6月の最後、半年の最後、香港自由の最後? 6月30日(火)
Treinta de Junio (Martes) さっさと可決した香港基本法、中身が見えないのに可決、秘密主義? CNNがそれを全世界で伝えていましたが、中国国内では、この放送が始まると、画面が真っ暗になっていました。 何を恐れるのか? 何を隠す必要があるのか? 嘘つきの国ですよ、正式名ー中華人民共和国でした? 本名は中国御都合主義共産国ではないですか? 人民という名が付くなら、そんなことするなよ。まあ、だいたい人民という名のついた国にろくな国はない。北朝鮮人民共和国でしたっけ? 共和国かい? 人民の国かい? 共産主義=独裁者の支配する国です。そこでは、デモは起きない。起きても弾圧されます。政府を刺激すると、「公安」が来て、すぐに捕まります。または拉致されます。そして戻って来れない。日本の太平洋戦争中にも、そんなことがあったそうです。 それにしても7月1日に合わせるように、国家基本法を可決し、施行するという早業。ニュースの解説によれば、9月の香港の議会選挙に立候補させないために、急いで作ったような法律だとか。民主化を訴える=国家の転覆を狙うこと→逮捕させてもらいますよ。ということらしい。 だから、香港は終わったのです。2万6千人の日本人がいて、1400社の日系企業が進出しています。その目的は何? 香港の魅力は何かといえば、租税や安いこと、それだけなのです。今は梅雨時で、じめじめしています。夏は暑い。そして車が古いから空気が悪い。環境を考えたら住む場所ではありません。唯一の魅力は租税回避地であるということです。 その地位もシンガポールの誘致合戦にこれまた追いつかれようとしていますが、これを機会に香港はさらに落ちていくでしょう。 だから、昨日書いたように大阪府知事が右手を上げて、大阪マーケットでも作って南港あたりに、外資を呼び込む極東金融センターを作る構想を発表しないといけない。 できませんかねー、税金15%の経済特区。やってほしいね、そうすれば栄える。そして東京に対抗できるかも? 府というものにどれだけの権限があるのか、分かりませんよ。しかしそういう発想をもって動いていかないと日本は沈むばかりだ。 香港で起きていることは悲しい、しかし、それを利用して日本が栄えることは楽しい。コロナも同じ、コロナが蔓延することは悲しい、しかしコロナで儲けている