4Lとは? 6月9日(火)
Nueve de Junio (Martes)
ランチが終わるとビールを少しだけ飲み、昼寝に入るのですが、その間にニュースとかを読みますが、昨日気になったのはこれ、「4L」でした。
日本人が成長著しいアジアの各国に出かけて行うのだそうです。
1)Look 視察 2)Listen 聞き取り 3)Learn 学ぶ 4)Leave 去る これが何が問題かといえば、アジアの国々は、技術のある日本とビジネスがしたいのに多くの日本企業の訪問者はそうではなく、様子見に来て帰っていくのだそうです。
まあ、そしてこれからは私の勘ですが、周りの誰かが先に行くのを待っているんでしょうね。それでOKなようなら「うちも出ようか、組んでみようか」くらいの考え方なのでは? それでは世の中のスピードに遅れる、横並び意識の高い日本人は冒険しない、冒険しないところに利益はないのです。
LexusのGSが今年8月で生産終了になるそうです。その理由は売れていないから、これもネットの記事に出ていました。
元々はクラウンから派生した車でアリストでした。クラウンが親父の車で、そこに「走り」を加えたかった。そこそこの評価を得ながら、LexusブランドになってからGSと名前を変えていくのですが、私の知っている限りは、今の前の代まではそこそこの人気があったはずです。特に2代目は人間工学から生まれた丸みのあるテールライトのデザインが実に優しさを感じさせ、他にはないものでした。
それがいつの間にか、デザイン面でGSらしさを失っていった。そしてセダンの中ではESとLSの間に常に置かれ、中途半端になって売れない車種になった。現行のモデルに関していえば、外見で特筆すべきもが何もない。廃盤になって当然の結果、そうでなくてもセダンは売れていない、SUVが幅を利かせています。
現行のLSについてもじり貧で、車種別に損益があるなら、赤字でしょう。私なりの分析はこうです。
1)前のモデルから8年も開発が遅れた。
2)世の中のEV志向に出遅れた。客はテスラに走ったからです。
3)V8を捨ててV6になった。
4)デザインがスポーティ過ぎた。
まあ、これが敗因ですね。フラッグシップモデルにはそれなりの風格が求められるのです。ベンツのS、BMWの7、Audiの8、そこに入っていったのがLSでした。そして値段がそれらよりも少し安く壊れないから売れに売れたのです。
他社はモデルチェンジを常に繰り返し、顧客つなぎに必死でしたが、LSは安堵したのか、8年もマイナーチェンジだけで押し通したのです。その間にテスラが出てきた。値段は高いが環境に優しい(電気が火力や原子力からなら優しいとは言えない)、LSよりも少し高いが、消費者は飛びついたのです。だから新型LSに勝ち目はない。
それではコロナのアップデート
1)世界では700万人が感染、404,413人が死亡
2)米国では196万人が感染、110,990人が死亡
3)4月のドイツの輸出が前年比で31.1%も減少していた
4)ブラジルは1日に15000人が感染、累計で707,412人が感染、米国を抜くかも?
5)カリフォルニア州では今週金曜日から映画館が開きます
6)米国海軍の兵士の60%がコロナの抗体を持っている
ブラジル、スラム街の密集とか、不衛生が感染を拡大、さらに大統領は経済を優先させた。
それにしても不衛生なはずの中国でどうしてコロナが2カ月で収束したのか? 都市封鎖して死なせた、穴を掘って埋めて、証拠隠滅、そして数を一桁ごまかした?
ハーバード大学の研究では、昨年の12月ではなくすでに8月に流行していたのではないかと、そんなデータが出ています。下痢や発熱を検索している数が増えていたからです。
人と金がどんどん香港から逃げているそうです。その先は大半がシンガポール。シンガポールの非居住者による預金額が前年比で44%伸びている?そんなデータもあります。
アヘン戦争で取った香港の魅力は何? 税金が安いこと、それだけではなかったか? かつて3カ月ほど、香港に住んだことがありますが、空気が汚い、家が高層で疲れる、食べ物は旨いですよ。夜の街としても魅力はありましたけどね、住む街ではありません。梅雨時は日本同様に蒸し暑い。
私は個人的に、シンガポールも住む街ではないと思うのです。ここはまさに常夏。シンガポールの魅力も税金が安いだけで、物価は高いし、政府の統制がきついし、あまり自由はない。
結局、人は金儲けしたいから、税金を払いたくないから、租税の安い場所に流れ、スイスの銀行のようにこっそりお金を預かってくれる場所が好きなのでしょう。税金払わない人が多いから?個人は儲けているのに国は財政破綻する?
今日は選挙の日です。これでようやくTVから選挙のCMが消える。
昨日も帰る時間の気温が82度ありました。やや暑いですね10時で82度あると。
昨日は土曜日にBMWを買ったのですが、そのディーラーのセールスが来てくれ食事。夜もファイナンスの人が来てきれ食事してくれました。
このファイナンスの人は、知り合いでした。世間は狭いというか、彼らたぶん、ギリシア系ですね。Buckhead Lifeで働き、Kymaでマネージャーまでしていたそうですが、私を知ったのは2001年のBluepointeのときだったようです。彼は、その後2つのレストランで働き、BMWのディーラーで5年ですか、レストラン業にうまく見切りをつけたようです。
さて車の話、まず2012年のレクサスLS460、これは4年落ちで4万ドルだったと思います。マイレージが3万少しでしたかね。これを5年近く乗ったわけで、それが53000マイルになり、カーマックスでの査定が15000ドルでした。ちなみにBMWの下取り価格は12000ドルでした、3千ドルも違うので、当然カーマックスで引き取ってもらいました。
これまで中古車はすべてカーマックスで引き取ってもらっています。カムリのハイブリッド、レクサスの430、前の460。いずれもディーラーの下取り価格よりも高いのです。人によってはカーマックスよりも高いところがある、といいますが、私のこれまでの経験では4戦4勝です。
そして買ったのはBMWの330でした。2017年の3年落ちで、27000マイル。新車で単純に4万ドルですから、21000ドルは半額。そしてメーカーのワランティが来年の2月まであります。問題はここからです。修理代が高いと言われるBMWやベンツですが、私の感じでは45000マイルまではきちんと整備していけば壊れない、大きな故障はないでしょうと。
そして普段は会社の車に乗り、家族が近場に乗るだけなので、年間5千マイルの走行と考えると、3年乗る予定で45000までいかない。そこでまた売る。
車の価値がどう下がるか?レクサスLSの場合は8万ドルの車が4年で半額になっています。大きい車や高い車ほど値段が下がります。1年で1万ドル下がっている計算になります。
これを4年乗っで15000ドルで売却したので、25000ドルの損をしたと考えると、年間の損が6250ドルです。
今回のBMW330、3年乗って、私は毎年5000ドルで遊んだと思えばよいと考えていますが、それで計算すると3年後に6000ドルの価値以上はあると思うのです。少なくとも8千か1万ドルの値打ちはあるかも? そうなら年間の損は3700ドル程度で、最小限の損で済むわけです。そしてまた3年落ちの中古を買う。
どうして3年落ちの中古かいえば、それはクラーク・ハワードの口癖です。3年落ちなら外見や内装はそこそこ新車に近い、そしてマイレージが低い、そして価格が最低でも3割安いということです。お金持ちがリースで使った車が流れてきて、マイレージが低いならそれこそ、最高です。3万マイル前後なら壊れる心配もありません。ケチケチ作戦で良い車に乗り、気分を揚げる、これですかね。合理的かと思うのですが。
今日はShaferというワインが入ってきます。あのRパーカーが「世界でも最上クラスのワイナリー」と称しています。親子2代で高級ワインを作っていますが、ここも値下げのグループに入りました。他で買えば100ドルのカベルネ、私は85ドルで売ります。これに飛びついてくれる人はいるのか? すべて博打です。
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