猛烈な? 非常に強い? 9月4日(金)
Quatro de Septembre (Viernes)
台風10号の接近を予想して月曜日は九州のかなりの学校は休校になるようです。現在915hpという大きな台風は昨年の千葉を襲ったものをはるかに超えるそうです。 しかし、これを「猛烈な」「非常に強い」と言葉にするよりも、アメリカのように数字で示した方がさらに分かりやすいと思いませんか? 確か香港も数字でカテゴリーとは言わず、シグナルとして表示していました。1から5までの段階表示で、おそらく今回は5に相当するのでしょうが、猛烈が最上級なのか、それ以上があるのか、日本の表記はイマイチよく分からないし、外国人にはなおさら分かりづらいものでは?と私は思います。すでに通過予想区域と暴風域予想区域では、窓に貼るテープ、パン、水などが棚から消えているそうです。果たしてどうなるのか?
昨日は面白い1日でした。ランチでいつもくるKさん、終わりかけに店にやってきて、ウニとトロの刺身をオーダー。そしてワインを週末用に1ケースも気前よく買ってくれました。この人、1ランク上のワインしか買いません。下限は45ドルですかね、上は関係ない。勧められたものを素直に買う人です。何かビジネスをしているのは間違いありませんし、ワインの買い方からすれば富豪に入るでしょう。1ケースのワインなので、私が車まで運びましたが、その車はホンダのインサイト、ハイブリッドでした。それも少し古め。こんな金持ちは初めて見ました、うちのお客さんでワインを箱買いなどする人は大抵、レンジローバーかベンツなのです。いやいや、たぶん5%に入るお金を見せない金持ちですね。車に興味がないといえばそれでお終い。それだけで判断することはできないですね、驚きました。
それではコロナのアップデート
1)8月の雇用は132万人で、7月の176万人にくらべ下がっています。再雇用の厳しさ?
2)WHOは本格的なワクチンは来年の半ばまで待たないといけないと予測
3)トランプ政権のアドバイザーもワクチンは11月までに無理だろうと発言。
4)世界では2630万人が感染、1758万人回復、869,200万人が死亡。週末で90万人でしょう。
密室政治と批判されていますが、密室ではないと思います。自民党総裁がどういうカタチで決まろうが、これは国民の選挙で選ばれるのではないので、自民党員なら文句を言う資格がありますが、その他の人は関係ありません。まあ最大政党の自民党とそれを支える公明党で過半数を取っている議会の中で首相に指名されると自動的に自民党総裁が総理大臣になるだけの話なのです。その自民党議員を選んでいるのは国民なので文句を言うなら、自民党の議員を当選させないことです。確かに菅さんで決まりで二階のじじいが仕切っているのが気に入らないのでしょうが、切り崩しが少し起きれば楽しい、見る側にとっては。次の総理候補がそこで見えるかも知れません。菅さんが安倍さんの路線を引き継ぐから安心なのでしょうが、それでは日本は前に進まない。中国にやられる。そのうちアメリカの属国=半植民地でありながら、中国の支配も少なからず受けるような中途半端なことにならないかと危惧します。日本はこの「中途半端」が好きなんですよね。どっち付かずの曖昧さ、決断力のない証拠です。自分の方針がない証拠。長いものにまかれる体質。これじゃ、何も変わらないですよ。そこで一番苦しむのは国民です。格差是正もいい、分断から協調もいい。しかし私が日本を離れた1995年から比べて、日本は衰退している。そしてアメリカ並みの格差社会になってきている。富めるものはますます富み、貧しいものはますます貧しい。どうしてネットカフェで寝泊まりんしないと生活できないのか、理解できないのが現状です。1995年にはそんな人はいなかった。
ランボルギーニのカウンタックです。最近、東洋経済にサイトに関連記事があり、興味深く読んでいるのですが、この名車は実に1974年から1990年まで生産されたロングセラーモデルなのです、その累計生産台数は2000台にもなります。前のミウラが5年作られ750台だったことからもこの凄さが分かります。それもオイルショックの後1978年に倒産して裁判所の管理下におかれていた間も作られています。荒馬フェラーリは名門ですが、農機具スタートのランボルギーニは闘牛、戦う芸術品? そこに賭けるイタ公野郎たちの話が実に面白いのです。友達が2010年のランボルギーニを持っていていますが、今度運転席に乗せてもらいます。
5千万人がレイバーデー週末の中、暑さと戦うことになります。予想がずれてきました。90度は可愛いもんで、ロスは今日から103-112-113-109-101と火曜日まで超暑いのです。
このまま温暖化が加速し、多くの人が命を落とすような世界が、やがてやってくるような気がします。そして台風などのサイズが大きくなり、洪水雷雨竜巻なんでもありの世界になる。やはり海岸線に住むのは高潮もあり実にリスクが高い。これからは日本でも長野とか山が安心ではないですかね。標高は500-800メートル程度の山に住むこと。自分の身は自分で守る。政府を充てにしないこと。海沿いに住んで毎年、床下浸水とか起きては大変でしょう?
昨日はDon Julio1942という高いテキーラが一気に4本売れました。2人が2本ずつ買いました。アネホといい、Agedのテキーラなので生産量が少ない、そして値段も180ドル平均で売られています。さらには割り当てがあって、なかなか入って来ないのです。1ケースのおーダーは無理です。1本とか2本、前回はたまたま4本入れてくれました。それがゼロ。まあ、そんなものあって昨日も予算を達成していますが、私の仕事がない、スペシャルや刺身、握りです。巻物が多いので私はワイン売り場のPOPを変更する作業をしていました。売り上げはしばらく安泰でしょうが、そこで満足してはいけないわけです。まだまだお客さんが望んでいてうちにないワインがあるはずです。昨日、ランチに来たあるサプライヤーのマネージャーと話をしていて、新規に何か買うものがあるだろうと、それを持ってこいと指示しました。イメージも良い、恰好つけるのも良い、しかし稼いでナンボの世界ですよ。店潰すわけにはいきませんからね、50%UPで満足するよりも2倍売って満足しましょう。レストランの中で、3カ月連続の50%UPは稀ですが、リカーストアは2倍や3倍です。そこを攻めないと。資金力は十分にあります。売れるものを仕入れて売るだけです。皆さん、良い週末を!
Comments