今日の出来事から 4月18日(金)

 Good Friday.何ゆえに良い金曜日、株式市場は休みという。宗教の自由を謳いながら、マジョリティながら特定の宗教のために休む。クリスマスも米国の祝日ですが、これもおかしい。キリストの仮想の誕生日が国民の休日になっています。まあ、少数民族の私には関係なく「はいはい、そうですか」で従うだけです。

 昨夜も大入り満員でした。というか作戦勝ちですね。ウニがアラスカ産とカリフォルニア産がある。それなら「ウニ比較」としましょうや。そしてサーモンもスコットランドと日本がある。それなら「サーモン比較」としましょうや。それで2つのスペシャルができました。20ドル前後のスペシャルが2つもあり、簡単に売ることができます。そして大量に仕入れておいたウニが掃ける。
 ウニが毎日、あれば億万長者になれます。高いものを簡単に売ることができます。マグロもそうです、上質のマグロが毎日あれば苦労しません。

 そして昨日の悪夢は1人欠席。病欠でフロントが1人来なかったので3人体制でした。もう皆必死ですよ。満席になる待ちが出る。地獄の嵐じゃ!頭痛い。でもやるしかないわけです。その結果が数字に出ますけど、一昨日まで15%UPが昨日の成果で16%になっています。

 おまけに最後のお客さんが来たのが9時59分でした。10時までのお客さんは入れます。彼らが帰ったのが11時前でした。10時閉店でも閉まるのは11時なのであります。帰宅してニュース見て、Youtube見てましたがしんどくて寝てしまいました。

 昨日、東京ラブストーリーの初回を見ていました。
東京ラブストーリー
これが第一回です。全く覚えていませんが、空港に着いた長尾完治を最初から「カンチ」と呼んでいたんですね。鈴木保奈美を有名にしたドラマでした。
1991年のドラマです。ちょうどバブル崩壊の後!まだ私は六本木にいましたかね。

 甥が会社を辞めるようです。兄いわく、「ブラック企業」だそうです。1日12時間以上の勤務、休憩1時間半、毎月会社のものを買わされる。とある小売業ですが、このままいても同じだということで退社。そして有給も使えないようです。
 「訴えてやれよ」と私はアメリカ的に言いましたがね。少なくとも、私なら証拠をすべて集めてきちんと制裁させてやる。世間の恥さらしにして会社を潰してやる。それぐらい私は考えますけど、温厚な兄はそこまでやらないみたいです。

 その兄の勤める某海上火災でも昨年、社内で首吊りがあったようです。まあ、仕事を苦にした自殺ですね。金融機関でもよくある。IT企業では毎年1人程度が自殺または過労死しているみたいです。ゼネコンも確かそうだと聴いたことがあります。
 前に前妻がITだったので「そんなになる前に辞めればいい」と議論したことがありましたが、「家族のことがあると簡単には辞められない」と言われて、生活があるから仕事続けるしかないという就労奴隷のような生活をしている人が多いんだと思いましたね。

 私の結論ですか? 結局のところ、自分が主役でないからそうならざるを得ない。所詮は歯車でしかない。部品は壊れたら捨てられ、また新しいものと交換するだけです。自分がエンジンにならないと、これは改善されないですね。
 ただ、昔からブラックはありましたよ。私はエスペランサのときは、ほとんど休憩しなかったですよ、自発的にね。休む暇あったら靴売って給料上げていました。マネージャーになってからもそう、ブロックマネージャーになったからもそうでした。出張に行っても必ず直帰(出先からそのまま家に帰ること)せず、店に寄って閉店を見届けてから帰っていました。

 結局、上の人はそういうところを見ているものです。「あいつはいつも店にいる、働き者」という良いレッテルを貼られます。だから特別待遇をかなり受けました。社長とランチに行くこともありましたし、給与もかなり上げてもらいました。そんなもんです、100億程度の年商のオーナー企業はね。

 日本の会社って、体育会系のノリのようにも思えます。今ならいじめになりますが、昔は当たり前でした。
 中学のときにはテニスしてましたが、先輩がしごきでラケットでケツをしばきます。そうするとラケットが折れていました。
砂利の上の正座もありました。それもラケットはさんでの正座です。今ならいじめで問題になります。
 みんな、そういうのを乗り越えてきていました。脱落する奴は根性ないのです。だから辞めていました。生き残った奴が強くなる、当たり前です。

 ここ、アメリカでもそうだと思いますよ。移民で入ってきて一生懸命働かないと、負けます。負ける?何に負ける? 他の移民に負けてしまいます。そして自分に負けます。
 アメリカに来て金持ちになる、豊かな生活を送る。皆そんなアメリカンドリームを抱いてアメリカに来るのです。
 私は、人一倍働いてきたから、そして周りに実に良い人が沢山いたから運よく成功してきたんだと思います。
 人から信用されるには、やはり怠け者では駄目。そして正直に生きないと駄目じゃないですかね。アメリカ人の懐にどうやって入っていくか、これが1つのアメリカでの成功のカギだと思います。

 結論ですか? ブラック企業?? 自分が染まれ! それは試練でしかない。試されていると思えばいい。上司やオーナーが賢いならば、そこで耐えた人間を粗末にはしないはずです。やがて取り上げてポジションを与えることでしょう。少なくとも私はそう思いますけどね。

 こういうのはどうでしょう? 00ドル給与上げるから00の仕事しなさいと命令するのと、これだけ頑張っているから00ドル上げるしかないな。私は後者です。実績見てから給与上げます。ただ、最近はそういう人をほとんど見ないので、前者をえさにして釣りますけどね。
 いずれにせよ、自分が主役です。会社にいても使われるのではなく、巧く人を使わないといけない。そうすると歯車ではなく、オペレーターになります。良い週末を!

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