２つの祖国を見ました 3月26日（火）

Marzo Veinte Seis (Martes)
　先週、テレビ東京で2日にわたって放送された「２つの祖国」、山崎豊子原作のドラマです。日系2世の悲しい物語。まあテレビ東京開局55周年記念のドラマだけあって、ビートたけしも特別出演していました。アメリカに住んで23年、私も缶生えたら日系1世になります。移民の歴史、そして差別と闘ってきた先人たちの苦労を何を知らないので、たまにこういうのを見るのは良いことか。
　戦争から敗戦によって、対等関係は崩れ、今だに日本は独立しないで、アメリカの傘下にある状態。このままで良いのか、それとも自前の軍隊を持ち、米軍基地を追い出し、真の独立国家になるのか、難しい問題です。

　景気後退の兆し？
　住宅ローンの金利が下がり始めています。30年固定で4.4％から4.34％に下落したそうです。このまま景気が減速していくと、FRBは秋には公定歩合を下げると予測されています。

　昨日は、日本の福岡から1週間だけアメリカ交換留学？で来ている高2の女の子とそのホストファミリーが食事に来ました。
　福岡市とアトランタ市が姉妹都市なので、このような制度があるのですが、週に3時間程度の英語の授業がないそうで、ほとんど英語ができないのに、現地校に放り込まれ、それで1週間だけ？それは楽しいのか、苦痛なのか？　何も分からず1週間が過ぎさり、帰国して何が残るのだろうか？　税金の無駄遣いのような気がします。うわべだけの国際親善が多い。

　NHKスペシャル　朝鮮戦争の秘録
　昨日は、店が暇で閉店後にこれを見ていました。面白いですね、北朝鮮をめぐるスターリンと毛沢東の駆け引き、そして金日成が踊らされる？　実は横田基地に国連軍の司令部があります。アメリカは自由主義を守るとして16の国に呼びかけ、朝鮮戦争に参加したからです。
　落とされた爆弾の数は、66万トンで、日本の空襲が確か16万トンですから、朝鮮半島は焼け野原にされ、犠牲者の数も南が150万人、北が250万人だと言われ、これは総人口の20％にあたります。
　マッカーサーは原爆投下まで考えていましたが、トルーマンが解雇し、最悪の事態にはならなかったのです。

　ヘリ型のドローン
　昔は人海戦術、今はドローンが軍用化されていますが、どんどん実戦配備されています。人の犠牲がない、そして自爆型のドローンなら確実に攻撃目標を爆破できます。
　３Dプリンターで24時間以内に作れるそうです。時代は変わった。

　昨日は朝一からバタバタで、CITIのVISAカードからFraudの警告テキストが来て、YouTubeのゲームみたいな会社から49ドルの請求があるけど、これを知っているのか？というので、身に覚えがないということで、詐欺なのだろうと、しかし昨年の6月くらいから毎月引き落とされていたようで、この対策としてカードの番号を変えるのがベストだとなり、今のカードは無効に。今日にも新しいカードが届きますが、すべての明細を確認しないのが悪いともいえる。大きな金額は見ているのですがね。
　一部はこのカードで自動引き落としになっているので、番号を変えたことを知らせないといけない。ま、大変ですわ。

　いろいろなことが毎日あるわけですが、それをこなしてあと3年やり遂げないといけません。この苦しみの後にはハワイが待っているのですからね。
　嫌なこともあれば良いこともある。その１つは最近入ったバスボーイが気が利くので使えるということです。人は当たり外れが大きい。英語力もあるので、場合によってはサーバーに昇格させるかもしれません。人出不足の折、メキシコ人でもサーバーが務めると思います。
　前にいたバスボーイも実によく動き、お客さんと話ができて積極的に動いていました。今いるサーバーは固定化していて「ぬるま湯」状態です。これが一番良くない。不景気になれば人の不足は解消されますが、今後半年は同じでしょう。ということで今日も頑張ります。