こはだです。

 久々にこはだです。こはだの名前の由来知っていますか?子供の肌のように柔らかいからこはだだそうです。
 科目は鰊科でして、アジや鰯とは別物です。

 こはだといえば江戸前寿司の必須アイテムのようですが、米人に売るのは難しい。

 そしてこうした〆モノから寿司屋の格が分かるそうです。魚を〆るにはある程度の技術が必要だからみたいですが、きちんとしたマニュアルさえ作れば問題ないじゃないですかね。

 日本の寿司屋、こういうところで敷居を高くする、そして値段が高い。かつて馬鹿な息子に父親が「おまえ、頭ないんだから寿司でも握ってろ」と言う台詞があったのを知っていますか? それだけ寿司屋のレベルは低かった。ところが値段が高い、儲けているような錯覚を覚えさえられる業種ですよね。
 寿司は魚が勝負で、生ものですから廃棄ロスが多い、したがって日本の寿司屋は最初から廃棄ロスを見込んで値段設定をしないと経営が成り立たない、そういうことから値段が高いのではないでしょうか?
 私は、こういうのが古い体質だと思いますね。握りで通用しないところは巻物にして(米国風ではありませんがね)潰していけばいいわけです。
 そうするとロスをカバーできるので、価格が下げられる。したがってお客さんに喜んでもらえるわけです。
 「べらんめえ、進駐軍が食ってるようなロールだと!!! ざけんじゃねえよ。寿司はよお、手でつかんで食べる代物でえ。」とかがちがち頭の固い人は言いそうですけどね。
 やり方次第で寿司屋は良い商売になるんですけどね。誰でも寿司は食べたい、でも高いから食べない、食べれない。回転寿司が流行るのはそこにあるわけですからね。普通にやっていたんじゃ、街角の寿司屋は潰れますよ。まあ、何の業種でも同じです。普通はダメですね。

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