今日の出来事から 4月24日(木）

　ジョージア州で学校や教会などへの銃携行を条件付きで認める条項を盛り込んだ州法が、ネイサン・ディール知事の署名で成立しました。
　同法は銃の携行を認める場所について規定する内容で、許可証を持つ人物が銃を隠して一部のレストラン、バーや教会、学校、行政庁舎、空港の駐車場やショッピング街など一部区域に持ち込むことも認めています。同法は７月１日から施行されます。
　署名式は同州北部エリジェイの屋外ピクニック場で行われ、出席者の多くは拳銃を携行していました。全米ライフル協会の帽子をかぶったり、「銃規制をやめろ」「銃は命を救う」などの横断幕を掲げる出席者もいました。
　法案は州の上下両院を賛成多数で通過。ジミー・カーター元大統領の孫にあたるジェイソン・カーター米上院議員（民主党）も支持していました。同議員は今年行われるジョージア州知事選に出馬を表明している。
　ディール知事は署名に当たり、「我々の自由を再確認する素晴らしい日」が来たと述べ、同法によって住民は家族を守ることができ、銃を携行できる場所が増えると強調。銃の持ち込みを認めるかどうかは教会やバーなどの所有者が決められるとしました。
　一方、反対派は同法を「銃どこでも法案」と呼んで批判していた。銃の持ち込みを認める範囲は当初の法案よりは狭められたものの、「これで米国一利用者の多い空港に銃が持ち込めることになり、学校では教室への銃持ち込みを認めるかどうかを巡って激しい論争が持ち上がる」（法案反対組織の幹部）と批判しています。

　なぜ、銃をレストランや教会に持ち込む必要があるのでしょうか？
　皆さん、よく考えてください。このアメリカという国は、200年前から、このあたりが進歩していないのです。おかしいでしょう？すでに2014年なんですけどね、お隣のアラバマもかなりジョージアに近いようです。
　マイル表示から変わらない、オンス表示から変わらない。世界と統一できないんですね、わがままな国ですが、その国力はどんどん落ちています。
　貧富の格差は拡大する一方、犯罪は増える一方、世界標準ではなく「アメリカ標準」です。