やればできるじゃーないか 12月3日(木)
Tres de Decembre (Jueves)
CDCの所長は、2月末までに現在の27万人のコロナ死者が45万人になるという予測を出しました。
私はそこまでいかないかと。年末で30万人、1月末で35万人、2月末でせいぜい40万人ではないかと。
ただ、彼は専門家、この冬にかなり厳しい状況が起き、重傷者の数が加速し、死に至ると読んでいるのでは?
その予測があっても何もできないのもおかしいですよね。ワクチン、バンバン打ちますか?
昨日は午後に市役所の許認可のセクションに行ってきました。パティオのオーニングの件です、ど素人がやるので、まず「認可はいるのですか?」から始まり、要ると言われ。「どうしたらいいですか?」で「申請書を出してください」となりました。オンラインでもできると言われたものの、そんなのできるわけないので、「ここで今、やる?」と言われ、それをやりました。書く項目がこれまた不明瞭な点が多いのですが、担当のサマンサさんが丁寧に教えてくれ、時間もかけてくれて無事に申請ができたということです。これで10日以内に市からメールが来るそうです、OKなのか改善するのかの返事です。認可を取りに行くのはビルダーとか専門家しかできないらしいです。
なぜ、このサマンサさんは親切にここまでやってくれたのか。実は彼女を訪ねるのは今回が2回目でした。前回は2カ月前に店のCOが行方不明で、消防に言われていたので、再プリントしてもらうのに訪ねたことがありました。 その時の担当がサマンサさんで、なかなかしゃべくりの面白いおばちゃんでした。壁にはファルコンズ関連の何か貼ってあったので、「今年は厳しいね」で始まり、世間話をしていました。そして快く仕事をしてくれCOのコピーをもらったわけです。
それを今回訪ねたときもちゃんと覚えてくれていて、またファルコンズの話。まあそれは私も心得ていて「もうシーズンは終わったね」で始まり、認可とか関係ない話をしていました。実はこれが大事なことではないかと思うわけです。普通なら訳のわからない人間にそこまで親切にしないと思うわけです。「役所はこうでないといかんよね、サービスとは何か、今日はよーく感じる1日でしたよ、ありがとう」と絶賛。彼女は大変ハッピーでした。それで30分もかけて申請書を無事に作ってもらい、外にでると2人も待っている。アポの時間を相当過ぎていたと思いますよ。私のせいで待たされたわけですが、それはそれ。上手くいけば年内にオーニングが取り付けられるかも知れません。
相手の懐に入っていき、場を盛り上げる。これは大事なことです。これを学んだのはもう18年前のことです。前の店のオープン前に保健所の申請で、一緒に行ってくれた建築士の谷口さんが、保健所のパールさんという人と面談するときに、そのオフィスにあった鉄道の何かを見て、その話を開始、するとパールさんは息子の話をして、鉄道好きだと。それで場が盛り上がり、スムーズに事は運んだわけです。
私はその後も出世していったパールさんをいつも気にかけていました。一度、検査で店に来たこともありましたね。今はもう引退したので、保健所にはいませんが。人との付き合いは、そんなものです。相手を説得しようと思えば、相手を自分の味方にしようと思えば、相手の関心の在りかを探る、別にいやらしいことをするわけではなく、共通の話題を持つことが大事ではないかと。そこから同じラインに立てるのです。実に情に厚い人なんだと思いましたよ。花でも贈るか?ギフト券でもクリスマスプレゼントにするか? それもまたサプライズでサマンサさんをハッピーにするでしょう。それで世の中上手く回るのです。
なんか少し前の日韓関係のような今の豪中関係です。中国政府はオーストラリアに対し、ワインの輸入で反ダンピングの措置を4カ月延長するようです。
中国人に支配されることを恐れた豪州政府は、いろいろな手を使い、中国系を排斥する動きを示していますが、これに対抗して締め付けするわけです。確か牛肉も輸入で禁止か関税を上げ、小麦粉も同様だったと思います。貿易戦争は続行!
すごいですね、武漢ではもう「新型コロナと戦った展覧会」が開催されています。
戦った、ですから過去形ですよ。世界では現在進行形なのですがね。まあ未来進行形にもなりそうなコロナがもう過去形の中国。
しかし、実際には終わってない、継続中でしょう。
隠匿を示すものがあり、2月に湖北省で2097例が報告されていましたが、現場では5918例が報告されていたそうです。3月7日での湖北省の累計死亡者もそうで報告は2986人ですが、実際には3456人だったそうです。またCDCのレポートではすでに19年の12月中には西海岸にコロナ感染者がいたそうです。そこから拡大していった、これは中国の発表よりも前にもうアメリカにコロナ患者がいたことになり、実際に中国ではその前にもう拡散していたということでしょう。2月には春節があり、また中国人の大移動が始まります。日本人が中国に行くと2重の検査書類が必要だそうです、しかし中国人が日本に入るのに書類はないそうです、「コロナは中国で収束したから」、それが理由なのだそうです。恐ろしい誤解です。
とりあえず寒波は終わりましたね。12月の普通の天気です。
まあ、毎日いろんなことがありますから疲れます。
24日から4日閉めて、ミニ休暇です。それまでガンバルしかない。
昨日はメキシカンが1人、ランチを欠勤し、私は久しぶりに大量の皿を洗っていました。幸いにも暇だったので良かった。彼は息子が高校を出て軍隊に入ったので、その恩恵ではないが、永住権がもらえます。これがアメリカの面白いところ? 不法で入っても家族が国に貢献することで、永住権を取得できる。また息子は国のお金で大学にも行ける。貧しい人にもそれなりの道をつけるアメリカはやはり懐が深い?まあ何か起きれば戦争に駆り出され、命を犠牲にする、それが条件ではありますけどね。それで過去の黒い歴史を清算しないといけないので裁判所に行ったようです、詳細は知りませんがそんなことを言っていました。次の政権でも不法滞在者に対して恩赦が出て、グリーンカードを出すという前のようなことはもう起きないでしょう。あまりにも数が多すぎる。彼らは彼らなりにこの国で生きていくしかないと思いますよ。豊かさがあるからアメリカに居座るのだと思います。
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