やや暇でした 8月11日(木)

 Once de Agosto (Jueves)

 読めないもので、万全の体制で臨んでも、暇なこともあります。雨後で気温が下がったので、パティオは心地よく、満席でしたが、中はガラガラ。株も上がって景気いいで、と思ったのですが、売り上げは今一でした。

 昨夜はキッチンの排気口の掃除、本当は一昨日でしたが、忘れていて帰宅したので、1日ずれました。それまで2人体制で来ていたのに、昨日は1人、おまけに請求も50ドル上がって400ドルになっていました。終わったのが12時頃でしたね、最後は私もフロアの水を流すのを手伝いました、早く帰りたいので。

 咀嚼力、噛む力で、大抵の日本人なら知っている言葉ですが、アメリカ人は知らない。これをGoogleで翻訳にかけても「Chewing Power」としか出てこないのです。その噛む効果についても知らない。その効果は1)噛むことで胃腸の活動を促進する。2)唾液の分泌が増えることで歯周病や口臭の予防になる。3)たくさん噛むと満足感が得られ肥満防止になる。4)噛むことで脳への血流が増加し、脳の働きを活性化する。5)よく噛めば、全身に力がみなぎり体力が向上する。6)じっくり味わうことで味覚が向上する。7)口の周りの筋肉が発達し発音が良くなる。8)唾液に含まれる酵素が癌を予防する。とまあ、良いことばかりなのですよ。私は最近、朝食で週の半分はベーグルです。固いのでよく噛む、これがあごの運動になります。

マーケットは良好です。なんと単純な! あまり中身はない。良い数字が出れば上げる、悪い数字が出れば下げる。企業は四半期で判断され、長期展望はない。これがアメリカの経済原則。こんなんじゃ、長期投資で会社を良くするとか、そんなのはアメリカでは嫌われる。「目先の希望よりも今の金」ですよ、明日死ぬかもしれない、そんな中、年末にはこうなる、来年はこうなる、3年後にはこうなる。といくら解いても、「その時に状況も変わっているだろうに、今稼ぎ、今利益を出す方が賢い」と言われてしまえば、それで終わり?

 仮想通貨は上げています、ビットコインは2万5千ドルを目指しています。イーサリアムも1900ドルを回復。為替は円高で132円台、ゴールド反落し1809ドル、原油は上げて9296ドル。将来の原油はこの90ドルを境にしてしばらくは100ドルとの間で動くのではないかと。結局は高止まりですよ。10年物国債は反落し2.757%です。株はNYの上げを受けアジアは、日経以外は上げ、欧州はドイツだけ上げています。NYのプリマーケットも上げています。

 私の趣味投資も上げてきました、2か月連続で+になるでしょう。去年の今ごろから始めたのですが、予定の10万ドル投入資金にほぼなり、これ以上はお金を突っ込むのは止めるわけです。中身を充実というか、この中でどう増やしていくかと短期長期で考えます。まだ今は27%マイナスですからね、ハハハ。この前まで36%マイナスでしたから好転はしていますよ。ハイテク株を減らし、見込みのない昨年IPOした株の見切りを行い、また大幅に下げている株の持ち分を減らし、成長が見込める株へ再投資する。それがじわじわと芽が出てきそうな雰囲気になってきました。今年の最大の下げの月は4月だったと思いますが、この底値で買うことができていれば、2倍になった株が結構あります。仕切り直しをしないといけない、漬物では酸味が増すだけで美味くならない、それを実感しました。その例がROBLOXでした。最安値が26ドルでしたが、昨日の終値は48ドルです。元は150ドルまで上げたメタバース・ゲームの株ですよ。第2四半期はユーザー数は伸びたものの、利益までは伸びていないので、嫌われて反落しましたが、意外にも昨日は下げが緩かった。こういうぼろ株を探して買い、上げを待つのも楽しいかと。まあ、所詮はギャンブルですよ。ポーカーとかカードゲームできないので、株で博打しているのです。

明日が8月12日、37年前の日航機墜落事故の日です。早いものであれから37年になります。

現代ビジネスにはいろいろ特集が組まれていますが、遺体を遺族に戻すために頑張った人がたくさんいたそうです。燃えて焦げた遺体の一部、バラバラになったものをすべてバッグに入れ、ヘリで近くの学校の体育館に運ぶ、そしてもうそこからはパズルですよ。合わせていくわけです。そして歯などから身元確認をする。日本人はどうも遺体を引き取りたい派が多い。外国人はもうバラバラになってものをもらっても意味ないみないで拒否する人が多かったそうですね。それにしても醜い仕事、辛い仕事です。たいていの飛行機事故は海に墜落するケースが多いので、遺体の引き渡しはないのです。日航機の場合は山だったので、遺体を収集しないといけない、それも過去最大の500人分ですよ、ぞっとしますね。


さて今日は? 夕方5時から30%ー8時まで40%です。

土曜日の朝から最低気温が70度を下回ります。かなり過ごしやすくなります。秋はもうそこまで来ている。

なんとなく今冬は厳冬になりそうな気配がします。

 日本の生産性が低い、アメリカの6割か7割でしかない。これは事実なのですが、それはブルーの領域かホワイトの領域かという記事を読みました。ブルー=製造現場であり、ホワイト=事務職現場です。実はブルーの方では生産性は悪くないのですよ。FAなどにより、製造はロボット化してきています。ではホワイトはどうかと言えば、そこに原因があるのです。それは何かといえば、「会議の資料作り」みたいな単純でつまらない仕事=生産性が低い。その読んだ記事によると、資料をホッチキス止めするにも、重役によって好みがあるらしく、横だったり、斜めだったり仕様があるそうです。ま予算委員会で役人が大臣の答弁のために徹夜で資料を作るようなものです。

 会社、そんなに複雑ですか? 1)売り上げを上げる。2)利益を計上する。3)在庫を適度に保つ。この3つがすべてではないですか? こんな単純なのにどうして長々と資料を作成する必要があるのか。そして会議の時間の長さ。朝から晩までやっても何も生み出さない。業績良い人はウキウキ、悪い人は吊し上げになるだけの話です。それをややこしく、複雑にするのが日本社会なのでしょう、そこに生産性の低さがある。会社の中でも高給取りの支店長や店長など幹部が本社に集い、会議する。そこでは売り上げは発生しないんですよ、交通費使い、飯代も使い、時間も浪費して、集まるだけです。実に非効率な勿体ないことをしているわけです。だったら現場に戻って、物1つでも売った方がまだ賢いわけです。

 会議は日本の社会の悪い伝統ですよ。業績悪いなら経営幹部がそこに出向いて直せば良い。そのために幹部はいるのですから。部下を叱咤するのが幹部の仕事ではないはずです。いかに少ない時間と費用で最大限の売り上げと利益を出すことができるのか?それを考えるのが経営者サイドの仕事です。

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