開店7周年記念 お客様感謝デーの成果

 昨日2月19日はTAKAレストランの開店記念日で、毎年恒例なんですが記念イベントを行います。今年は生ビール、熱燗、枝豆、味噌汁が7セント、ワインがボトルで7ドルと昨年よりもセール対象を広げました。事前告知は2週間前で、直前の予約が115名でした。その後、予約のキャンセルとかあり、実質予約は110名でしょう。それで来店数が122名、売り上げが前年比で141%という結果です。昨年と今年の景気の違いを考えるとやる意義はあったと思います。バレンタインデーでお金を使ったアメリカ人をここで呼ぶにはセールが一番です。
 損をしないだろうか?という疑問がありますが、損はしません。生ビール、熱燗、枝豆はすべて仕入先からの寄付になっています。味噌汁の原価は皆さんご承知の通り、ワインも今年は値段を調整してもらいました。 2ケースずつ買い、価格調整をしてくれたのです。当然余りましたが、すべて実売しているアイテムなので、通常価格に戻せば粗利は高くなります。ワインだけで1200ドルも買いましたが、これが生きた在庫になりますから問題はありません。
 そして、やはり「利益還元」ではありませんが、定期的にこうした刺激的なイベントをやり連帯感を深めることも大事でしょう。お客さんの中には毎週通う常連もいれば、月一の方、そして全く知らない人もいるのです。全く知らない人は新規顧客開拓のチャンスです。その中の数人でも戻ってくれればいいと思っています。
 考え方によっては「安くすればお客は来る」ということを実証しているわけです。 景気が後退する中伸びているのはWalmartぐらいでしょうか? それは価格が安いというイメージがあるからです。粗悪な品もあれど、ナショナルブランドも売られています。たまには、そういう真似をすることも良いのでは? そしていつもの日の2倍以上の売り上げを作ったということは成果があったと言えます。
 来年は8セントで提供し、さらなる売り上げUPを狙うのです。景気は悪いと思いますが、指をくわえているだけではダメということです。仕掛けをして魚を釣らないといけませんね。

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