ハイエンドな酒 その1

こんな不景気下でも、「お金に糸目はつけない、手に入れてくれ」とせがむスーパーリッチなお客さんがいます。これがアメリカの懐の深さでしょうか、また世界の富が集中するのがアメリカ。中東からロシアからそして中国から世界の富豪はアメリカにやってくるのです。
前置きはさておき、左のブルーのボトルが「梵 超吟」です。まあ、これは大した値段ではありません。日本では1-1.5万円ぐらいですからここでの売値が400ドル程度。 右は日本でもかなりの高額日本酒に入ります。「黒龍 二左衛門」です。これが日本で3-4万円ですからここでの売値が700ドル程度になりますが、それでも「飲みたい」という需要があるからこちらも探すのです。ちなみに黒龍には「石田屋」というバージョンもあります。
 昨日は精米歩合が2割3分という日本で最高の純米大吟醸酒をいただきました。クリアでしたね。細い洞窟のようなピュアなイメージを通り抜けるとその奥には深いフルーティな味わいが広がっているという表現でもしておきましょう。
 まあ、こうしたハイエンドからローエンドまですべて取り込んでいかないと売り上げは作れません。厳しいご時勢です。

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