Happy July 4th! ふと思ったことですがね、、、。

7月4日は独立記念日です。まさに多国籍の人が1つの国に集まって構成されているのがアメリカです、まあ当然ですがね。
この国では、やはり金儲けせんといけませんがね。というか、貧困と裕福が隣り合わせになっていて、「よし、俺も頑張るぞ」と思って一念奮起すればその可能性もあるわけです。
家が持てる、車が持てる、別荘が持てる、レジャーボートが持てる、自家用飛行機だって持てます。ベンツやBMWなんて普通に走っていますからね、珍しくもない。ベントレーやマセラッティ、ランボルギーニだって結構普通に走っていますからね。やはり、路上にはお金が沢山落ちているんでしょう。後はどうやって金儲けするかですよね。

最近、人材不足になっていますが、ある日本人学生が2ヶ月前からコンタクトしてきて「車を買ったら働きます」というので首を長くして待っていたのです。
ようやく、先週の金曜日に面接を済ませましたが、SSN(社会保障番号)がまだないそうです。一応申し込んであるので、直に届くようですが、私は「じゃあ、それまで現金で払うから来週からでもお願いしますね」と言い、本人もそれを納得して「分かりました、ではお願いします」となっていたのです。

それがその日の夜になってメールが来て「social security officeに頂いたお仕事について電話したところ(決まりなので)、私のもとにカードが届くまでは働いてはならないと言われました。私が今の状態で働くと(学生VISA)、下手すればアメリカから強制出国しなくてはならなくなるそうです。」という返事がきて、結局SSNが届くまでは、働けないということが判明したのです。

話は変わり、ある女性から電話がかかってきました、仕事をしたいそうです。面接に来るように言いました。
その人はタイ人で、学生です。SSNはないので、友人の番号を使いたいと言っています。私はそれでも可であるという判断を出しました。これはよくアジア人が使う手で、不法滞在者や学生などSSNがない人が違う人物に成りすまし、仕事をするわけですね。まあ、大抵は身内なので、給与をもらってもそのまま現金化して手渡すだけなんでしょう、おそらくですよ。

メキシコ人になるとなかなか友人でもSSNを持っている人がいないので、どこかで偽のSSNを買ってきます。50ドル程度で入手できますからね。それで働くわけです。もちろん、1-2年後にSSのオフィスからレターが届きますね。「名前とSSNが一致しません、確認してください」というものです。まあ、メキシコ人の場合、大抵は1-2年で辞めるので、こちらの回答は「すでに辞めていますから確認不可」となってそれで終わるわけです。

こうした話から、私が一体何を言いたいのかといえば「日本人は真面目過ぎる」ということです。それが国民性と言ってしまえばそれでお終いですけどね。
他のアジア諸国の連中は、もっとハングリーに生きていて、どうしても働かなければならない、お金が欲しい。何か起きたらそれは起きてからのことじゃないか。とりあえず仕事をしてお金を得るのが大事なこと、別に人を殺しているわけではない、軽い不正行為だけの話じゃないか、程度に片付けているわけですね。

これが日本人が海外でなかなか成功しない理由なんじゃないかとも思えるんですがね。この移民だらけの国で、故郷を捨ててきている下層の人にとっては、死に物狂いで働いて成功を収めたいと思っていることでしょう。
偽装結婚もするだろうし、マジでお金のためには大きな犯罪以外な何でもするでしょう。これがハングリー精神なんじゃないだろうか、とも思うわけです。
うちの従業員の1人は7日働いています。それもランチとディナーをほぼ毎日365日ですよ。そりゃ、しんどいでしょうね。それでもその金を本国に送って家族が学校に行ける、生活が楽になるなど、考えたら働くしかないですね。そのための場を提供しているのがアメリカだと思うんですよ。
戦後の日本人がそうだったんじゃないですかね。焼け野原で何もないところに田舎から食べ物を運んできて闇市で売る、不正に酒造って売る、どさくさに紛れて儲けた人は多いはずです。生きるためにやってきたんじゃないですかね。それが67年も経過して豊かになるとその精神が消えてしまった。1億総中流といわれた時代までは良かったが、それから米国並みに二極分化して、富裕層と貧困層に2分されつつある日本ですが、立ち上がる気力も失せている。
日本だって、やり方次第では、お金儲けができると思うんですがね。ふと思ったことです。

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