退役軍人の日 11月12日(月)

November 12,doce Lunes
 Veterans、ベテランといえば、日本では技能を習得して若い人にも教えられるくらいの年配の人、みないな感じ。野球でベテランといえば、先日引退した広島の新井のような人をベテランと呼びますが、アメリカでは退役軍人です。a person who has had long experience in a particular field.という元々の意味もあります。古豪、古株といった日本でも使う意味でも使われていますが、実際の会話の中で使うだろうか?

 久々に金ー土曜日を良い売り上げで終えることができ、銀行のお金も少し増えて、首の皮が2枚から3枚になりましたからね。それでも油断は禁物です。たまたま感謝祭前で人が来ているのかもしれない。自分のマーケティングが良好だと錯覚しないことです。引き続き、手綱を締めて、やるべきことをやる、これしかありません。

 金曜日にサンディスプリングス市に来年のリカーライセンスのお金を払いに行きました。新しい市庁舎はまだコンクリートのにおいがします。パーキングはすべて地下という、そしてイベントセンターも作り、「金持ち帝国サンディスプリングス」を見せつけています。
 同じ金持ち帝国でもブルックヘブンの市庁舎は前にあった小汚いビルをそのまま使っているので、見栄えもなにもあったものではない。
 この2つの大きな市の違いは何かといえば、税金の入り方でしょう。同じように金持ちが住んでいても、ブルックヘブンには企業らしき企業がないのです。
 サンディスプリングスには、ホームデポ、UPSなどのフォーチュン500に入る企業の本社が5つもあり、税金を贅沢に使えるのですが、ブルックヘブンはそれがない。
 さらには、サンディスプリングにはまだ一部に貧民街が残るものの、その数は少なく、ブルックヘブンほど大規模にメキシコ人地区がないのです。

 PARADISE, CA - NOVEMBER 09:  Firefighters try to keep flames from burning home f...CAの山火事
 現在、ロスの北とサンフランの近くで2か所燃えていますが、31人が死亡するという悲惨な状況です。秋風で火の回りが早いようです。

 原油が60.56ドルと60ドル割れを目前にしています。この前まで75ドル近くでした。ガソリンでいえば、コスコで2.99ドルまで上がっていましたが、現在は2.69ドルです。世界景気の先行きが不安視される中、イランの原油の輸出に制裁が入り、通常では上がるはずの原油が上がっていないのは、その問題よりも景気の方がインパクトが大きいと市場が判断しているからでしょう。

 そのイラン、何が悪いのか何が問題なのか? 核開発しているのでは?ということでしょう。それゆえアメリカは制裁グループから抜け出し、独自の制裁を発令したわけです。
 しかし、イラン国民は生活苦しくともびくともしないんだそうです。それはイラン人の国民性にある。彼らは「おしん」なのです。耐えることを知っている。イランで一番有名な日本人はおしんだそうです。以前のオバマ政権の制裁はかなりきつかったようで、今回はそれよりもマシだそうです。そして彼らのマインドにはかつてペルシア帝国で世界を制覇していたというプライドもあるのだそうです。それゆえ、耐えることを知っているのです。

 現代と起亜のグループがピンチ。まずは中国、重慶の近くに年間30万台を生産できる工場を1130億円も投資して作ったものの、稼働率は30%でしかない。
 09年にはGMやVWに次いで3位だったシェアも現在9位となって10%から4%になっています。
 その原因は下からの中国製安物に圧され、上にはブランドの車があり、サンドイッチ状態になっていること。
 北米でも同じように売れていません。その最大の原因は現在のソナタ(セダン)のデザイン失敗です。その前のソナタは流れるようなデザインで一世を風靡したのです。現在の実につまらないデザインは見向きもされていない。よってかつて20万台を売っていたのに、13万台しか売れていない。高級車にも陰りでGenesissは1万台も入れていない、前年比では45%減です。すべてが悪い。そこに加えてリコールもあり、この費用が高い。
 それゆえ研究開発費に回すお金もないので、今後のAIや電気自動車の時代にどれだけ、対応できるのか疑問です。ロイターにあった記事の要約です。

 国際単位系の大改定があるそうです。単位とはメートルであり、キログラムであり、時間であり、電流であり、温度であり、質量であり、光度であります。この7つの単位が世の中の基本なのです。
 例えば「1メートル」は、最初に決められた単位ですが、「北極から赤道までの子午線の長さの1万分の1」を1メートルの基準とすることにしました。地球の大きさを測るということは当時は非常に困難なことで、測量には6年もの年月がかかっています。
 1メートルができたから、リットルもできたのです。10センチメートル立方の水の重さが1キログラムの基準となりました。
 そして今回その単位の中の4つが改定されるのです、より精度の高いものになるということです。
 キログラムに関していえば、
・重さのわかっている原子をたくさん集めて、1キログラムをつくる
・そこに含まれている原子の数を数える
・数えた値を使って「1キログラムは原子○○個分の重さ」と定義する

ということになります。これまではキログラムの「原器」を作り、それが基本でした。しかし、原器が壊れてしまえば、それで終わりです。
 時間もそうで、現在はセシウム時計から計算していますが、これが光格子時計から計算されます。
 クオーツ時計の振動数は1秒間に約3万回(32,768回)ですが、セシウム原子時計では1秒間に約92億回(9,192,631,770回)の振動が利用されています。これが、高精度の理由なのですが、東京大学の光格子時計は、光領域の振動を利用した原子時計です。
 このイッテルビウム光格子時計の周波数は、セシウム原子時計よりも桁違いに高く、約518兆回(518,295,836,590,863.1回)です。この時計は、宇宙の年齢と同じ138億年に1秒ズレるかズレないかという精度を実現しています。より時間が正確になり狂うことがなくなるわけです。単位の改定 現在ビジネス 詳細はここを読んでください。
 世の中、世知辛いが、たまにこういう記事を読むのも良いのでは?

 金曜日からは晴れです。今日と明日は雨で、気温も上がりません。来週の木曜日が感謝祭です、早いものです。それが終わればクリスマスが一カ月ということで2018年が終わります。とにかく目の前にあるものをどんどん片付けていかないといけない。

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