GMは正しい 11月27日(火)

Novembre Veintesiete (Martes)
 GMは先を予測して、工場を閉め、14000人を削減する方向に進むと発表。これをトランプは「おかしい」とか、クレームつけていましたが。
 売れていないセダンをカットして、稼働率の悪い工場を閉める。ある工場の稼働率は30%しかないそうです。工場は70%でトントンだとか。この70%って、航空機の座席の搭乗率と同じ。確か70%が採算ラインです。
 ニュースの映像で見た限りでは、どれも最新鋭の工場とは言えず、生産性も悪い古い工場でしょう。来年以降も車の販売は落ちるでしょうし、当然の戦略です。
 まあ、これにより下請けも影響を受けるので、悪化する傾向の景気に拍車がかかる。もう、来年は減速→後退まで考えて行動したほうが良いと思います。

 私事ですが、店の価格改定を「不況モード」に切り替えるのです。例えば大トロ、蓄養のブルーフィンですが、かつて15ドルから始めて、今は17ドルに上がっていますが、これをドーンと下げて10ドルにするのです。
 アトランタで大トロを10ドルで売るというのは、かなり最低価格に近いわけで、今でも売れている17ドルを下げることは、何の意味があるのか、宣伝効果? 
 では、10ドルで儲かるのか?儲かる売り方をします。薄く切り、少し小さくするだけです。昨夜、これで作って食べてみましたが、あまり関係ない。というか、これまでのネタが大きかったのではないかと。これで原価計算しても、50%の粗利はあるのです。
 大トロも過当競争で、これまで確か50ドル以上していましたが(パウンドあたり)、今では34-48ドル程度まで下がっています。従ってこれまでのように高い価格設定をしなくても良いということです。
 日本人常識で、17ドルお金払って、大トロ2巻誰が食べますか? それならラーメン2杯食べれます。寿司はそれだけ高いものなんでしょうが、少し行き過ぎ? 安くて美味い寿司、この原点に少し戻る感じです。
 お客さんの財布の紐が、これから締まる中、生き残りを賭けた戦略です。

名古屋市中区で今年2月に盗まれたレクサス「RX」。5月に警察官が不審車両として停止を求めたが逃走、その後、放置されていた。車体は逃走の際についたと見られる衝突の跡などが残る=名東署
 日本では、このレクサスRXの盗難が急増しているのだそうです。電子式盗難防止装置やGPSで位置を知らせる、侵入センサー警報などが標準装備されていますが、解除されて盗まれるそうです。

 輸入農作物に注意! 国内では使用されていない有害な農薬が使われるケースがあり、アメリカから輸入されるレモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類に使用される「防カビ剤」。収穫した後に使われる、いわゆる「ポストハーベスト農薬」といわれ、アメリカから日本まで海上輸送をする際、カビの発生を防ぐために散布される。
 防カビ剤は、アメリカでワックスに混ぜられて柑橘類の表面に糊塗される。ところがそれらの農薬は、日本に輸入される際に『食品添加物』として分類されることになり、なぜか、“制限されている『農薬』ではない”とされた。
 その理由は、1970年代に勃発した「日米レモン戦争」があ、当時、日本に輸出する米国産レモンにはポストハーベスト農薬として、日本で未許可の防カビ剤が使われていた。そこで日本がレモンの輸入に難色を示すとアメリカ政府が激怒して、日本からの自動車の輸入制限をするなどの圧力をかけ困った日本は、防カビ剤を食品添加物として認可する苦肉の策を打ち出した。日本の食品安全行政はアメリカの外圧に負けたわけです。
『Roundup』という除草剤は、WHOが発がん性を認めています。カリフォルニア州では数年にわたってラウンドアップを使用してがんを発症したという男性が裁判に訴え、製造元のモンサント社に約320億円の賠償を命じる判決が出ました。
 日本では草にしかかけない“除草剤”なのに、アメリカでは大豆やトウモロコシなど穀物に直接かける方法が盛んで、成分が作物に残留しやすい。そのトウモロコシや大豆輸入しているのは日本です。 週刊ポストセブンに出ていました。
Garden Weedsこれがその除草剤。綺麗な緑の芝生は、見た目綺麗ですけどね、農薬漬けですよ。私は、昨年から芝生の業者を切りましたけど(毎月40ドル払い、大したことないので)、自分でやるようになって、やはり雑草が生えてきます。それでピンポイント攻撃で雑草退治します。それでやはり、芝生は死なないけど、雑草だけは死ぬという除草剤(大抵のものはそう書かれています)を散布します。これが3カ月ごとですかね。あとは栄養剤、鉄分とかのローンフードと呼ばれるものをこれも3カ月に1回の割合で撒きます。これでこれまでの年間コスト480ドルが100ドルになるわけです。
 昨日も書きましたが、台湾の蔡英文総統が野党に負け、辞任。その背景には何があったのか? 独立よりも経済を選んだのが台湾市民だった、ということです。前の総統の時代に大陸との関係が緩くなり、中国人観光客が押し寄せ、潤った街がたくさんあります。しかし、現政権の独立方向に中国政府は怒りを見せ、「台湾に観光に行くな、団体旅行禁止」にしたのです。確か同じような話はパラオでも起きています。とにかく、飴と鞭の使い分けで、自国の戦略に乗る国は優遇するが、そうでない国は締め付けるわけです。さすがの台湾市民もこれには参ったのでしょう。 
Could East Cobb be the next new incorporated city in metro Atlanta?

独立? 来年にEast Cobbという新しい市ができそうです。

 
  • Friday

    Nov 30

    60° /52° RealFeel® 63° / 47°
    Times of sun and clouds
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  • Saturday

    Dec 1

    63° /58° RealFeel® 60° / 58°
    Cloudy, a couple of showers
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  • Sunday

    Dec 2

    69° /47° RealFeel® 67° / 48°
    Mostly cloudy; mild
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  • こんな週末です。木曜日までは寒いのに。
 

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