お客さんとの良好な関係を保つ 6月11日(木)
Once de Junio (Jueves)
昨日もワインが1千ドル以上売れてビジネスは好調です、前年比130%まで上がってきました。もう昨年を超えて当たり前の世界です。
昨日は、一昨日に3人で来てくれた常連さんのグループが5人で再来店してくれました。歓喜のあまり、私はCrossbarnのシャルドネをテーブルに置いて、「これは私が出すから飲んでください」と進呈しました。
嬉しいじゃないですか、2日連続で来てくれるとは。滅多にボトル1本のサービスはしませんけどね、昨日はそういう気分でした。ましてや女性5人組ですよ。サービスしないと。
この5人が食事を終えると、ワインを5-6本買ってくれました。まあ偶然なのかたまたまなのかは知りませんよ。しかし、お客さんに尽くせば、きちんと還ってくるということです。
特にこの5人の中の1人は、他の女性グループと前の場所のときから昼間に良く来てワインを飲んでくれていた人です。10年以上の関係なのです。
それではコロナのアップデート
1)ロシアの感染者数が50万人を超えました。最悪事態になるかも?
2)株が大きく下げています。第二波を警戒? 小売りと航空会社が下げています。
3)世界では736万人が感染、416,201人が死亡。
4)米国では、198万人が感染、112,402人が死亡
5)ユナイテッド航空は、乗客に健康状態を確認することを決定
6)東京都は今夜0時でステージ3に移行予定
7)今日から3カ月ぶりにPGAツアーが無観客で再開、テキサス。
8)プロサッカーは7月8日から再開
9)スタバは北米の400店舗を持ち帰り専門店に切り替える。
昨日も書きましたが、もうコロナがあって当たり前のウィズになっています。普通の病気?致死率は低い、感染が怖い? 怖くないですよ。外出して外を歩くのにもマスクをしている人がいますが、これは私はおかしいと思います。人との距離が離れています。マスクは外して大丈夫で、これから暑い中、これが原因で熱中症になる人も出てくると東京都医師会はガイドラインを出しています。
私が思うには、スーパーに買い物に行くとか、劇場に行くとか、人の集まる場所に行く場合は、当然した方が良いと。公園を1人で歩くのにどうしてマスクが必要なんですか? 要らないですよ。
「我が国は開かれた貿易国だが、どこかに強制されて自分たちの価値観を売り払うことはしない」と発言したのはオーストラリアの首相です。対中国との関係が悪化する中での発言で「脅しには屈しない」とも言っています。
日本は良好な関係? 上半身で握手しながら下で足を蹴られていませんか? 痛いのを我慢していませんか? ガツンといかないと舐められます。軍備を増強、自衛隊を軍隊にする、これだけでもずいぶん、中国は態度が変わるはずです。
ようやく雨なしが到来です。昨日は5時に上がり、パティオをセットして、また雨が来て、6時過ぎにまた止んで、再度セットしなおしでした。
ビジネス絶好調?良いでしょう? しかしその裏には苦労があります。2002年からビジネスをしていますが、売り上げデータは2003年からあります。それによると売り上げのピークは2014年でした。この年はすべてが良かった、そして2年後に閉店。2016年の5月に新しい店に移行しましたが、2016-2017年はまあまあでしたが、その後2年は売り上げを数%落としています。場所が悪いとか言われ、移転も考えた時期です。
いくら14年の実績があっても新しい店では同じことは通用しなかった。そして店が1.5倍になったことで儲からなくなっていたわけです。昨日も書きましたが、88席ではなく50席なら同じように儲かっていたのかも。
子供向けメニューも2年継続しましたが、家族連れが増えすぎて迷惑なので消しました、それで落ち着いてきて、昨年の12月に酒類の小売り免許が入り、新規分野に挑戦。これがジワジワ育ってきていた中でのコロナ騒動です。ビジネス立地でないのが幸いした。
ここで酒類の売り場を拡大したことが今の売り上げ増に結びついています。サンディスプリング市がジョージア州で初めて、レストランに小売りを許可したわけです。
うちの周りには富裕層がいますが、家族連れも多く、持ち帰りが実に多い。それが当たり前のようになっています。また裏のアパートの家賃は2千ドル近く、ヤングエグゼクティブやプロフェッショナルが住んでいます。彼らのワイン需要を満たしていると思います。
レストラン+ワイン屋、という新しい業態がこれから増えるのか、分かりませんが、うちは少なくともこれで成功しています。
285の外でも1つのベトナムレストランが同じようにやっていて健闘しているのです。まあ、今はたまたま高級ワインが安く入るから良いのか、それともこれが普通に戻ったときにどうなるのか、それは分かりませんが、その時にはまた違う作戦でアプローチできると思います。
日本食レストランはもっとワインを扱うべきでしょう。ターゲットがアメリカ人ならなおさらそうです。ジョージアにいる1万人の日本人を相手にして焼酎と日本酒ビールを売るのか、それとも400万人から500万人のメトロアトランタのアメリカ人にワインを売るのか、どちらが効率が良いでしょう?
「アフリカに行ったら誰も靴を履いていなかった」それでAさんは「こりゃだめだ、誰も靴を履いてない、裸足だから靴は売れない」と判断。Bさんは「これは凄い、誰も靴を履いていないからたくさん売れる、需要はある」と判断。
そんな世界ですよ。アメリカ人にワインを売るのは怖いですかね? 自分が知らないだけで、ワインが分からないから売れないだけの話なのでは?
私だってそうです、25年前にはそんなにワインを飲んでなかったですよ。しかし自分でビジネスを始めてサプライヤーと試飲して自分の店に置くワインを決める。1千種類では済まない数のワインをテイストしています。
そして夜中にネットで調べる、英語のサイトも見ると日本のサイトも見る。そうするとかなり見えてくるものです。
あるレストランのオーナーは、うちで売れているワインを営業が勧めて、買ってくれてリピートがあったそうです。「TAKAで売れていますよ」が拡散すれば良いです。
それを素直に受け取り、「じゃ、うちでも扱ってみよう」とダメ元でもやってみること。グロサリーの販売もそうで、ミッドタウンの店のオーナーが真似して、それから売り上げが伸びたらしいです。成功例を学ぶことも大事で、仮に私が苦境になったら、それを試すでしょう。1人で悩んでも答えが出ないときもあります。そういう時は何でも試す。そのための柔軟な頭を持つことも大事です。日ごろから視野の幅を拡げておく。
昨夜は少し暇だったので兵庫の酒蔵の営業とチャットしていました。売り上げが前年比65%、一昨年比で60%だそうです。厳しい現実の日本です。レストランはまだそんなに開いていないし、そこでどう売っていくのか? そんなことをチャットしていました。うちの成功例を交えながら。何かあるはずです、それを探さないといけない。
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