Veterans Day ということで考えてみました。
11日は退役軍人の日です。たまたま、表で素振りをしていたら横の住人が星条旗を掲げようとしてたので話しこんでしまいました。彼は元空軍に所属、朝鮮戦争には行かなかったものの、キューバ危機の時にはフロリダにいて、もし何かがあれば飛んでいたかもしれなかったと言っていました。
この前、読んだ記事でアフガンの国務省の職員が政府の方針に抗議して辞めたという話を持ち出した私ですが、アルカイダはすでにアフガンにいない、パキスタンにいるのに米国は意味のない捜索を繰り返し、お金と人命の無駄使いをしていると言いました。
すると彼は、またアフガンに戻ってくるかも知れないし、アルカイダを潰しテロをなくさないといけない、アメリカが世界平和のために働いているから世界秩序が保たれている、と実にアメリカ人らしい反撃をしました。
このまま話を続けると、明日の朝になるだろうね。と私は話を切り上げて素振りを再開しましたが、これが一般的なアメリカ人の考え方ではないでしょうか?
イラクを攻めたときにも誰かと話をしていたら、「石油の安定供給と民主主義のために」とか言っていました。弱い国を苛めて親分面して石油を安く仕入れることが正しいのかどうかをまず感じますけどね。脅して安く買う姿勢はやくざに等しい。
結果的には「国益」という言葉にすべて結びつくと思いますが、そのためには尊い人命は切り捨てられます。戦争で人が死ぬのは当たり前のことで、尊い人命とか言っている場合ではないかも知れませんが、本当に国益なのかどうかが疑問です。イラク戦争はどうでした? 石油の値段は下がりましたか? アフガンは? アルカイダは見つかりましたか? アフガンではすでに1年以上も捜索をして何も成果がなく、泥沼に嵌っています。それで今度は増員を検討しています。
アフガンはアヘンの産地ですが、CIAがそこに絡んで資金形成のために、アヘンを米国内に持ち込んで売りさばいているという話もあります。
軍部や諜報機関からすれば、常に争いや危険性が起きていないといけない。平静が続くと予算が削られ自分たちの地位が危うくなるからですね。だから、たまにわざと仕掛けたり嘘の情報を流すのです。そしてそこにしがみついている軍需産業の規模の大きさは桁違いです。世界中で戦争が起きれば儲かってしょうがないでしょう?
話を退役軍人に戻しましょう。この前テキサスで起きた銃乱射事件ですが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)ではないかといわれ始めています。
この数字は実に大きくイラク、アフガニスタン両戦争に従軍した米兵1600万人以上のうち、約20%がPTSDを発症しているといいます。にもかかわらず、米軍が帰還兵とその家族に適切な治療を提供していないとして、米軍に対する批判が高まっているのです。退役軍人でまともな仕事に就ける人が何%いるかも知りたいところです。手足をなくすと普通の仕事に就くのは難しいでしょうし、リハビリが必要なケースも出てきます。
今の米軍は兵士不足に陥っていて、任務を終え退役したくてもさせてくれない状況にあります。 たとえばイラクを終えて任務が終わったかと思いきやアフガンに回されるといった具合ですね。辞められない理由は他にもあり、軍から学費を出してもらっているケース、親の健康保険など家族の付帯サービスを打ち切られる不安からなどのケース、さまざまあります。そうしているうちだんだん頭がおかしくなっていくのです。そして乱射事件のようなことを起こしてしまう。
この前テレビだったと思いますが、今やはりのコンピューターゲームというのが紹介されていて、それはテロリストと戦うストーリーだといいます。まさに時流に合っているわけですね。このゲームの監修を国務省がしていないことを祈る次第ですが、もしかかわっていればやがてマインドコントロールされ、本当にテロリストを捕まえたくなり、すなわち軍隊に積極的に入るようになります。以前にも無料のこうした戦争もののゲームソフトがダウンロードできるようになっていてその背後には国務省がいるという記事を読んだことがあります。
戦争の前線で戦い命を落とすのはそういう若者です。何も知らないところに洗脳されていくわけです、気がついたら軍服を着せられ銃を持って相手を殺していたというイメージですね。1人殺せばあとは何人殺しても同じことでしょう。そんな怖いことが実際に起こっていると思います。
日本も戦前にはそういうことをしていたわけで、軍人という職種がありました。軍人は国を守るのが仕事ですが、言い換えれば人殺しです。私は嫌ですね。
では、自国が外国に攻められたらどうするんだ?という疑問に答えないといけないのですが、その答えが私にはありません。 日本が外国に攻められるということが考えられないのです。平和ボケでしょうか? というか、時代が変わってきているので発展途上国ならともかく、今の日本とそれを取り巻く環境を考えて仮想敵国の北朝鮮や中国、ロシアが日本を武力で攻撃するということはあり得ないと思っているのです。
仮に大韓民国にいれば北が攻め入ることの可能性を感じますが、日本は別問題でしょう。中国にしてもそうで、あれだけ日系企業が進出し人の往来がある中で、突然中国が日本に攻め入ることは考えられないのです。したがって兵士に志願することも考えられませんし、私の場合、非国民扱いで務所行きとなるでしょうね。
今後もイラクやアフガンから大量の兵士が帰還してきます。彼らが軍を離れたときに普通の生活ができるように政府は努力することでしょうね。そうしないとテキサスのような騒ぎがまた起こります。またニュースには出ないものの、元一兵士が起こした事件は数多いと思います。
一番良いのは、米国が世界の紛争解決から手を引き国連に主導権を渡し、その後方支援に回ることでしょうが、国力が衰えるのと同時に少しずつ落ちていくと思います。
ちょっと話が違いますが、鳩山が「50億ドルを出すから」と言ったそうで、それに対してオバマは「ありがとう」と感謝したみたいです。簡単に50億ドルをアフガンのために出すんですよ。今の相場で言えば4500億円です。 このお金どうやって捻出するんですかねえ? それも具体的な使い道は一切なしのいきなり金額提示です。1月で自衛隊の給油が終わるみたいで、これを延長しないための見返り案のようですが、国は借金まみれなのに、まあよく簡単に言えることですね。あとで会計監査院とかの資料が出てくると「使途不明」が山ほどありそうですね。これが国際貢献、お金を出すことが得意の日本外交と日経にも書かれていました。確かにそうです。米国からすれば、口出さずにお金だけ出してくれるのは最高に都合の良いパートナーですけどね。
夫婦がいて、旦那が奥さんに1千万円あるから好きなように使ってちょ。と言われたら喜ぶでしょう? 同じようなもんですね。
この前、読んだ記事でアフガンの国務省の職員が政府の方針に抗議して辞めたという話を持ち出した私ですが、アルカイダはすでにアフガンにいない、パキスタンにいるのに米国は意味のない捜索を繰り返し、お金と人命の無駄使いをしていると言いました。
すると彼は、またアフガンに戻ってくるかも知れないし、アルカイダを潰しテロをなくさないといけない、アメリカが世界平和のために働いているから世界秩序が保たれている、と実にアメリカ人らしい反撃をしました。
このまま話を続けると、明日の朝になるだろうね。と私は話を切り上げて素振りを再開しましたが、これが一般的なアメリカ人の考え方ではないでしょうか?
イラクを攻めたときにも誰かと話をしていたら、「石油の安定供給と民主主義のために」とか言っていました。弱い国を苛めて親分面して石油を安く仕入れることが正しいのかどうかをまず感じますけどね。脅して安く買う姿勢はやくざに等しい。
結果的には「国益」という言葉にすべて結びつくと思いますが、そのためには尊い人命は切り捨てられます。戦争で人が死ぬのは当たり前のことで、尊い人命とか言っている場合ではないかも知れませんが、本当に国益なのかどうかが疑問です。イラク戦争はどうでした? 石油の値段は下がりましたか? アフガンは? アルカイダは見つかりましたか? アフガンではすでに1年以上も捜索をして何も成果がなく、泥沼に嵌っています。それで今度は増員を検討しています。
アフガンはアヘンの産地ですが、CIAがそこに絡んで資金形成のために、アヘンを米国内に持ち込んで売りさばいているという話もあります。
軍部や諜報機関からすれば、常に争いや危険性が起きていないといけない。平静が続くと予算が削られ自分たちの地位が危うくなるからですね。だから、たまにわざと仕掛けたり嘘の情報を流すのです。そしてそこにしがみついている軍需産業の規模の大きさは桁違いです。世界中で戦争が起きれば儲かってしょうがないでしょう?
話を退役軍人に戻しましょう。この前テキサスで起きた銃乱射事件ですが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)ではないかといわれ始めています。
この数字は実に大きくイラク、アフガニスタン両戦争に従軍した米兵1600万人以上のうち、約20%がPTSDを発症しているといいます。にもかかわらず、米軍が帰還兵とその家族に適切な治療を提供していないとして、米軍に対する批判が高まっているのです。退役軍人でまともな仕事に就ける人が何%いるかも知りたいところです。手足をなくすと普通の仕事に就くのは難しいでしょうし、リハビリが必要なケースも出てきます。
今の米軍は兵士不足に陥っていて、任務を終え退役したくてもさせてくれない状況にあります。 たとえばイラクを終えて任務が終わったかと思いきやアフガンに回されるといった具合ですね。辞められない理由は他にもあり、軍から学費を出してもらっているケース、親の健康保険など家族の付帯サービスを打ち切られる不安からなどのケース、さまざまあります。そうしているうちだんだん頭がおかしくなっていくのです。そして乱射事件のようなことを起こしてしまう。
この前テレビだったと思いますが、今やはりのコンピューターゲームというのが紹介されていて、それはテロリストと戦うストーリーだといいます。まさに時流に合っているわけですね。このゲームの監修を国務省がしていないことを祈る次第ですが、もしかかわっていればやがてマインドコントロールされ、本当にテロリストを捕まえたくなり、すなわち軍隊に積極的に入るようになります。以前にも無料のこうした戦争もののゲームソフトがダウンロードできるようになっていてその背後には国務省がいるという記事を読んだことがあります。
戦争の前線で戦い命を落とすのはそういう若者です。何も知らないところに洗脳されていくわけです、気がついたら軍服を着せられ銃を持って相手を殺していたというイメージですね。1人殺せばあとは何人殺しても同じことでしょう。そんな怖いことが実際に起こっていると思います。
日本も戦前にはそういうことをしていたわけで、軍人という職種がありました。軍人は国を守るのが仕事ですが、言い換えれば人殺しです。私は嫌ですね。
では、自国が外国に攻められたらどうするんだ?という疑問に答えないといけないのですが、その答えが私にはありません。 日本が外国に攻められるということが考えられないのです。平和ボケでしょうか? というか、時代が変わってきているので発展途上国ならともかく、今の日本とそれを取り巻く環境を考えて仮想敵国の北朝鮮や中国、ロシアが日本を武力で攻撃するということはあり得ないと思っているのです。
仮に大韓民国にいれば北が攻め入ることの可能性を感じますが、日本は別問題でしょう。中国にしてもそうで、あれだけ日系企業が進出し人の往来がある中で、突然中国が日本に攻め入ることは考えられないのです。したがって兵士に志願することも考えられませんし、私の場合、非国民扱いで務所行きとなるでしょうね。
今後もイラクやアフガンから大量の兵士が帰還してきます。彼らが軍を離れたときに普通の生活ができるように政府は努力することでしょうね。そうしないとテキサスのような騒ぎがまた起こります。またニュースには出ないものの、元一兵士が起こした事件は数多いと思います。
一番良いのは、米国が世界の紛争解決から手を引き国連に主導権を渡し、その後方支援に回ることでしょうが、国力が衰えるのと同時に少しずつ落ちていくと思います。
ちょっと話が違いますが、鳩山が「50億ドルを出すから」と言ったそうで、それに対してオバマは「ありがとう」と感謝したみたいです。簡単に50億ドルをアフガンのために出すんですよ。今の相場で言えば4500億円です。 このお金どうやって捻出するんですかねえ? それも具体的な使い道は一切なしのいきなり金額提示です。1月で自衛隊の給油が終わるみたいで、これを延長しないための見返り案のようですが、国は借金まみれなのに、まあよく簡単に言えることですね。あとで会計監査院とかの資料が出てくると「使途不明」が山ほどありそうですね。これが国際貢献、お金を出すことが得意の日本外交と日経にも書かれていました。確かにそうです。米国からすれば、口出さずにお金だけ出してくれるのは最高に都合の良いパートナーですけどね。
夫婦がいて、旦那が奥さんに1千万円あるから好きなように使ってちょ。と言われたら喜ぶでしょう? 同じようなもんですね。
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