今日の出来事から 5月7日(水)

 この1つ前に書いたコラムも変なものでしたが、もっと変なのがあります。最近、世界中で原因不明の病気で死んでいる人が多いということです。

 パキスタンのバジャウルで、1週間のうちに、少なくとも 14人の女性が謎の感染症により死亡しました。バジャウルからカールバンまでの山岳地帯の十数キロメートルの範囲を中心にこの病気の大流行が起きており、地元の人の話によると、病気が発生したのは1週間前で、感染したのは女性ばかり。現在も、死亡した 14名の他に多くの人が感染しているという。死亡した女性たちは、すべて 40代から 50代で、病気に感染する前には、健康上に問題はありませんでした。
 被災地を訪問したパキスタン保健省の外科医は、多数の女性がこの病気に感染していたことを述べ外科医は、「病状は深刻で致命的だが、我々は過去にこのような病気を見たことがない」と語っています。保健省は、現在、病気の原因を見つけるための努力を続けています。

 日本でくる病が蔓延しています。くる病は、ビタミンDが極端に不足することで血中のカルシウム濃度が下がり、骨の変形などを引き起こすものですが、しかし、くる病は「過去の病気」でした。
 1990年代はほとんどみられなかったのですが、2000年ごろから学会報告が目立ち始め、最近は臨床現場で珍しくなくなっています。東大病院ではこの10年ほどで、診断したり他施設からの相談を受けたりしたケースが約100件に上っています。

 ベトナムで拡大している謎の皮膚疾患は、2011年から流行が始まっていて、つまり、何年も経っているのに「謎の病気」とされていて、原因も治療法もわかっていないようです。
 ベトナム・クアンガイ州で 14歳の少女が謎の皮膚疾患で死亡。同州では、2011年以来、26人がこの病気で死亡しています。少女は、ホーチミン市の子ども病院で、4月 14日に容体が悪化し、複数の臓器の障害のために4日後に死亡しました。
 この病気は 2011年 4月に発見されましたが、世界で他に症例は報告されておらずそれ以来、231人がこの謎の病気にかかっています。症状は、食欲不振、手と足の水ぶくれから始まり、次に、最初に肝臓、そして次第に臓器全体にダメージを与えるという経過で進行し死亡に至ります。

 アメリカでもこんなのがります。 バージニア州のニューリバーバレーの小さな集団の中で、謎の病気が発生しており、2名が亡くなっています。
 保健当局は、人から人に感染するような公衆衛生上の徴候はないと言い、原因はわからないながらも、孤立して発生したように見えると語っています・
 現在、患者から採取したサンプルの試験が進行していますが、この共同研究には、バージニア州保健省と CDC が加わっています。

 また旧ソ連のグルジアという国で、「天然痘の系に属する新種のウイルス」が発見されました。動物と接触した3人の人物が発症しています。天然痘そのものは、現在は、基本的に地球から根絶されているだけに、「同じ系統のウイルス」が発見され、そして、実際に人間に感染したということだけに、比較的大きく報道され、CDCも調査を開始したそうです。1958 年当時、世界33 カ国に天然痘は常在し、発生数は約2,000 万人、死亡数は400万人と推計されていましたがWHOによると1980年に根絶が宣言されていました。

 この原因不明の病気と太陽活動を関連づける記事が出ています。
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 昔から言われていたそうですが、「太陽活動が活発になると、白血球減少症の患者が増加する」ということです。この「白血球減少症」というのは、「好中球減少症」とも言われるようで、白血球の 50~60%が好中球なので、このように言われるようです。

 アリババがアメリカでIPOという報道が出ています。
中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングのことですが、フェイスブックを上回る超大型案件といわれています。
 アリババは、中国の電子商取引の8割を占める巨大ネット企業で、日本の楽天や米国のアマゾンをさらに大きくした会社です。アリババはいくつものサイトを運営していますが、阿里巴巴(アリババ:企業間取引)、淘宝網(タオバオ:オークション)、天猫(Tmall:ショッピングモール)という3つのサイトが主力です。
 淘宝網と天猫は、日本にも楽天やヤフーといった同じモデルのサービスがあるので分かりやすいと思います。一方、日本には本格的なBtoB(企業間取引)のサイトはありませんので、阿里巴巴については、少しイメージしにくいかもしれません。楽天やヤフーには業者向けの出店もありますので、それを専用にしたサイトと考えればよいでしょう。
 アリババの2013年の取扱総額は25兆円もあります。アマゾンは約7.5兆円、楽天は約1.7兆円ですから、その規模の大きさが分かります。また物販だけでなく、商品購入用の口座を利用して、顧客から資金を預かり、企業向けに融資をするなど、金融機関としてのビジネスも行っています。
 同社は、基本的に手数料収入がメインなので、楽天と同様、取扱高がそのまま売上高になるわけではありません。2013年3月期の売上高は約5600億円、2014年3月期については9000億円程度になる見通しです。楽天の2013年12月期の売上高は約5200億円ですから、直接的な会社の収入は両社でそれほどの違いはありません。
 しかし大きく異なっているのは利益率です。2013年3月期におけるアリババの当期利益率は約25%、2014年3月期については40%以上になる可能性もあります。楽天の当期利益率は8.4%ですから、アリババの収益力はケタ外れに大きいのです。
 アリババの上場で注目されるのはソフトバンクで同社は、アリババの株式を約35%保有しています。また、かつて同社が大株主だったヤフーもアリババ株を23%保有しています。アリババの上場時の時価総額がいくらになるのかは分かりませんが、一説には10兆円を超えるとの噂もあります。そうなるとソフトバンクには4兆円近くのお金が転がり込んでくる計算で同社は、2兆円以上の資金を投じて、米国第3位の携帯電話会社スプリントを買収し、続いて米国第4位のTモバイルの買収を目指しています。ソフトバンクの営業利益1兆円にアリババの含み益4兆円がプラスされれば、米国の超大型買収案件も簡単にできるということです。

 こんなランキング嬉しいですが、大したことないですね。日本全国おみやげランキング
■「自分へのごほうび」にオススメのおみやげ
1位 六花亭・マルセイバターサンド(北海道)
2位 ロイズチョコレート(北海道)
3位 紅いもタルト(沖縄県)
4位 じゃがポックル(北海道)
5位 カニ(北海道他)
6位 赤福(三重県)
7位 博多とおりもん(福岡県)
8位 ルタオ ドゥーブル フロマージュ(北海道)
9位 白い恋人(北海道)
10位 福砂屋のカステラ(長崎県)

■同僚や家族・友達に好評だったおみやげ
1位 じゃがポックル(北海道)
2位 白い恋人(北海道)
3位 博多とおりもん(福岡県)
4位 ロイズチョコレート(北海道)
5位 東京ばな奈(東京都)
6位 六花亭・マルセイバターサンド(北海道)
7位 紅いもタルト(沖縄県)
8位 赤福(三重県)
9位 萩の月(宮城県)
10位 福砂屋のカステラ(長崎県)
 何か、当たり前のように有名ブランド、大手企業が並んでいます。素人のアンケートみたいです。

Atlanta, GA 7-Day Forecast
 予報がだいぶ変わってきています。土曜日の雨の確率が高まっていますが、芝生や植木にとっては良いことです。茗荷や大葉の芽が出てきています。雨が降ればさらに伸びることでしょう。
 それにしてもあと2日は暑いわけです。今日もダラスからカンザスにかけて大雨です。やはりおかしいですよね。欧州のルーマニアでは5月なのに雪が積もっていました。これもおかしいのですが、私は「The End Of the World」という言葉で片付けています。何が起きても不思議ではない、したがって今をエンジョイせんといかんということです。
 シンガポールの妹は私よりも一足早く秋にでもハワイに引っ越すというし、私も負けてはいられない。今はひたすら稼ぎます。

 個人的ですが、「Aちゃん、飲み会楽しかったようですね。姉御、身寄りが少ないんで面倒お願いしますよ」と書いて、終わりにします。



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