普通になりつつある生活か 6月23日(木)
Veinteres de Junio (Jueves)
ランチをやめて2日目、火曜日はオムソバをランチにして1時前に食べ、昨日は暑いのでざるそばにビール、これも1時過ぎに食べました。普通の生活か?これが。これまでは昼ごはんは、ランチ営業の後の2時過ぎ、下手したら3時でした。少し仮眠して魚を下ろすとか、あまり休む間がない。それが今はゆっくりやっています。昨日はマグロだけの入荷でしたが、時間に余裕があるので、集中してできる。それまでは営業中にやっていたので、オーダーが入るとそっちが優先になっていました。グロサリーなどの配達もそうで、大抵忙しい時間帯に来るので、床に置いたままです。この状態で保健所が来ていたならアウトですよ。それが今配達終えるとすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れることができる。
ランチを閉めることで、毎月2万ドルの売り上げ減になります。年間では24万ドルですか、まあ気にしないですよ。もう売り上げは追わないので、それよりもシニアの生活に転換して、良い老後を過ごすことの方が大事。これまで稼いできたお金を使うことができそうです。売り上げは落としても、利益はそんなには落とさないと思いますよ。元々が粗利の低いランチでしたから、まあ今月とか来月末に銀行にどれだけのお金が残っているかで、それは判断します。当然ながら赤字になることもない。
夕方のTBSニュースで報道がありましたが、マンハッタンでは家賃が高騰しているそうです。コロナで郊外に行った人が戻ってきていて、そもそも物件がないとか。昨年まで1700ドルだった1Rのアパート、更新したら2600ドルになっていたそうです。
人がいないからランチを閉めた私。そして空港では人がいないからフライトがキャンセルになり飛べない旅行者。空港にそのまま泊まる人もいるような映像が出ていました。国際線でも大変で、今は夏なので欧州への旅行者が増えていますが、英国では鉄道がストライキで止まっているので、移動がバスとかになっています。これまた旅行者には良い迷惑ですよ。何が次に起きるのか、まあ把握するのは大変。ユナイテッドのパイロットのセルジオは。ヒューストンでボーイング777のトレーニングを受けてきたそうです。747を除くと最大の旅客を運べるわけで、日本の外国人観光客受け入れが増えている中、航空会社はその準備をしているということになります。いまはまだほとんど日本人しか乗っていないのでガラガラだそうです。昨日も今日もブレーブスの地元開催ゲームがあります。誰が行くのかい??? 7時で95度もあるスタンドでビールガンガン飲んで応援ですか。Atlanta Zooも早じまいしています。2日連続になるそうです。誰がこの暑いのに動物園に行く?バイデンの提案するガソリン税フリー、3か月限定措置、しかし議会の承認を得ないといけない。
こういうのに「大統領令」は使えないのですかね???
とはいえ、買える局面ではありません。落とし穴多過ぎです。これから厳しくなるのは間違いなく、一段の下げがあると私は読んでいます。その理由は簡単で、1)人不足、2)物不足、3)物価高、この3つは当面消えないからです。これが企業の業績にのしかかってきます。これを跳ね返すのは1)消費者の購買力、しかないのです。まあここがアメリカの強味です。ちなみに世界的に景気後退に向かう可能性が50%とシティグループが言っています。これでゴールドマン、JPモルガン、と大手の金融筋が示唆したことになります。
イタリアで最長の川、ポー川がありますが、アルプスに源流を持ち、ミラノの南を通過し、アドリア海に抜けていくのですが、過去70年で最悪の干ばつのため、一部では干上がっているそうです。すでに水がない場所もあるようです。
考えたらアルプスに雪が降らないのだから源流から水が出てこないわけです。これが地球の未来を示しているのではないか?これで農業に影響が出る、パスタの小麦の生産が落ちる、イタリア=偉大なる農業大国ですよ。他の川の水位も当然下がっているそうです。
アメリカの成人の5人に1人はコロナの後遺症に悩まされているそうです。多いのは倦怠感、激しい動悸、息切れ、認知症害、筋肉減退、感覚異常だそうです。男性よりも女性に多く、年齢が若い人の方が多いそうです。
今日がとりあえずHeat Waveの最後の日になり、明日以降は90度前後に下がります。しかし雨が降りそうにないですね。
金曜日と土曜日が30%、月曜日と火曜日が40%になっています。
ランチを閉めたことで余裕が生まれ、これまでできなかったものができるようになりました。それはデザート、人気のチョコレートのババロアはよく切らしていましたが、毎日あります。スペシャルも作れるようになりました。そして昨日は椎茸のアンティパスト、自家製漬物まで作りました。販売もしますが、常連さんとかに、すぐに出せるもので喜んでもらえるもの、そういうものが忙しさでできなかったのです。それができるようになったことは素晴らしいことだと私は思うわけです。ランチを閉めた分、何で取り戻すか、やはりサービスの向上に努めるしかないでしょう。売り上げ落としても中身を濃くすることが大事、最後は利益です。中身を充実させると、利益が増えると思いますよ。チップも増えるでしょうから、従業員も喜ぶ。
ランチを閉めた分の給与はどうなる? 私は削減しないことにしました。その分、それまで余分につけていたチップで調節します、従って基本給与は下げないのです。まあ、これに該当するのは2人しかいませんけどね、ランチのマイナス分が3.5時間、ディナーで3時に来るのでプラス1時間半になり、2時間分のマイナスで、2週間では(月―金)20時間の労働時間削減になります。寿司の作り手は忙しく、良く働くし、そこには手をつけないですよ。働きやすい職場、最高の職場環境、高給優遇です。業界でもかなり高い水準だと思いますよ。私はそこでメキシカンだから、日本人だからで差別はしないですね。同じように仕事をする人には払います。まあ、それだから全員辞めないし、誰か欠けても補充が効く体制が出来上がっています。さて、今日はチキンを買いに行きますが、値上がりしていなければ良いのですが。
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