週末往来！

　タフな週末でした。２週間連続の平日ガラガラまたはギリギリから週末の客嵐でした。一気に来られても対応できません。
　土曜日には、５人のお客さんが予約をしたそうです。それが５分待てなかった。予約をしたらすぐに思い通りの席に座れると思っている。混んでいて待ちがある中、予約しても５分待ちで座れるならOKですよ。それを蹴って帰った人がいます。その人物がネットで書きたい放題する。「この店は予約を気にしない店である、一星」

　

　間もなくLSの２０１８年モデルが入荷しますが、これは売れないのではないか？という推測です。ある記事を読んでいてそう思ったのですがね。

　そもそも、レクサスのLSとは何なのか？　フラッグシップカーです。ベンツでいえばSクラス、BMWでいえば７シリーズ。アウディでいえばA8なのです。

　これまでV８でずっと作ってきたものを今回は、V６のターボにして性能重視というか、燃費も改善されています。

　フラッグシップカーに乗る人が燃費を気にするでしょうか？　そのほとんどは会社の経費ですよ、私なんかガソリンはいつもコスコで、会社のカードで入れていますから、ガソリンの価格を気にしたことがありません。

　それがエコに走り、重戦車みたいな風格を落とし、スポーティにした。ボディの大きさはまだ実際に見ていないので分かりませんよ。

　そういう人はこのLCに乗るのでは？下手したら、スポーティになったLSとLCの差別化があまりできない、市場で混同される可能性もあります。このLCの対抗馬はベンツでいえばSLです。BMWでは８シリーズでしょう。

　今回のLSを見ると、最高級セダンとしての風格よりも、洗練されたスポーティな４ドア車となり、Sクラスや７シリーズとは方向が違ってくるのではないか？ということです。

　となると、誰がこの車を買うのか？　それが明確になってきません。これまでのLSは、Sクラスや７シリーズのお客を食って伸びてきたわけですが、今回はそれができるかどうか疑問なわけです。

　いい車なんだけどね、売れない。そんな車は山ほどあります。日産のGTRもそうです。日産ブランドで売る車ではなかった。インフィニティならまだもう少し売れたのかも？

　値段が高いだけに、売れないともったいないですよ。実質１０年近くモデルチェンジをしてこなかったものを大きくいじくったは良いが、世界最大の北米市場で売れなかったら意味がありません。日本ではV6で良いと思いますよ。しかしLSは世界に向けて売る車のはずです。プリウスの失敗から学んでいないトヨタです。

　あの不細工なプリウス、売れていますか？　売れていませんよ、全くもって失敗のデザインです。

　最近、一時は低迷していたベンツが躍進していますが、それはモデルチェンジが早くなってそれも良くなったからでしょう。定期的にモデルチェンジをして、顧客を逃さないことも大事なのでは？と思います。