総領事館からこんなお知らせが来ています。

 
いよいよアトランタもこうした事件が起こるようになってきましたか?って感じですけどね。まさに米国は銃社会です。車のダッシュボードに拳銃を「緊急用」として入れている人も結構いるんですね。巻き込まれないことです。それしかありません。


                      平成25年2月1日

在留邦人の皆様へ

在アトランタ日本国総領事館


アトランタ市内ミドルスクールにおけるけん銃使用事件の発生に関する注意喚起


1月31日午後1時50分頃,アトランタ市ダウンタウン南部地区にあるPrince

Middle Schoolで男子生徒(14歳)が同じ学校に通う生徒にけん銃で後頸部を

撃たれるという事件が発生しました。本事件について報道は,「授業中,被害者

が被疑者(少年)に文句を言われたため逃げ出したところ背後から撃たれた。

事件の収束までの間,学校内では生徒の教室外への出入りを制限するロックダウ

ン体制がとられた。」旨報じています。


米国では年間1410件の銃器関連の事案が学校関連施設で発生したとの統計

(2011年)があり、最近では、

○1月22日,ヒューストン市(TX)の大学で発生:学生等3名が負傷した事件

○平成24年12月14日,ニュータウン市(CT)の小学校で発生:教職員生徒

20名が死亡した事件

○平成24年11月20日,マイアミ市(FL):スクールバスで通学中の男子学

生が誤ってけん銃を発砲させ同乗していた別の男子生徒(13歳)を死亡させた

事案

が発生しています。

 

子供達の安全を守るため,現地校では,ロックダウン訓練等が繰り返し行われて

います。教職員・生徒は,日頃から各学校(補習校)で決められた避難要領を確

認し,体得するよう心がけましょう。また,保護者の皆様におかれましては,今

一度,米国が銃社会であるという認識を再確認し,ご家族が被害に巻き込まれな

いための対策(危ない場所には近づかない,夜間の外出は控える,身の回りの状

況を意識して異常があればその場を離れる,「911通報」する等)について今

一度ご検討下さい。


なお,本事件の被疑者は警察に身柄拘束され,被害者の少年は生命に別状なく

同日退院しています。


参考:ジョージア州の避難要領

コード・レッド(ロックダウン)

学校内への侵入・立てこもり事案など重大な危機の際に発令される。

1 直ちに教室のドアに鍵を掛け,原則,生徒を教室外に出さない。

2 窓を完全施錠してブラインドを閉める。教室内の電気を消す。

3 生徒を静かに待機させ,教室の角(ドアから離れた場所)に移動させる。

4 侵入者が来た場合ドアを開けない(必要に応じてインターフォンで対処)。

5 教室外にいる生徒を無理に探さない。

6 教室内の情報をe-mail等を利用して事務局に伝える。

 
コード・グリーン

火災などが発生した場合に発令される。建物の外の指定された避難場所に

避難する(500フィート以上離れた場所)。
 

コード・ブルー

爆破予告などの事案発生時に発令される。教師・生徒は校舎から1000

フィート以上離れた場所に避難する。


コード・イエロー(警戒・注意)

学校近くで発生した事案に対して発せられる注意。正面出入口など最小限

の扉を除く敷地内の出入口が施錠される。

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