今日の出来事から 11月10日(木) 抗議しても始まらん!

 昨日のブログを読んだうちの兄は、「ええこと書くじゃん」と返事していましたが、在米21年、毎日ニュースを見てブログを書いている私にとって、これくらいのことを書くのはたやすいことです。日本にいるそこいらのジャーナリストよりもアメリカの内情を知っていますよ、と返信しましたが。
 まさに底辺のアメリカ人や不法移民との付き合いもあるので「本当のアメリカ」を知っているわけです。大木は腐っているんですよ。特に南部はひどいでしょう。そこに一生懸命、人件費が安いというだけで? 進出してくる日本の企業はえらいのか、厚かましいのか、無知なのか、なかなかそれを軌道に導くのは大変かと思います。YKKやTOPPANのように長い歴史を経て安定していくのでしょう。
 現地事情を知らないから、アメリカ人のマネージャーを当然雇う。それがたまに「日系企業渡り鳥」のとんでもない奴だと手におえない。自分の給料の操作からインセンティブを好き勝手につけて、無知な日系企業を食い物にする。事情を知らない日本人幹部は何も言えない、「はいはい了解、それがアメリカ式ですね」となる。
 これはあくまでも私の想像ですよ。でも実際にあるのでは? 前に一部上場の大企業が事務所を閉鎖するときに聞いた話からの想像です。
 こういう話、似た話がハワイです。ハワイのローカル連中は産業がないから、観光で来る日本人やハワイに進出する日系企業を食い物にして生き延びているのです。ワイキキあたりに店を出すのは大変なことらしいです。金を半分せびられるようなもので、えらいお金がかかる。そして多くは1年か2年以内に潰れるのです。

 Demonstrators march on Market Street in San Francisco, California, U.S. following the election of Donald Trump as the president of the United States November 9, 2016.
 抗議しても、民主主義による投票で選ばれたので何も変わりません。確かにクリントンの方が総得票数は多かった。
 これを昨日来たアメリカ人の友達にも言いました。このアメリカの各州勝った者が総取りするシステムは本当に民意を反映しているとは思えない。本当の意味の直接選挙ではないですからね。一種のゲームですよ。分らない人のために書けば、GAに選挙人が15人いるとします。トランプが70%、クリントンが30%、これはトランプの勝ちだから、トランプが100%の15人を獲得します。30%の人は負けたからこの民意は反映されない。本当に民意を反映させるなら、11人がトランプ、4人がクリントンにしないとおかしいわけです。こうしてこれを全米に反映させるとクリントンが勝っていた。だから抗議が起きているのでしょう。民主主義で勝ったのだが、本当の民主主義だったんばろうか? おかしいよねえ? ということです。このやり方は変えないといけないですよ。

 2017年以降出てこないモデル、消えるということです。
BMW first modern roadster was the Z3. In 2002, when the second-gen version was born, its model number ticked up one, to Z4. That redesign also saw the two-seater slapped with the heavy hand of BMW’s “flame surfacing” styling treatment. A third-gen model that arrived for 2009 toned down the wild sheetmetal creases and stretched out the proportions to create a much prettier sports car, but the switch to a retractable hardtop added weight. A six-cylinder version of that 2009 model came in second behind the Porsche Boxster in a comparison test that also included the Audi TT roadster and the Chevy Corvette convertible. In recent years, two six-cylinder versions were offered (topping out at 335 horsepower), along with a turbo-four base model. But the market for roadsters is a tough one, and volumes are small. Which is why the model’s Z5 successor will come via joint effort, with Toyota. —Joe LorioZ4 打ち切りです
In 2015, the newest Chrysler 200 sedan’s first full year on sale, just shy of 178,000 were sold. During the same period, Honda moved more than twice as many Accords. Later in the 200’s short life, Chrysler was forced to recall the vehicle due to transmission woes, and, directly preceding the sedan’s death certificate, parent company Fiat Chrysler committed to the bold decision to largely abandon new-car development in favor of trucks and SUVs. While that move makes sense on the face of things—truck and SUV sales are booming right now—we can’t help but think it unwise. What if gas prices go up again? And if Honda has proven anything with the Accord, it’s that if you actually build an excellent mid-size sedan, it can sell in huge numbers, even as herds of Americans flock to crossovers. —Alex Stoklosa200 売れなかった
Where once there was the LR3, its mildly revised follow-up became the LR4, soon to be swept out by the Discovery. The LR3 first appeared in 2005, a boxy, smooth-sided three-row SUV that replaced Land Rover’s long-running Discovery, meaning that when the new Discovery takes over the LR4’s place in the lineup next year, then this story will have come full circle. Outside of an incredibly beefy curb weight—even among typically corpulent SUVs—the LR3 was a nice-enough off-road rig that became better to drive after its transition to LR4 brought revised suspension tuning and sharper steering. As we noted in an early review of the LR4, the SUV offered the “upscale ambience of the Range Rover. For about 30 grand less.” —Alex StoklosaLR4 Rangeしか売れない
Released in 2010 as a 2011 model, the Honda CR-Z hybrid struggled from the start to find buyers. We called it a compromise—neither a compelling economy car nor a fun-to-drive performance coupe. Honda made minor updates to the car throughout its life, but they weren’t enough to turn the CR-Z into a real sports coupe, nor did they enhance its appeal to eco-minded hybrid customers. Last year, Honda moved just 3073 of the hatchbacks off U.S. lots. To put that in perspective, Honda sold more than 100 times as many Civics in the same period. —Greg FinkCR-Z デザイン斬新すぎ?
 まあ、売れない車は墓場に行くしかないのです。車の生産はまさにギャンブルですよ。多額の投資、そして残ったらゴミです。
 ハイブリッドではトヨタと「よーい、ドン」で走り出したホンダが結局は大負け。資金力だったのでしょうか? それともデザイン性で派手というか無難に行かなかったのが原因なのか、覇権はトヨタが握った。
 しかし、テスラが出てきてアメリカの車事情が少し変わってきた。電気自動車、部品点数が大きく少ない、極端にいえばだれでも作れる?? それは「自動車業界の液晶ディスプレイ」みたいなもんでしょう? シャープがお得意だったのに中国や台湾の電子メーカーがいとも簡単に作ってしまう、低価格攻勢で負けたシャープ。
 これは推測ですが、今後、電気自動車メーカーが出てきても不思議ではないわけです。それも台湾や中国からですよ。
 電気自動車はすでに普及していますよ、ゴルフ場では。要するに電池がしっかりしていれば誰でも作れる? 極端に言えばの話。でも製造の難しさなどは5年以内に克服できるでしょう。そうなればプラモデルを組み立てるように電気自動車が出来上がる時代は来るのです。トヨタの焦りはそこにあるのでは???
 三菱電機が車作っても良いわけです。今は電池を供給している松下が作っても不思議ではない、お金になればやるでしょう。

  財務省は、国債と借入金などの残高を合計した「国の借金」が9月末時点で1062兆5745億円だったと発表。6月末時点から9兆1069億円増え、過去最高を更新。10月1日時点の人口推計を基に単純計算すると、国民1人当たりの借金は約837万円。
 急速な高齢化で社会保障費が膨らむ中、不足する税収を賄う国債の発行額が増加。厚生労働省は2017年度予算の概算要求で高齢化に伴う社会保障費の自然増を6400億円と見込んでおり、国の借金は今後も増加する傾向に。国の借金は16年度末に1119兆3000億円まで膨らむ見通しです。これは減らないのです、見えない先に向かって膨らんでいくしかありません。東大出の官僚に何ができる? 増税です、それしかありません。そして彼らは賢いからわかっている。「どうせ、こんなの減るわけないんだよ。地獄へ道連れ。それならおいらが生きている間は甘い汁吸うよ」と天下りを繰り返し、お金を合法的に巻き上げていくのです。それが彼らにできることです、そう思いませんか?

 関連しますが、2016年版の高齢社会白書によると、50代までに行った老後の経済的な備えで、「特に何もしていない」と答えた割合は日本が42.7%だったのに対し、米国、ドイツ、スウェーデンはいずれも20%台でした。
 貯蓄や資産が「足りない」と答えた割合も日本が57.0%と最多で、次いで多かった米国の24.9%と大きな差があります。65歳以上の高齢者は昨年の10月で3392万人。総人口に占める割合を示す「高齢化率」は26.7%。これは60年には39.9%に達すると見込まれています。日本は国も金ない、人も金ないわけです。

 最後のスピーチはさすが
「皆さんに、特に若い人たちに聞いて欲しいんです。私は、自分が信じるもののために、生涯をかけて戦ってきました。勝ったことも、負けたこともあります。辛い思いもしました」
「あなたたちも、勝つこともあれば、負けることもあるでしょう。負けることは辛い。でも、決して、信じることをやめないでください。正しいことのために戦うことは、価値のあることです。やるべき価値のあることなんです」

 
「カリフォルニア州独立」マジに検討 「トランプ大統領」で「火がついた」動き
英国離脱に続け、それはフランスではない、カリフォルニアだ! ではついでにテキサスも、「テキサス共和国」に戻るかい? カリフォルニアの経済規模は1つの国以上ですから、やろうと思えばできます。

 Atlanta, GA 7-Day Forecast
 東洋経済に「メディアはどうして読み違えたのか」が出ています。NYタイムスかどこかの記事ですが、世論調査をあてにしてはいけない、とありました。トランプの登場から彼は予想をすべて覆してきたのです。
 彼の支持基盤は実は、中間から低層の白人男性だった、そんなデータもあります。今、この国で一番惨めな思いをしている連中かもしれません。その理由は以下
1)黒人に抜かれたと思っている
2)アミーゴにも負けたと思っている
3)嫁の方が給与が高いので頭が上がらない
4)1-3を足せば自分は惨めだ。クスリとアルコールに走るしかない
という、この脱落白人男性層に「優しい言葉」をかけた魔法が効いたのでは? 女性の大統領、とんでもない。家の中でも頭が上がらないのに政治もかい? アミーゴ? あちこちにいて気分悪いわい、さっさと国に帰れ! 黒人?昔は下だったのによおー。
それが彼らの本音、それが票に集まったのでは? これは私の新しい分析です。まあ、終わったことには文句言わない、それが決まりですよ、いやならカナダに行けばいい。日本に帰ればいい。

 

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