週末往来!

 まずは金曜日にとんでもない数字を作ってしまったという報告です。普通の金曜日で1日の売り上げ新記録更新でした。土曜日がGAテックとUGAのWヘッダーで暇なのは分かっていましたが、その分お客さんが集中したという結果ですけどね。
 といって、土曜日は暇ながらも想定していた予算は何とか達成したので悪くないです。そしてキッチンのフードの掃除を業者が閉店後にやったので深夜の2時半に帰宅してブログ書いています。

 なぜ今、こうして掃除をするか? 開店以来初めて消防署の検査があったからですね。だいたいあの手の掃除は1-2年に1回程度しかやっていなかったんですが、消防署は6ヶ月に1回やれというわけです。1回のそう時代が550ドルです。それで3時間程度かかりますね。
 2002年に開けて最初の検査が2012年ですから、アトランタの消防何やってんの?でしょう。それで消火器類の点検もこのまた業者がいい加減で、1ヶ月前に電話したのに来ない。以前は半年後とに来ていたんですがね。それでこちらも催促の電話を忘れていた。そうした中、消防署が来たのでまた電話です。とりあえず月曜日か火曜日に来るそうですけどね。

 そして今夜店のウィンドウのカーテンをすべて撤去しました。模様替え?とんでもない。これも消防署の指導なんですけどね、カーテンが防火処置されたカーテンでないということで、防火のスプレーを業者にしてもらいなさい、そして証明を出してもらいなさいというわけです。
 それでいろいろ調べているんですが、そういう業者がいないのです。アマゾンでその手のスプレーは売っているのは分かりましたけどね。
 またこれが月曜日にその消防署の担当者に訊かないといけないわけです。自分でやって認めてくれるのかどうかですね。こうした手間なことがどんどん起きてくる、それがストレスになるわけですね。そうでなくてもお馬鹿が多いので、イライラが貯まって爆発しているところです。

 日本人の頼りになる右腕格がいれば任せますけどね、そういう人材がいないですね。前に書きましたが、業態の違う店を近くに開けようと思い人材を募集したんですけどね、3人ほど来て、そのいずれも60歳近い人でした。それ見ただけで「OUT」ですね。年齢で差別しませんけどね、もう50歳過ぎたらボケが始まってきて手は遅くなるし、使える範囲が狭くなっていくわけです。それで10万ドルの給与払って店を任せられますか?できやしないですよ。だから諦めた。今の寿司屋だって、同じことです。両サイドはインドネシア人を使っていますけどね、1人はまあまあ、もう1人は最悪です。ただ、この最悪を首にしたら次が見つからないわけです。それで仕方なしに使っている、だからストレスがたまるわけです。

 永住者の中で「我こそは」と思い一念奮起して店をやりたい人はいませんかね? オーナーで頑張れば年収20万ドルぐらいは取れる業界なんですけどね。お客さんとの営業(話上手であること)、変わったものを作れる創造力、そして客を呼ぶマーケティング力さえあれば大丈夫ですよ。それで10年ぐらいバーンとやって1ミリオン貯めて引退する。こんな華麗な人生を送りたい人はいませんかねえ?

 このまま走るとそのうち息切れしそうですね。そうでなくても原発事故後の海洋汚染問題などで、日本から入ってくる魚がいつ「STOP」されるのか分かったもんじゃない。このままでは寿司屋の将来はない、と感じているわけで、商売替えをしないといけない時期にさしかかっていると思いますよ。

 中国各地で起きた反日デモに便乗して、日系企業の中国人従業員が職場放棄や賃上げを要求する動きが相次ぎ、日系企業の間で困惑が広がっています。広東省中山市や珠海市などの日系企業工場では、操業が一時ストップするケースも続出。事態が長期化すれば、中国を生産拠点としてきた日本の製造業の戦略に影響を与える可能性があります。
 キヤノンは中山市のプリンター工場の操業を停止し、珠海市の小型デジタルカメラ工場の操業も21日午後から止めています。工場従業員が賃上げなど待遇改善を求めて騒ぎ出したためで「品質や他の冷静な従業員への影響を考慮した」。同社では24日の操業再開を目指していいますが、労使間の対立が長期化すれば、影響も避けられません。東芝テックの深セン市内の工場でも、19日に従業員がデモ行進に加わり、操業に影響しています。もう収拾はつかないでしょうね。ここで一気に中国を出ることが大事。一社の利よりも国益ですね。なめられたらお終いです。

 その中国でこんなことが起きていた?知っていましたか?幻のクーデターです。
2012年3月、重慶市党委(共産党委員会)書記の薄熙来(63歳)は、一気に勝負に出る決意を固めた。
 その1ヵ月前の2月6日、薄の腹心の部下だった重慶市副市長兼公安局長の王立軍が、亡命を求めて成都のアメリカ総領事館に駆け込むという事件が起こっていた。
 薄の夫人・谷開来の「愛人」と噂された、イギリス人のヘイウッド氏変死事件(2011年11月に重慶のホテルで変死)を調査していた王立軍は、谷夫人が主犯であるという捜査結果に至り、上司の薄に報告する。その結果、妻を助けようとする薄が逆に王立軍の公安局長職を解任し、王の殺害を図った。それで王は命からがら、アメリカ総領事館に逃げ込んだというわけだ。
アメリカに亡命を拒否された後、国家安全部に拘束された王がすべてを暴露すれば、これまで着実に積み上げてきた薄熙来の政治生命は終わる。薄に残された時間は少なかった。
 ただし、薄には、彼なりの"勝算"があった。父親の薄一波・元副首相(2007年に98歳で死去)は、死の直前まで人民解放軍に多大な影響力を持ち、軍の将級幹部には現在も「薄一波人脈」がズラリと名を連ねている。かつて毛沢東主席が「銃口から政権は生まれる」という名言を吐いたように、230万の人民解放軍さえバックにつければ、現行の胡錦濤政権を一気呵成に転覆できると考えたのだった。
 3月8日、この日は、年に一度の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)の全体総会が開かれていた。天安門広場の西隣に位置する人民大会堂内の「万人大会堂」には、胡錦濤総書記(69歳)以下、2987人の全人代代表(国会議員に相当)が一堂に会していた。
 25人の中国共産党中央政治局委員の中で、ただ1人欠席したのが、重慶市党委書記の薄だった。体調不良を口実に、故宮の西隣に位置する最高幹部専用の職住地区「中南海」に潜んでいたのである。そこで彼は、中南海の防衛を任務とする人民解放軍の最強部隊「8341部隊」の幹部たちを前に乾坤一擲の大勝負に出たのだった。
「諸君、いまこそ立ち上がれ! わが国を建国の父・毛沢東主席の理想の時代に戻すのだ。我々がいま人民大会堂を包囲すれば、私が重慶で実験してきたような理想の国家が創れる!」
 薄熙来がクーデターを画策している---この「絶密消息」(トップシークレット情報)は、すぐさま人民大会堂の胡錦濤総書記、温家宝首相(70歳)らのもとに入った。人民解放軍を統括する中央軍事委員会の主席でもある胡錦濤は即刻、「8341部隊長の解任」を宣言すると共に、北京衛戍区(首都防衛軍)に出動を要請。結局、薄のクーデターは未遂に終わったのだった。
 1週間後の3月15日、薄熙来は重慶市党委書記のポストを解かれ、4月10日には党中央政治局委員も解任。妻の谷開来は同日、殺人容疑で拘束された(8月に執行猶予つきの死刑判決が下された)。今年10月に開催される、第18回共産党大会で中央政治局常務委員、俗に言う「トップ9」入りが有力視されていた薄熙来の夢は、かくして潰えたのだった。

 中国も一枚岩ではないということです。意外ともろい?


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