週末往来! ヒット商品を公開します!
これが、金曜日と土曜日で一番売れた商品です、なんのことないワンタンスープです。しかしながら、どうしてこれまでこれがなかったのか???
このワンタンスープは売れているものと売れているものの組み合わせから生まれた商品です。
1)餃子 うちの餃子は店で作る手作り餃子です。あまりかりかりに仕上げないプリプリに仕上げています。
2)辛口のオックステールスープ、もう10年近く打っている定番中の定番です。
まあ、単純に解説すれば、餃子をスープの中に落としただけなのですが、皮は餃子の丸い皮ではなく、ワンタンの四角い皮を使います。そして具の量は少な目です。それを三角に折るだけです。別茹でしないとトロミがつくので、ワンタンを茹でてからスープの中に落とします。
ワンタンは日本食か?となります、明らかに中華? では餃子は? これはオリジナルは中国だが焼き餃子は日本のオリジナル。中国では水餃子ですからね。
しかしながら寿司屋で餃子? これはアメリカオリジナルです。今は餃子がないと日本しぃくレストランはやっていけないほどの人気メニューです。
アメリカ人の食生活の中でスープは非常に大事な要素です。食事の前にスープとサラダ、これがアメリカ人の食生活です。
では、日本食レストランに行って頼めるスープは? となると味噌汁しかないのです。これが普通の店ではいくらでしょう? 2ドル前後ではないですか。そしてこれしかない。
だからこそスープのメニューは開発すべきだし、大事なのです。ワンタンの皮は以前に、焼売を作ろうと思って買ったものです。それをたまたま金曜日に見て、「そうかワンタンスープ、面白いかも」と思って作りました、顧客に勧めましたが皆さん、絶賛です。「メニューに掲載してくれ」「明日のランチにするから持ち帰る」「アメージング」などなど。これは定番になるでしょう。ホームラン商品ではありませんが、毎回ヒットを打ってくれる良い打者になると思います。
16年もアメリカでレストランをやってきて、初めて気づいたものです、まだまだ終わりはない、ということですね。
韓国人や中国人が日本食を自国の商品のように売っているケースがあります。我々、日本人が彼らの食べ物を美味しくアレンジして売って何が悪い? 私はそう思います。
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