海へ山へお出かけか? 7月2日(木)
Dos de Julio (Jueves)
早い人は今日から会社を休み、遠出するようです。こちら貧乏暇なし、働くのみですが、サービス産業はいつもそんなもの。
全米で昨日は50,700人の感染があり、そのうちカリフォルニア州が9000人。過去最大の数字になっていますが、検査数が増えれば感染数も増える、私はそう考えています。
トランプは「コロナは消えてなくなる」と言っていますが、インフルエンザが消えてなくならないように、コロナも消えることはないと思っています。インフルエンザに毎年罹って死ぬ人が出るように、コロナも毎年同じように蔓延し、人が死ぬことが当たり前になります。
そこまでの予測を立てておくと良いでしょう。恐れる事なかれです。手洗いをしてうがいもする。マスクを常時持ち、人混みでは着用して感染を防ぐこと。これで簡単には死なないですよ。 日ごろから、免疫力を高めるものを食べることも大事なことです。運動して健康管理に気を配る。コロナだけではありません。どんな病気に対しても有効です。
それではコロナのアップデート
1)先月、480万人の雇用増加がありました、予想は280万人でした。
2)世界では1071万人が感染、516,726人が死亡
3)米国では268万人が感染、128,062人が死亡
4)おかしいですね、中国の数字が最近、出てきません。隠匿? 情報操作?
5)カリフォルニア州を始め、各地でバーの禁止、店内飲食の禁止が出始めています。
6)ユーロ圏の5月の失業率は7.4%で悪くないものの、若者と女性は厳しい。
7)東京は107人が感染し、驚きと警戒レベルが上がる懸念がある。
これ、マイアミビーチのコロナ検査場です。すごい数ですが、それだけ不安なのでしょう。これで誰が儲けている? 私はそう勘繰るのです。ひっきりなしに来るお客さんですよ。行列のできる検査場=行列のできる店と同じ、検査は無料なら国の支払いですか? とりっぱぐれがない、100%回収できるお金です。
改憲して2036年まで大統領をする??? そこまで権力を誇示したいのか? 引退して遊ぶとかそういう考えはこの人にはないのか? 軍隊を自由に動かし、国力拡大、ゲーム感覚なんでしょうかね。しかし経済は下手くそですよ、何もできない、元KGB、何か抜けていますよね。
これも第二波ですが、コロナではありません。ケニア北部にバッタの大群の第二波が到来しています。バッタは確か西アジアに到達したのでは? コロナ騒動に隠れて報道がありません。アフリカの食糧難、これも危機といえば危機。
何を今さら? ですけど、全米各地では人種差別になる銅像が撤去されています。コロナ騒動の中、人種問題が燃え広がるアメリカ。確かジョージアでもありましたが、最悪の場合は、ストンマウンテンの4人の壁画もなくなるのか?
それなら、サウスダコタのラシュモアのリンカーンの顔も削られる? 奴隷解放とはいえ、アフリカに送還しょうとしたのがリンカーンです。解放ではありません。
雨の可能性は薄らいでいますが、暑い。これが問題です。
屋外飲食は良いが、ハエの数が半端ではありません。何か対策を考えないといけないが、オープンエアで、どうやってハエを駆逐するか?
「もう元には戻れない」この言葉、重いですよね。そうです、最低1-2年は戻れません。ワクチンもないウィルスと戦うということはそういうこと。
新幹線が赤字になり、航空会社も同じ、デパートは潰れるか合併、経済鈍化で資源がメインの商社もやばい? 自動車さえも売れなくなる。すべてが負のサイクルで回りだすと、低迷から停滞になり、それはやがて衰退になる。
アトランタもそうです。今まで潤っていたレストランがいきなり暇になり、従業員が40人もいたような店が今では5人で細々やっている、大赤字です。それはやがて潰れる。
「もとに戻れないなら、同じことをしてはダメ」ということです。前と同じことをしていたら恐竜と同じ、滅ぶしかありません。
コロナ時代にコロナ対応のビジネスをすること。レストランなら持ち帰りを主力にしたメニュー開発をするとか。
うちは寿司屋ですが、コロナ騒動の中、隠れヒットがあります。それは焼きそばです。それまで麺類といえば、うどんとそば、そしてラーメンが2種類だけでした。しかしパンフライの麺類も中華系がチャオメンでやっているし、持ち帰りには有効かと思い始めましたが、一度オーダーした人が毎回、オンラインで注文しているように思えます。
今では、1日2食は出ています。前は一切売れませんでした。チキンを入れて13ドルです。使うのは丸ちゃんの3食焼きそばですから、原価は1袋1ドル以下。チキンと野菜だけです、総原価が1.5ドル。この利益率の高さは良い。そして調理時間3分ですかね。店のメニューにも掲載しています。
寿司屋で寿司ばかり売っても仕方ないのです。原価率の高いものばかりですからね。といって、焼きそばが毎日10も出るのは困りものです。静かなヒットを打てるバッターを育てること、それが大事なのでは? 店のアイテムに幅が拡がれば、お父さんとお母さんは高い寿司を食べ、子供はこれまで照り焼きチキン丼だったものが、チキン焼きそばになる、家族全員の食事が1つの店でオーダーできるのは良いことです。
もう1つ、えび天もありますが、これはポップコーンシュリンプとして販売しています。海老の天婦羅のオーダーはたまにありますが、業者が抱えていた在庫品があり、それを処分するために開発したのですが、天婦羅には少し技術が要ります、羽をつけないといけない、衣を海老に付けて、デカく見せる?技術です。ポップコーン形式なら、それは必要なく、油で揚げるだけです。アメリカ人にはその方が食べやすいでしょう。
こうして、新規のメニューも少しずつ入れていくのです。ワインや酒の安売りだけではありません。あくまでも食べ物屋であり、お客さんの満足できるものを作るのが生命線です。
こうして考えると、「コロナだから」で構えるのではなく、常日ごろから危機感を持ち、時代に変化に乗り遅れることなく、対応することが大事ですね。
幸いにも、私は新しい店で、初年度だけは良かったものの、過去3年は低迷してきたお陰で、頭を少しは使うようになった、そこには危機感があったのかも知れません。
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