今日の出来事から 7月13日(月) 寿司規制もEU並みに?

 8月1日から生魚の規制がNYCで始まるようです。要するに生魚を提供するレストランは、事前に15時間から1週間の間、それを冷凍しないといけないというもので、すでにEUでは導入されています。その理由は寄生虫を殺すためということです。
 おそらく養殖の魚は寄生虫がいないので除外されると思いますが、いよいよアメリカ国内でもこうした動きが始まったということで、やがて全米中にこれが導入されると思います。
 まあ、日本の食文化への冒涜?挑戦? それはそれだけ生魚を食べる人が増えてきて、食中毒などを起こす人も増えているということでしょう。
 安全管理に問題があるわけですが、今は寿司はレストランの稼ぎ頭、寿司はお金ですから、誰でも参入します。そして生魚を扱わない人も扱うようになると、その管理がきちんとできない=事故が起きやすいという単純な仕組みです。
 当然、私は反対ですが、この動きは止めることはできないでしょう。嫌気差して辞める人が出るでしょうし、冷凍する形は取れど、全部やらない人も出るでしょう。仕事の量が増えることになりますし、冷凍する場所の確保もあるでしょう。厄介は厄介です。

 地震の情報です。
12日 宮城沖でM4.0
12日 沖縄近海でM4.6
12日 千葉北東部でM2.9 そしてM3.1
12日 大分県南部でM5.7 各地で震度5以上を記録しています
12日 日向灘でM4.3
13日 青森東方沖でM3.7
13日 大阪北部でM2.8 そしてM2.7

 オーストラリアン・ファイナンシャル・レヴューは、上海の株価暴落を受けて中国人富裕層がリスクを回避するため、オーストラリアや英国、カナダといった海外での不動産購入を増やしていると報じました。6月中旬以降、中国の株価が急落したことにより、中国の投資家が株を売って現金化し、当初は米国債やスイスフランを買う動きが見えましたが、最近では海外で不動産を購入するケースが増えているそうです。

 写真合意
 結局は、EUがギリシア支援で合意し、ギリシアのEU離脱は消えました。

 任天堂は、岩田聡社長が11日、胆管腫瘍のため京都市内の病院で死去したと発表。55歳でした。数日前から体調を崩して入院し、容態が急に悪化して亡くなったそうです。
 昨年6月に胆管腫瘍の切除手術を受けて一時療養、8月の盆明けに業務を再開し、10月には4カ月ぶりに公の場に姿を見せるなど復帰をアピール。昨年6月に欠席した株主総会も、今年6月26日には出席して議長を務め、続投が決まったばかりでした。  
 「名刺上は社長だが頭はゲーム開発者、心はゲーマーだ」と語っています。在任中、携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」用のゲームソフト「「脳トレ」シリーズや「ニンテンドッグス」、テレビゲーム機「Wii」などで予想を超える成功を収め、ゲーム人口のすそ野を拡大しました。東大工学部卒ですが、ある種のオタクだったと私は感じています。

 今年のミスUSAを決める最終選考会が、ルイジアナ州バトンルージュで開かれ、オクラホマ州代表のオリビア・ジョーダンさん(26)が栄冠に輝きました。
Miss Oklahoma USA 2015
 ボストン大学卒で、女優をしているそうです。 完璧!

 世界の音楽業界は、新たに発売されるアルバムとシングルのリリース日を7月10日から金曜日に統一しました。

 英国レコード産業協会によると、新曲のリリース日はこれまで、英国とフランスは月曜日、北米は火曜日、日本は水曜日といった具合に各国でばらばらでしたが、今後は世界45カ国以上で、現地時間の金曜午前0時01分に新曲がリリースされます。

 
 今朝のトップニュースです。メキシコの麻薬の帝王、エル・チャポが2回目の脱獄をしました。この男のすごいこと。USの麻薬の25%が彼の組織によって捌かれています。その収入は年間で$3Bだそうです。
 まあ、手口は刑務所内のシャワールームの下の穴からトンネルを抜けて、1キロ近くの農場までの穴を通過して逃げたというものですが、明らかに内部で加担した人がいるでしょう。シャワールームまでのトンネルをどうやって掘るのか。不思議すぎますからね。$3Bあったら、「おい脱獄に協力しろ。報酬は10万ドル」と言われれば、やるでしょう?

 ビバ メヒコ
 スペインに本部がある非営利機関「セルバンテス文化センター」は、米国がスペイン語人口でメキシコに次ぎ世界2位に浮上したとの報告書を公表しました。
 米国でスペイン語を母国語とする人口は約4100万人、バイリンガル人口は約1160万人、スペインの総人口は4770万人、コロンビアは4620万人で、米国は3億1890万人。報告書は米国勢調査局の数字を引用し、米国のスペイン語人口は2050年までに1億3280万人に達し、世界最多になるとも予想しました。
 インターネットで使われる外国語を見ると、スペイン語は中国語、英語に次ぐ3位。フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアでは英語に次いで2位でした。
 ピュー・リサーチ・センターの最近の報告書によると、米国内のヒスパニック人口の昨年の伸び率は2.2%と減速したものの、総人口の17.4%1995年から2000年にかけての平均増加率は4.8%、10年から14年にかけては2.2%でした。

 ドリーム
 「アメリカンドリームは今も健在」と信じる米国人は、白人よりも黒人やヒスパニック、アジア系の方が多い。そんな傾向が最新の世論調査で分かっています。
 その調査それによると、白人層は非白人層に比べ、「アメリカンドリームは衰退しつつある」と答えた人が圧倒的に多く、「今の暮らしがアメリカンドリーム」または「いずれそうなれる」という回答は、白人以外の層では8割を超えたのに対し、白人層では7割未満。「もっと努力すればアメリカンドリームは実現できる」と信じる人も、非白人層の方が多いそうです。
 ただ、アメリカンドリームの実現に対する人種の影響については、「自分の人種が妨げになる」と答えた白人が8%、アジア系が20%だったのに対し、黒人は57%、ヒスパニックは30%に上っています。
 アメリカンドリーム? まだまだありますよ。この国が成長を遂げる限りはあります。一攫千金は困難ですが、知恵と汗を出せば、そこそこのミニ・リッチにはなれます。
 いつも書くのですが、もっと日本人は日本食文化という背景があるんだから、きちんとしたレストランをやって儲けるべきです。日本人がやらないから、韓国人や中国人が参入してきて「怪しい日本食」がこの国に横行するのです。そして甘い汁を吸うのは彼らです。
 きちんと10-15年やって、1ミリオン2ミリオン稼いで引退すれば良い老後になります。

 Atlanta, GA 7-Day Forecast
 あーこの90度以上の予想を見るだけでうんざりです。ただ、面白いのは店では屋外のパティオが使えないため、満席になりやすく、それがイメージ的には「良い感触」を与えていると思っています。満席=混んでる=行列のできる店=繁盛店という良いイメージがお客さんに伝わるという分析です。
 先週末はかなりこれで心配しました。予約の数をきちんと捌けるかということでしたが、待ち時間も10分程度で済み、やれやれ。売上も木ー土曜日と予想を超えるもので、問題もなく売上を達成できたことに満足しています。
 パティオで30席あります。屋外も入れると50席になります。中だけなら50席ですが、客席が2倍になっても生産能力は2倍にはなりません。どこかで無理が生じて、サービスの低下を招くだけです。それに加え、人材不足もあり、拡大路線よりも中身充実路線の方が賢明であるということです。

 それにしても、生魚冷凍問題、寿司職人というか和食に携わる人にはアタマの痛い問題かと思います。日本と同じことができない、それなら日本に帰るか? 「美味しい日本食を食べたい人は日本に行け」くらいになれば面白いのですがね。
 といって、日本の魚もかなり危なくなっているのは確かで、誰も言わないだけです。陸の上は目で見えますが、海の中は見えません。以前にもお伝えしましたが、東海村の沖合いでは以前から奇形の魚が釣れています。
 http://axisatlanta.blogspot.com/2013/10/blog-post_21.html
13年に一度、書いています。
 「南房総で奇形魚がこれまでより多く穫れ始めた。スズキ、ヒラメ、カワハギなどの海底魚のほか、ブリ、マグロ、カ ツオ、サバなどにも奇形は見られた。奇形魚の放射線量を測るとセシウムが基準値の100を大きく超え、500から700ベクレルという高数値を出したとい う。漁協での計測は奇形を排除しているためか、これまで不検出が続いているが、しかし奇形魚は廃棄されることはなく激安で売買されているという。
 漁協や県の水産課などの「奇形魚の増加データは出ていない」「銚子漁協などは毎日のように検査をしている」という反論コメント。しかし漁協によって検査方法や頻度が違うこと、また魚の放射線量測定の困難さからサンプリングから抜け落ちる魚は存在すること、奇形魚が肥料として使 用されていることへの今後の影響を指摘している。
 未曾有の原発事故で、今後のことははっきり言って「誰にもわからない」。だからこそ、最大の防御が必要。そもそも海の汚染は、事故直後より時間 を経てからの方が高くなると指摘されていた。実際、山間部での川魚から高濃度のセシウムが検出され、その川水は次第に海に流れ込む。ここ数年は広範囲で詳 細なモニタリングが必要だというのは以前からわかっていたことだ。だが国や自治体は現在に至るまであまりにも無責任。
 
 まあ、こんな記事は山ほど出てきます。あとは自己責任で「食べるのか 食べないのか」を判断するしかありません。住む場所もそうで、名古屋までが危ないと私は思っているのですが、それも「住むか 住まないか」は自己責任です。国は何もしてくれませんからね。
 「そうは言っても現状、サラリーマンだから仕方ない」と思っている方は、そこでお終いです。自分や家族を守るなら会社辞めて、安全であろう地区に住むのも1つの手段でしょう? 私の知り合いで、自営業ですが、関東から沖縄に移り住んだ人が実際にいます。それは原発事故が心配だからです。
 目先のサラリーマン生活に踊らされて、仕方なく危険なところに住むのか、赤信号でも皆で住んでいるから安心なのかは知りませんよ。すべて自己判断ですからね。
 ただ、そういう人の中にも「万が一」を考えて安全な場所に移動している人もいるというのも事実であるということです。
 そこがアメリカ人なら比較的簡単に移動するんですがね、日本人はなかなか行動できない。仕事を辞めるのは簡単なことですが、「では今の収入を維持できるのか、誰が生活の保障をするのか。そのまま会社にいるしかないだろう」というのが80%の人の結論ではないですかね。難しい問題ですが、決めるのは本人です。
 私事でいえば、店の移転問題があり、候補地もなく、暑い夏と寒い冬も飽きた。そしてハワイでビジネスしたいとも思うし、アトランタ20年もうOKということからハワイ移住を決めました。
 このままビジネスを継続するのも安定収入ですし、良い老後のためには必要かも知れません。ただ、新しいことに再度挑戦するのもこれまた人生ではないかと思うわけです。繁盛していて惜しまれて辞めるのが一番ではないかと。寿司屋だけがビジネスではない。20年寿司やってそれで十分。マグロの質も悪くなる一方、生魚問題も発生。見切りをつけるのはアメリカ的ですか?
 と言いながらも、今週の稼ぎを期待してまた汗流します! 

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