これから、いやいつも気をつけたいDUI

 今日、ゴルフを南部でしまして、その後で兄貴分の家に用事があり、少し話をしましたが、DUI(飲酒運転)に気をつけようという話が出ました。どうやらその会社の方か取引先の方がDUIで捕まったようで、それも数人単位で同じレストランを出たところで捕まったようです。
 お店の営業妨害になるので店の名前は伏せますし、会社名等もすべて伏せますが、警察はそうした店の前というか付近で待ち伏せをしている様子です。日本人がレストランで飲食すれば時間がかかりますから、その分アルコールを飲む量も多くなります。当然ながら少しでも蛇行運転やスピード違反、信号無視、一時停止不十分停止などを起こすと、即座に車を停められ、夜間であれば当然ながらアルコール摂取量について問われ、検査が行われます。 今は息を吹くタイプのもので即座にアルコール濃度が出ますから、そこで基準値を超えると、即逮捕され警察署に連行された後、Jail行きとなり、最低1晩は泊まることになります。そして保釈金を払い(初回で1000-1500ドル)を払い出してくれますが、その後で裁判があります。さらにはDUI専門の弁護士を払いDUIスクールに通い、反省した態度を見せ、コミュニティ奉仕やら罰金やらで、直接的な損害額は約5000ドルと見積もれば良いでしょう。運転免許証も自宅と勤務先だけに制限されると思います。
 当然、付き合いで飲むこともあります。私は店では大体ビールがジョッキ1杯でお終い、たまに常連さんのワインなどを一緒に飲むこともありますが。1杯以上飲むことは避けようとしています。万一「やばい」と思ったときには店の椅子を簡易ベッドにして1-2時間仮眠して酔いを醒ましてから帰宅するようにしています。帰宅道のPeachtree Rd.には警察の待ち伏せが余りにも多いのです。 Buckheadでは、GAステートパトロールとCity Of Atlanta警察が、そしてBrookhavenに入るとDekalbPoliceが待ち構え、次はChamblee警察と順番に待っています。その先はDoraville Policeですが、こうした小さな市ほど熱心に罰金稼ぎをしていますから、本当に気が抜けません。
 以前に花水木がI-285とPeachtree Ind Blvd.の交差地点からすぐ北のFriday Plazaにあったときには、Doraville Policeがその近くの道でカモを待っていたそうです。
 また最近では、警察車両もバラエティになり、ホンダのアコードの覆面パトもあるそうですから、見分けがつきにくくなっています。
 この前、誰かに聞いた話ではアリゾナ州では、DUIで捕まると4週間連続で週末はJail暮らしになるそうです。 毎週金曜日に仕事が終わるとJailに行き月曜日の朝はJailから会社に出勤するわけです。
 NJやNY州では、DUIで捕まると車両を没収されます、その車は返ってきません。オークションにかけられ州の財源になります。
 そんなことを言いながらも飲酒運転の数は減らず、ハイウェイの出口から進入するなど、危険運転が多く巻き添えの事故もよくあります。
 これから年末年始で、お酒を飲む機会が増えますから十分に注意が必要です。飲んだら友人や家族に代行運転してもらう、または代行運転業者に電話するなど適切な処置が必要です。仮に代行運転を頼んでも100ドル程度であればDUIで捕まり高額な出費をするよりも遥かに安上がりなのです。

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