今週はマスターズウィークのはずだった 4月10日(金)

Ocho de Abril (Viernes)

 11月に延期になったマスターズですが、オリジナルは今週のはずでした。肌寒い?オーガスタになっていた。この時期暑い時もある、また冷え込むこともあるのがオーガスタです。最高気温60度は長袖を来てゴルフをするのには良い気温で汗をかかないので、これまた良いと思うのですが。

 昨日も何とか売り上げを確保しました。すべて常連さんのおかげ。スコットさんは私に封筒を渡してくれ、「後で開けて」というので閉店後に開けてみましたが「皆さんで分けてください」と書いてあり500ドルが入っていました。
 このお金は、キッチンのスタッフに小分けにして渡します。一度に渡すとすぎに消えるし、有難みが薄れるので3週間に分けて渡します。
 フロントは良いのです、というのも多くの方が多めにチップを置いていくので潤っています。

 昨日入ってきたAustin Hope Cabernet Sauvignonを飲んでみました。旨い。これを近くのFresh Marketでは$57で販売中、うちは30ドルで販売しています。この差ですよ。だから、うちでワインが売れる。それが口コミで広がる、さらに売れる。これを狙っています。今日もまた違う会社からPaul Hobbsのワインが入ってきます。特定の常連さんが好きなようでどんどん買っていくので品切れになりました。他で買えない値段で提供して、お互いがメリットがあるようにする。それが大事なのでは?

 さてコロナアップデートです。
1)JPモルガンは4月の失業率を20%と想定
2)世界では161万人が感染、96787人が死亡
3)アメリカでは46万6千人が感染、16686人が死亡
4)シカゴのJailでは450人のスタッフと職員が感染、これは危険
5)ボーイングが10%の人員削減を発表

covid19 counties map 7pm 492020
 ジョージアの数字です、412人が死亡、郡別ではフルトンが1位で1300人です。

Sunny and Cool
この感じがしばらく続きます。日曜日が90%の確率ですが、これが朝なのか昼なのか全く不明です。
来週以降も最高気温60度ー75度のレンジが続きます。最低気温は50度前後です。

首都圏で潤っているのはスーパーだけ? アメリカも同じですよ。スーパー、酒屋は忙しい。昨日配達に来てくれた営業のマネージャーの話では、営業の人はPublixなどのスーパーに行き、ワインの箱出し、棚詰めを手伝っているそうです。普段ではあり得ないことです。それだけスーパーと酒屋は忙しい、それなのにレストランは暇?潰れている? 閉店?持ち帰りだけ? これでは不公平でしょう?
だから酒屋に対抗してレストランもアルコールをバンバン売らないといけないわけです。それのお手本がうちの店です。営業で配達に来る人が写真を撮っていきます。これをお手本にしてワインや酒をもっと売れば赤字も回避できる可能性があります。うちは元々販売のライセンスも12月から取得していて、「小売りする」というアタマがあったので、すんなりと入っていけましたが、他はそういう風な感じに受けていない。「店頭価格から3割引き」とかで販売しています。店頭価格というのは3倍がけしているわけで、20ドルで仕入れたワインを60ドル、その7割は42ドルです。
 一方、酒屋の値付けは4割かと思います、20ドルで買ったワインなら28ドル、この差を見たら酒屋で買います、従って酒屋よりも安く売らないといけないのです。利幅を取るよりも数を売ってお金を回す、そして卸と個別交渉して値下げを要求するのです。
 昨日もStags Leapの会社と交渉。というのもこの会社の人を良く知っているので、TAKAだけのスペシャルを準備してもらいました。5ケース買って1ケース付けるというものです、1千ドル近く買わないといけないので合わないのですが、保留して再検討します。
 日ごろからアメリカ人と接しているとこういう利点もあります。この調子で週末にピノノワールとカベルネを売りたい! 気温は最高なので環境は整っています。皆さん、良い週末を!コロナに負けるんじゃないよ。コロナで儲けてこそ、人間の真価が問われる。

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