算に対して大きく伸びています。
 土曜日は流石に暇でしたが、それでも後半にまあままの売り上げがあり、予算に対し500ドルだけマイナスでした。この大きな売り上げのお陰で前年比は102%とプラスに転じています。明日から30日までにきっちり予算を確保できれば前年オーバーという偉業になります。
 
 コロナ不景気どこにある? 業態替えして儲ける。これが新しいやり方なのでは? 富士フィルムはフィルム事業がデジカメや携帯電話のカメラ機能で廃る中、事業の方向転換をした。
 レストランも同じようなもの、デリバリーという「家でレストランの食事をする」傾向がジワジワ強まる中、そこに「コロナ感染」の恐怖から人が外出しなくなった。そしてさらに「家での食事」の傾向が強くなり、また「家で飲む」、コロナで在宅率が上がり「アルコール消費量が伸びている」という傾向があり、そこのシフトしていくのが当然のことでは。
 ウーバーイーツが出たのはいつ? ドアダッシュ、グラブハブ、ポストメイツが参入して、このデリバリー業界は大きく伸びているのです。
 今やこれは昨年比で2倍を超えています。店の売り上げの2-3割はデリバリーが占めているのでは?

 Welstarに続きEmory Clinicも人員の大幅な削減ですが、どうして病院は赤字、それも大赤字になるのか? 人が病院に行かないからだそうです、当たり前ですよね。病院に行くと感染すると思っている。では人は健康なのか? 健康ではありません、これまで病院に行っていた人が急に行かなくなっても秒j気には変わりないのですから。
 ただ自宅で我慢してうずくまっているだけ??? それよりも感染を恐れて行かないだけで、実態は何も変わっていないのです。日本では病院のクラスターが度々、報道されていましたが、アメリカではあまり起きていません。起きたのは老人ホームのクラスターで一度に20人や40人の老人が死んでいます。
 それなのに、人は病気を抱えていても病院に行かない。これってそのまま悪化して重症になり、手遅れになる人を増やすだけでしょうが、それを選ぶ人の気持ちが理解できません。コロナで死ぬかガンで死ぬか?どちらを選ぶ?そんな選択ですかね。

 それではコロナのアップデート
1)世界では540万人が感染、340549人が死亡しています
2)米国では第2波がアーカンソーなどで起きています
3)その米国、160万人が感染、98035人が死亡しています
4)問題なのはブラジルとロシアで36万、34万人が感染、赤丸急上昇
5)米国政府はブラジルへの渡航を禁止予定
6)米国の4月の失業率14.7%は5月に20%に上がる見通し

Hong Kong police fired tear gas and water cannon to disperse thousands of people who rallied to protest against Beijing's plan to impose national security laws on the city.
 コロナが終われば民主化運動、香港です。きりがない。まあやっている本人たちは必死でしょうが、これにどうコメントするのか? いずれ中国の政治体制になるのに、2047年までに民主化したいのか? 共産党はそれを望んでいない。
 香港が口火になり、それが全中国に拡散することも考えてみたものの、共産党の砦は堅いですよね、無理。あと27年もこうやって抵抗するのか? アメリカがいくら後押ししようが、内政干渉にも限度があります。
 台湾問題は別です、台湾は国として成り立っていますからね。しかし香港は違います。香港はすでに中国に返還されたのです。酷かも知れませんがね、無理だと思う。

 
 軍人への敬意、メモリアルデーですが。いつもはこの前の週に学校が終わり、夏休みになります。人は海へ山へ海外へ旅行に出かける。これから2カ月半の長い夏休みになるはずが、コロナの影響で海外はおろか国内旅行さえもできない現状です。
 元々、農業国のアメリカ、メモリアルデーの後の夏休みが長いのは、家の農業を家族で手伝うためにそうなったらしいです。

 さてジョージア州は、40972人が感染、1827人が死亡しています。数字は止まるどころか、確実に増えていますが、緩やかなため、今後の閉鎖はないでしょう。

 
 昨日の夕方はDunwoodyエリアではピンポイント豪雨が30分でした。普通は雨は雨雲が西からきて東に流れていくので、各地に雨を降らせますが、昨日はその雨の中、I-285を運転し店に向かっていましたが、Sandy Springsに入ると雨が降った形跡がありませんでした。実に不思議な雨でした。今日も夕方にそんな天気になりそうです。

 6月の見通しも明るいですよ。新しい顧客を獲得しています。それは2週間前のこと、Belugaというロシアのウオッカがありますが、これを仕入れてくれというのです。たまたま、取引のある業者で先週入ってきたので、10本売りましたが、その10本がもう終わり、また追加のオーダーが入りました。
 そして彼はDonの1942が40-50本欲しいというのです。Don Julioというテキーラの高級物です。市場では1本150ドルくらいしますが、これが50本なら7500ドルの売り上げになります。 しかしながらこうしたレアな高級物はアロケーション(割り当て)があり、好きなだけ買えるわけではありません。せいぜい1-2ケースでしょうね。まあそれでも千ドルや2千ドルの売り上げが簡単に作れます。

 明日はサントリーの山崎も入荷します。12年と18年、これもアロケーションです。うちはこの卸から最近よく買っているので、優先で回してくれます。12年の市場価格が200ドル程度します。18年になると800ドルを超えます。仕入れ値は当然、安いのですが、プレミアムが付くので値段が上がります。12年が2本、18年が1本の割り当てです。12年の1本はホテルをやっている友人が「買えないから買っておいて」と頼まれているので、そこに譲りますけどね。それだけ貴重なものです。
 コロナのお陰で、卸とのパイプが太くなり、アロケーションにも参加できるようになったということです。今後もワインを売ることで前年比を超えるでしょう。まあ、自分が経営者ですから方向転換してでも、売り上げと利益を確保する、当たり前のことです。本社の意向があるわけでもない、上司の顔色をうかがうわけでもない、中小企業の親父は自分が好きなことをやり、やりたいことをやり金を稼ぐ、それだけです。
 今日は、ゴルフが満員でできないので、店のメンテですよ。冷蔵庫のフィルター掃除です。今回はディグリーサーを歯ブラシにつけて掃除してみます。少し利口になっていますかね。掃除をきちんとして冷蔵庫などが急に壊れないようにしておく、余計な出費を防ぐ、これも大事なことです。その前に公園を散歩して汗かきます。

Comments

Popular posts from this blog

実録 詐欺物語

お気の毒 2月1日(水)

むかつき 5月24日(金)